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アパートリフォーム クッションフロア 

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クッションフロアは 『CF』 もしくは 『CFシート』 などと呼ばれている、長尺の樹脂系床材のことです。
樹脂系床材には、長尺のクッションフロアのほかに、タイル状になったいわゆるPタイル(プラスチックタイル)がありますが、主に住宅で用いられているのはクッションフロアのほうです。

クッションフロアとPタイルの違いは、材料としての強さと硬さにあります。
Pタイルは水や磨耗に強く、多数の人間が土足で使用する、店舗、事務所、学校などで使われています。
一方、クッションフロアのほうは、材料としてはPタイルより弱いのですが、文字通りクッション性を持っています。
クッションフロアをPタイルと同じような用途で使うとなると、水や磨耗に弱いということになりますが、住宅レベルで使う分には充分な耐水性、耐摩耗性を持っているといえます。
つまりクッションフロアは住宅向きの材料であり、住宅の水廻り程度で用いるならば、耐水性のある材料です。

クッションフロアのもう一つの特徴は、長尺の材料であるということです。
Pタイルが一枚一枚に分かれているのに対して、クッションフロアはロール状になっています。
つまり長さ方向については、継ぎ目が少ないということで、継ぎ目からの剥がれ、水漏れが少なくなります。
この点は床素材として良いことなのですが、この継ぎ目が少なく長い素材ということは、施工性を妨げる要因になります。
つまり、施工する際には、部屋の中に部屋の長さ以上の素材を入れて、施工しなければならないわけで、これはどう考えてもたいへんです。
by safetycap01 | 2007-04-10 17:49 | リフォーム | Comments(0)