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式台。

玄関部分にできる段差の解消方法として式台(しきだい)を取り付けることがあります。

昔ながらの玄関では土間の部分と室内床の間にかなりの段差がありました。
室内床の部分に腰を掛けてお茶を飲んだり出来るぐらいの段差です。
当然上り下りするのに一苦労でお年寄りにはかなりきついはずです。
そのため、土間と室内の間に一段設けて上り下りを楽にしたものが式台です。
最近ではバリアーフリーの一環として昔ほど段差がない玄関にも
式台を設ける例がみうけられます。

広めの玄関では意匠の面でも重要で、式台があると玄関が引き立ちます。
なんといっても最初にお客さんを出迎える場所ですからね。

式台を設けるときには玄関の広さを考慮します。
玄関が広いときには土間の部分で靴の脱着を行い、
狭いときには式台の部分で靴の脱着をするように計画します。

つまり広い玄関では式台は室内床として考え、仕上げ材は室内用。
狭いときには土間として考え、仕上げ材は室外用のタイル等を用います。
奥行きは40cm以上は欲しいところですね。

今回は玄関框、式台ともに桧です。
ケヤキ等の硬い広葉樹で作ることもありますが、桧の無垢材で作りました。

画像は昨日行った洗面所の配管です。
洗面化粧台用に給水、給湯、配水管。洗濯機用に給水、配水管です。
黒っぽく写っているのが給水管。白が給湯管。灰色が配水管。
式台。_b0003400_19221182.jpg

by safetycap01 | 2004-10-28 20:15 | 住宅建築 | Comments(0)