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畳の表替えと裏返し 畳の状態

畳の表替えと裏返し 畳の状態_b0003400_18391139.jpg

前稿からの続きです。

写真の畳は、新品の状態から20年以上敷き込んだままでした。
目で見て畳が波打っていることがわかると思います。
目で見てこの状態ということは、素足で歩いてみると、さらに畳が傷んでいることがわかります。
はっきりいって、この状態では裏返しとか表替えの段階ではありません。
今ある畳を処分して、新しい畳を入れるしかないでしょう。

ここまでになってしまうと、新床(しんどこ・・・新しい畳)に入れ替えることで問題ないはずです。
表替えにするか、裏返しで済ますのか、判断に迷うのはここまで傷んでいない場合です。

表替えと裏返しについては、いろいろなサイトで判断基準が記されていますが、ここでは私なりの判断を示してみたいと思います。
まず、裏返しを行った畳表(たたみおもて)は、表替えのように新品になるわけではありません。
表のほうから踏まれて圧力を受けてきた裏側は、表にあらわれてきた段階で、ある程度傷んでいます。
そのため裏返しを行った畳表は、それほど長くもたないものだと思ってください。

ということは、それほど遠くない将来、表替えを行わなければならなくなるということ。
表替えにしても裏返しにしても、そのような作業・・・行事が苦にならない方はそれでも良いでしょうが、そのような作業を面倒と考える方は、現状の畳表がところどころ擦り切れるまで使い切ってしまい、一気に表替えを行ったほうが良いと思います。
そのほうが、少しでも面倒な行事から離れていられますからね。
by safetycap01 | 2008-02-08 17:56 | リフォーム | Comments(0)