ロックウール
駐車場の鉄骨に吹き付けられたロックウールです。
ロックウールは岩綿、アスベストは石綿。
名前は似ていますが別物です。
別物なのですが、一見しただけでは見分けがつきません。
化学処理をしたり顕微鏡で見てみると、簡単に見分けがつくようですが、一般的ではないですね。
ロックウール自体の発がん性は、今のところ認められていないようです。
ただ、ロックウールは細かいものなので、吸い込むことによる一般的な塵肺の危険性はあるようです。
とはいっても建設工事現場や坑内作業などとは違い、一般的な状況では、ロックウールの粉塵が飛び散ることはないでしょう。
あまり神経質にならずによいと思います。
じつは、この吹き付けロックウール。
以前のものにはアスベストが含まれている可能性があります。
特に昭和の時代に施工されたものは要注意です。
アスベストの含有量が多いものがありそうです。
剥き出しのロックウールが不安でしたら、施設管理者に問い合わせたほうがいいかもしれません。