屋根替え#1
先日、こちらに載せた瓦棒葺きの建物です。
見た目よりも屋根の傷みが進行していて、結局、屋根替え工事を行なうことになりました。
ここで屋根替えとは、屋根を葺き替えること。
屋根替えと屋根の葺き替えは同じことです。
そして屋根替えには屋根の傷み具合によって、どこまで葺き替えるのかという話が出てきます。
屋根替えを大まかに分けると、以下のようになると思います。
表面に表れている屋根材だけを葺き替える場合。
屋根材の下、野地板まで葺き替える場合。
さらに野地板を支えている、垂木(たるき)まで交換する場合。
もちろん、屋根材だけを葺き替えようとしたら、一部野地板まで葺き替えることになった、というようなことはよくあります。
傷んでいる部分を、そのままにしておくわけにはいかないですからね。
ただ、屋根をめくってみたら思ったよりも傷みが進行していた。
となると材料と職人さんの手配がたいへんです。
屋根替え工事は天候との戦い、待ったなしですからね。
写真は屋根替え工事のために足場を組んだところです。
緩勾配の屋根の場合、屋根の上に登ってしまえば足場がなくても、仕事自体は出来そうに見えますが、いくら屋根の勾配が緩くても足場は必要です。