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アパートリフォーム 繊維壁のクロス張り 桟木の留め方

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桟木(さんぎ)の端部の留め方を、何通りかあげてみます。
これは、付け鴨居(つけかもい)を母材として、桟木を付け鴨居に突き付けて留める方法で、もちろん他の場合にも使える方法です。

まずは、黄色の方法です。
これは、付け鴨居から、釘をまとも桟木に向かって打ち込む方法で、いちばん簡単な方法です。
ただ、現実には、釘を付け鴨居から打ち込めないような場合がかなりあります。

次は、赤色の方法です。
これは、釘を上の桟木から斜めに打ち込んで、付け鴨居と、釘の長さによっては下の桟木までとどかせてしまう方法です。
慣れていないと釘を斜めに打ち込むのが難しく、また、材の端部に打ち込むため、材が割れる恐れがあります。
慣れないうちは、釘を打ち込む箇所に、キリで下穴を開けてからでないと厳しく、難易度はいちばん高いと思います。

最後は、白色の方法です。
これは黄色の方法の応用で、下の桟木が邪魔をして、まともに釘を打ち込めない場合の方法です。
この場合は、釘が斜めに出てしまわないように注意が必要です。

以上3種類の留め方をあげてみました。

もちろん釘ではなくビスでもおなじことですが、ビスの場合には、釘よりも径が大きく、ねじ山が切ってあるため、材が割れやすくなります。
また、釘ならば、材内部で釘がかち合ってしまっても、よけて進んでくれますが、ビスの場合はねじ山が邪魔をして、かち合ったビスが止まってしまうことがあります。
そのような場合は無理は禁物で、別の場所に打ち込むなり、打ち込む方法を変えてみてください。
by safetycap01 | 2007-03-14 18:33 | リフォーム | Comments(0)