人気ブログランキング |

<   2006年 05月 ( 18 )   > この月の画像一覧

b0003400_14574579.jpg

正面に見えているのは土台です。
黒っぽくなっているのは、新築時に塗布した防腐剤・・・クレオソート油です。
このクレオソート油は発ガン性の問題があるため、今では使われていませんが代替品は出ているようです。
以前は、土台にはクレオソート油と決まっていたものでしたが、使うことがなくなって正直ホッとしています。
目にしみるような刺激臭、肌に付くとかぶれるような感じ、塗っていてあんまり気持ちの良いものではありませんでしたからね。

今よく使われているのは、ピレスロイド系の防蟻剤。
クレオソート油よりはマシなようですが、まだまだ取り扱いには注意を要する製品です。
もう少し取り扱いに神経を使わないで済む製品が、出てくることを期待しています。
そのほうが薬剤をしっかりと塗れるはずです。


土台の中ほどに、白っぽい丸が2ヶ所見えると思います。
これは新たに行った防蟻処理の跡です。

土台にドリルで穴を開けて薬液を注入後、木栓で蓋をしたものです。
この方法は穿孔注入処理と呼ばれている方法で、薬液が木材内部まで浸透するようですね。

『土台に穴を開けても大丈夫か?』
と、考えられる方もいるかと思いますが、この程度の穴ならば問題はありません。
その点は安心してもいいですよ。

ちなみに、穿孔注入処理のような防蟻処理については、シロアリ駆除業者さんの仕事になります。
大工さんが行う防蟻処理は、防蟻剤の塗布程度までです。
b0003400_11175031.jpg

こちらは玄関部分の柱、玄関框が取り付いていたところです。
写真ではわかりにくいのですが、この柱もシロアリの被害を受けていました。

このような場合に考えるのは、被害を受けた柱をどうするかです。
シロアリによる被害が大きい場合には柱継ぎ。
中程度の場合には柱の補強。
表面だけの被害の場合には、防蟻処理を施してそのままということもあります。

今回は平屋建てでもあり、柱にかかる荷重が少なめ。
また、玄関周りのため柱が密に立っています。
以上のようことから、防蟻処理をした上で添木程度の補強で済ませることにしました。
これが2階建てで、大きな荷重がかかるような部位ならば、違った対応になると思います。

ちなみにシロアリの被害が柱の内部まで及んでいるのかを調べるには、柱を叩いてみること、柱に突き刺してみることがあります。
柱を玄翁で叩いてみて、中身が詰まっていないような音がしたら、それは中身がスカスカ。
柱にドライバーを突き刺して、そのまま簡単に入ってしまえば、突き刺さったところまで被害が及んでいます。
単純ですが、間違いがない方法です。
b0003400_10333769.jpg

今日からシロアリ被害の復旧工事です。

築40年以上の平屋建て。
玄関周りから羽蟻が飛び出してきていたとのことです。
伺ったときには羽蟻は見受けられませんでしたが、シロアリのいる雰囲気は充分です。

この玄関、床板がだいぶ傷んでいました。
場所によっては、足で踏むと踏み抜きそうになるくらいです。
シロアリの被害というよりは、床板自体の寿命でしょう。
こちらの直しも依頼されたので、玄関周りをさっぱりさせることにしました。

まずは解体です。
どの程度まで直すのかは、解体してみないとはっきりとはわかりません。
思わぬところまで被害が及んでいたり、逆に表面だけの被害で済んでいる場合もあります。
とはいえ、ほとんどの場合、『あそこも、ここも・・・』となってしまうことが多いですね。

今回の場合の、思わぬ被害は玄関框でした。
框の裏側がシロアリにやられていました・・・写真の中央部に写っている材木です。
通常の下地材ならば、用意していった材料でどうにかなりますが、框のような仕上げ材は新たな準備が必要です。

とりあえず作業場に戻って、材料の準備です。
リフォームではありがちなことですが、ここでもたついてしまうと、1~2日は簡単に経過してしまいます。

このあたりの対応力がリフォームでは求められるんですよ。
最近、2件ほどシロアリについての相談を受けました。
相談内容はいずれも、『羽蟻を見かけたので、どうにかして欲しい』とのことでした。

4月中旬から5月にかけては、ヤマトシロアリの羽蟻が飛ぶ時期のようです。
この時期、羽蟻を見かけたら、ヤマトシロアリの可能性があります。

羽蟻が自分の家から飛び出てきたら、自分の家にシロアリが住み着いていると考えられます。
また、羽蟻が他所から飛んできたら、自分の家に住み着く可能性があります。
いずれにしても、まずい事態ですね。

羽蟻を見かけたら、いちばん最初に行うべきことは、羽蟻がシロアリなのかを確認することです。

通常の蟻とシロアリの違いは、ネット上に図説付きで種々出ています。
図説解説ともに、わかりやすいですよ。
これを見れば簡単に区別がつきそうなのですが、近づいて見ることを躊躇される方が多いようです。
特に女性の方には、あんまり気持ちのよいものではないですからね。

