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階段手すり

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こちらは、使いにくい手すりの例です。

使いにくいのは向かって左側。
手すりの高さが、平らなところと、階段部分で違っています。
平らなところで110cm程度、階段部分で80cm程度でしょう。
20cmは高さが違っています。

平らなところの手すりの高さ110cmは、転落防止用の高さです。
一方、階段部分の手すりの高さ80cmは、階段の昇降用ですね。

向かって左側の手すりは、途中から手すりの役割が変わっているのに、1本の手すりで兼用してしまっています。
そのため、使いにくくなってしまっています。
途中で手すりの高さが変わると、怖いんですよ。

階段手すり_b0003400_183335.jpg

こちらは転落防止用の手すりと、階段昇降用の手すりを、2段に分けて取り付けている例です。
コストはかかりますが、やはりこちらのほうが使いやすく、安心感があります。

ちなみに、上の写真は公共建築物で、下の写真は商業建築物です。
公共の建物は、民間の建物のお手本になって欲しいところですが、ちょっと残念です。
by safetycap01 | 2006-03-07 18:44 | バリアーフリー | Comments(0)