カテゴリ:建築用語( 47 )

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工場に取り付けた手動シャッターです。
高さは4メートル近くあります。
シャッター棒は2メートル50センチほどでしょうか。
このくらいの長さがないと、巻き上げられたシャッターを引きずり下ろすことができません。
ただし、2メートル50センチのシャッター棒は、高いところで使うにはいいのですが、シャッターが下りてくるに連れて、その長さが邪魔になってきます。
1メートル50センチぐらいの長さのシャッター棒が、もう1本欲しくなってくるということです。
使い勝手を考えるならば、これくらいの高さがあるシャッターは電動式にすべきでしょう。
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こちらは、平屋建ての保育所です。
屋根の上にはソーラーパネルが設置されています。

先日、このソーラーパネルの上に、ドローン(クワッドコプター)の機体が置き去りにされていて、その機体を下すお手伝いをしました。
下すこと自体は簡単なことなのですが、問題はソーラーパネルの状況です。
ソーラーパネルのガラス面が破損していたら、パネルの交換まで必要となってしまいます。

ソーラーパネルのガラス面は、一般的に用いられている窓ガラスよりは強化されていますが、硬いものが強くぶつかったり、角張ったものなどがぶつかると破損してしまいます。
それゆえ、ドローンなど、ぶつかるとどうなるかわかりません。
そのようなこともあってか、ドローンの操縦者は、機体を置き去りにしてしまった可能性があります。

今回は、幸いにもソーラーパネルの破損はありませんでした。
しかし、次があった場合、どうなるかはわかりません。
我が家のソーラーパネルの近くで、ドローンが飛んでいたらご注意ください。
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建物の壁面から突き出している庇を、下から支えているのは方杖(ほうづえ)といいます。
方杖は頬杖と書くこともあり、そのように書けば、方杖がどのようなものなのかわかっていただけると思います。

ただ、建物の方杖は、下から支えるだけでなく、強風時に吹き上げられるのを防ぐ役割もあります。
つまり、方杖には圧縮力と引っ張り力がかかることになります。

さて、写真の庇は、住まわれているかたが、日曜大工で製作したものでしょう。
写真の方杖の材料は、ホームセンターなどで扱われている鋼製のアングル材で、組み立て式の棚などに用いられているものだと思います。

このような材料でも、何ごともなければ庇を支えることができますが、心配なのは雪が積もったときです。
べたべたの雪が10cmも積もれば、危険な状態となる恐れありです。
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木造橋の欄干の端部・・・親柱(おやばしら)です。
よく見ると、柱の外周部から中心部に向かって、切れ目が入れられています。
この切れ目のことを、背割り(せわり)といいます。

背割りというのは、柱の外周部が乾燥収縮して割れてしまうのならば、最初から切れ目を入れておくことにより、この背割り部分だけに割れを集中させようということで、人工的に入れられた切れ目のことです。
木造住宅の和室の柱にも、このような背割りが設けられているのですが、さすがに目に付くところに背割りを持ってくるわけにはいきません。
背割りは壁などで隠れてしまうところに、設けられているはずです。

また、背割りというものは、乾燥収縮にともなって、開くだけではありません。
乾燥収縮が落ち着いてきても、湿気に応じて閉じたり開いたりします。
その閉じたり開いたりを抑えるために設けられているのが、蝶々型をした千切り(ちぎり)です。
木造住宅の和室の柱に設けられている背割りでは、千切りまでは設けられていないことがほとんどです。
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コンクリート製の境界標です。
境界石でも通じますが、境界石ならばコンクリート製ではなく、御影石製のほうがそれっぽいかもしれません。

ただ、御影石製は高額です。
コンクリート製に比べると、一桁違う感じです。
とはいえ、一桁違うといっても、あくまでも安価なコンクリート製と比べての話です。

土地という高額なものの境界を示すものならば、御影石の値段ぐらいなんともないかもしれません。
境界標を設置する際に、なにもいわずにコンクリート製を選んでしまい、あとから御影石製の存在を知られてしまうと、まずいことになる可能性があります。
コンクリート製と御影石製の両者を紹介した上で、決めてもらうべきでしょう。

写真に写っている2本のコンクリート境界標は、同じ種類のものの上下です。
つまり、境界標の一方は十字型になっていて、もう一方は矢印になっているということです。
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江戸時代初期に建てられた鐘楼(鐘撞き堂)です。
直交する桁材に、それほど古くない火打ち梁(ひうちばり)が取付けられていました。
ここ10年以内に取付けられたものだと思います。

火打ち梁というものは、火打ち梁が取付けられている長方形(正方形)の面が、地震等のときに、平行四辺形にひしゃげてしまうのを防ぐために取付けます。
この面がひしゃげてしまうということは、柱の頭部が、本来あるべき位置から動いてしまうということ。
柱の頭部が、本来あるべき位置から動くということは、とりもなおさず、柱が傾いてしまうということになります。

それを防ぐための火打ち梁なのですが、じつは、鐘楼などというものは、全体の大きさからすると、屋根ががっちり作られているため、火打ち梁がなくとも、長方形(正方形)の面がひしゃげてしまうことはないと思います。
地震で倒れることがあったとしても、屋根面はそのままの形を保ったままで、横倒しになってしまうことでしょう。