そのようなときには、殺虫剤などを用いて、なんとかして1匹(死骸)を確保しておくことです。
その1匹を男性の方に見てもらうようにすればいいと思います。

ここで自分なりの区別法です。
羽蟻の羽がない状態で、通常の蟻の姿ならば、それは通常の蟻。
それ以外はシロアリ。

シロアリだったら駆除と予防ですね。
b0003400_10473758.jpg

ちょっとひどい歩道に出くわしたのでご報告です。

場所は近所。
片側2車線の交通量の多い市道です。
普段は車で通り過ぎてしまうので、今までは気がつきませんでした。

今日、自転車で通ったところ、この状態。
自転車に乗ったまま通り過ぎるのは無理でした。

本当は自転車は車道を通るべきなのでしょうが、この車道を自転車で走るのは厳しいですよ。
で、歩行者に注意しながら車道を通行していたところ、電柱、街路灯、消火栓標識が一箇所に固まっていました。
さらに街路灯にはガードレールまで設置してあり、四重苦状態ですね。

こうゆうのは勘弁ですね。
自転車だけでなく、歩行者にも厳しいと思います。
たまたま、写真向かって右側に、空き地があったので助かっていますが・・・

空き地があるのなら空き地に立てろ、といいたいところです。

道路管理者、警察関係者などは、自らの足で歩いて道路をチェックしないとダメでしょう。
車に乗って通り過ぎるのなら誰でもできますからね。
b0003400_14182586.jpg

こちらは時々頼んでいる家具工場です。
今日は支払いがてら、工場のほうによってみました。

いつもは電話、メール、ファックスでのお付き合い。
たまには顔を出してのお付き合いも必要ですからね。

工場自体は新しいものではありません。
内部にある機械類も最新式ではありません。
でも、しっかりと手入れはされているようですし、工場内部の清掃片付けもいきとどいていました。
やっぱりこうゆうのを見ると安心します。
これからも依頼しようという気になりますね。

内部での作業は見ていて飽きません。
大きな工場ではないため、人手が介在する部分が多いので面白いですよ。
ちょっと埃っぽいですが、機会があったら見学されると面白いと思います。
b0003400_18251188.jpg

正面に立てかけてあるのは脚立ですね。
脚立を広げて梯子として利用しているものです。
脚立のサイズは、折りたたみのところまでが6段あるので1.8mです。
これは業界用語で『6尺の脚立』と呼ばれているものですね。

ちなみに脚立は折りたたみのところまでの高さで、サイズが分かれています。
現場でよく見かけるのは2尺、3尺、4尺、5尺と、この6尺。
すべて尺貫法の世界です。

また、職種によっても、よく使う脚立のサイズは違うんですよ。
大工さんが室内でよく使うのは、2尺、3尺、5尺。
4尺はあまり使いませんし、6尺を室内で使うには大きすぎます。

話を戻します。
6尺の脚立を広げると3.6mの梯子になります。
3.6mの梯子を1層分に立てかけると、写真のような状態になります。
一見すると、屋根まで登れそうですね。
事実、登るのには登れるのですが、この状態だと降りるときにかなり怖いんですよ。

この状態で降りるには、身体を後ろに向けた状態で、足で梯子を探って降りないといけません。
手で梯子をつかむまで、我が身は足任せ。
危ないんですよ。

このようなときには、4m物の梯子が必要です。
梯子を手でつかんでから、足を踏み段に乗せる。
そうしないと危ないですよ。
b0003400_2149738.jpg

小便器周りに取り付けられている手すりです。

見ていただきたいのは、壁に手すりが取り付いている部分です。
手すりは壁に直接取り付けられているのではなく、短冊状の金物を介して壁に取り付けられています。
この短冊状の金物は、手すりを取り付けるための下地材です。

下地材はその名前のとおり、仕上げ材の下に隠れてしまうものなのですが、こちらでは下地材が仕上げ材の表面に表れてきています。
こうゆうことはリフォームではよくあります。
狙った位置に下地が入っていない場合には、仕上げ材の上に化粧を施した下地材を追加したほうが確実ですからね。
ただ、この場合には下地材の分だけ、手すりが出てきてしまいます。

一方新築工事では、手すりに必要な下地の位置はあらかじめわかっています。
そのため、下地は本来の位置・・・仕上げ材の内側に隠れているのが姿でしょう。

この建物は築年数の浅い公共建築物です。
そのため、手すりは最初からこの位置にあってしかるべき物です。
それなのに設計者、施工者ともに手すりの取り付けを見過ごしてしまったのでしょうか?
ちょっと恥ずかしい事態かもしれません。

民間工事だと、出来上がった壁を一部壊して、手すり用の下地を本来の位置に入れることになったかもしれませんね。