正直、この鐘楼には、耐震補強として、火打ち梁を取付けるよりも、先に行うべきことがあります。
ただ、そちらの工事は大がかりになってしまうということで、とりあえず火打ち梁でも取付けてみようか、という工事なのかもしれません。
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便器の上に乗っているものが便座です。
その便座に被さってくるものを、便ふた(便ぶた)といいます。
便座に被さってくるからといって、便座カバーとはいいません。

便座カバーというのは、便座に履かせる靴下状のものをいいます。
その際、便座カバーとおそろいで、便ふたのほうにもカバーを履かせることが、ほとんどだと思います。
このあたり、便座、便座カバー、便ふたの区別がつきにくくなる、原因の1つかもしれません。

ここで、便座に暖房機能がついている場合です。
この場合、便ふたは、便座からの放熱を防ぐ役割を持つことになります。
つまり、便ふたを閉じていると、便座暖房にかかる電気の消費量が少なくて済むということ。
早い話が、便ふたは開け放しにせず、閉じるようにしたほうが、電気料金が安く済みます。

じつは、最近の便器には、便ふたが厚くなっているものがあります。
これは、便ふたの断熱性能を上げるために、発泡系の断熱材を貼り付けたためです。

以前からのタイプの便ふたで、断熱材が貼り付けられていない場合には、便ふたになんらかの断熱材を貼り付ければ、少しではありますが電気の消費量を減らすことができます。
具体的には、厚手の便ふたカバーを履かせてみる、便ふたにエアキャップ(プチプチ)を貼ってみる、などの方法があります。

その際、断熱材は、便ふたの表側に貼ったほうがいいでしょう。
そうすれば、断熱材が暖房便座に直に触れないため、発熱による影響を受けにくくなります。
また、表側に貼ったほうが、汚されずに済みます。
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石畳ハンプの問題点の一つは、その走行音です。
速度を落して通り過ぎてくれれば、アスファルト舗装と同じような走行音なのですが、速度を落さずに通り過ぎてしまわれると、かなりの走行音が発生します。
夜の就寝時間帯に、この音が響くと、かなり気になるのではないでしょうか。
この道路沿いに住んでいる人にとっては、気になるというレベルの話ではなく、騒音といったほうがいいかもしれません。

また、石畳に限らず、ハンプで速度を落した場合、通り過ぎてから加速して、元の速度まで戻そうとする車がほとんどです。
この、車の加速するエンジン音も、騒音となります。
もちろん、エンジン音がしない車は別ですが。

残念ながら、ハンプに出会って 『この場所は住宅地だから、ゆっくりと静かに走らなくては。』 などと考える人は、少数派だと思います。

音の問題を考えると、人の住まいの近くには、ハンプは設けないほうが、よいのではないでしょうか。
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アスファルト舗装を施された道路の、ところどころに石畳の部分がありました。
石畳になっていたのは、わき道がぶつかってくる交差点の部分です。

車で走っていて、路面がアスファルト舗装から石畳に変わると、走行音が変化し振動が発生するため、運転している方へのアラームになります。
つまり、この石畳は 『交差点になっているので注意してください。』 という意味を持っているということになります。
ここでいう注意してくださいとは、減速してくださいということだと考えてください。

このような車両を減速させるための、道路に施された工夫のことを、ハンプ(hump)といいます。
ハンプというと、単にアスファルトを盛り上げて路面上に凸部を設けることによって、車両に対するアラームとすることが多いのですが、こちらでは石畳を用いたということです。

ハンプのほかにも車両を減速させるための工夫として、道路にS字状の部分を設ける(モータースポーツでいうところのシケインです)、部分的に道路幅を狭めるなどがあります。
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通りすがりに見つけた農機具置き場です。
下屋の延長ではなく、下屋の新設でした。

既存の農機具置き場は片流れ屋根となっていて、それほど広くなかったのでしょう。
片流れ屋根の頂部に合わせるように、反対側に簡単な屋根を掛けたものです。
この手の工事の場合、農家の方が古材などを用いて、自分で行ってしまう例も多いのですが、こちらの場合は本職の大工さんが工事を行っていました。
もちろん材料は新しいものです。

新設なった建物で、目を引いたのは、正面に設けられていた木戸です。
この建物は、米ツガ材やSPF材などを中心に作られていましたが、木戸だけは桧の板材が用いられていたからです。
きっと、出来上がった当初は桧の匂いがしていたことと思います。

材料の持ちからいうと、外材にまめにペンキをかけたほうが、桧の無垢材よりも長持ちするかもしれません。
それでも、桧の無垢材としたのは、建て主さんのこだわりかもしれません。


■下屋延長工事 目次■

下屋延長工事 概要
下屋延長工事 木下地の解体
下屋延長工事 ポリカーボネート波板の解体
下屋延長工事 材料
下屋延長工事 集成材
下屋延長工事 垂木の検討
下屋延長工事 垂木掛け
下屋延長工事 垂木
下屋延長工事 集成材の養生
下屋延長工事 建て方
下屋延長工事 仮筋交い
下屋延長工事 材木の重さ
下屋延長工事 トタン受け
下屋延長工事 道具置き場
下屋延長工事 唐草
下屋延長工事 鼻隠し
下屋延長工事 合板張り
下屋延長工事 ポリカーボネート屋根
下屋延長工事 棚
下屋延長工事 残材
下屋延長工事 傘釘
下屋延長工事 道具掛け
下屋延長工事 番外編 
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