給湯器
こちらは給湯器の下部、配管類が集中している部分です。
追炊き用ペアチューブ、リモコン用配線、電源用配線、ガス管、給水管、給湯管がきています。
こちらは新築なので、配管類が整然と並んでいますが、古いタイプの給湯器を付け替える場合などでは、配管類が錯綜してしまうことも多いんです。
この配管類、つなぎ込むのは一つの職種ではありません。
ガス屋さん、水道屋さん、電気屋さんの3職種がつなぎ込みを行います。
仕事の流れがよいと問題はないのですが、我先に配管、配線されると困ってしまいます。
後から行う配管作業が、苦しくなってしまいますね。
給湯器関係で注意しなくてはいけないことは、寒い時期の凍結です。
給湯器、凍結させてしまうと、熱源部分が破裂してしまうことがあります。
それを防止するのが、水抜きとヒーターなのですが、そのヒーターには、画像の右下にある防水コンセントから、電気が供給されています。
そのため、このコンセントを抜いてしまうとまずいんですよ。
通常、コンセントは差したままになっていますが、外部作業などで電気を使うときに、このコンセントを外してしまうことがあります。
そのままの状態で、朝を迎えることは少ないとは思いますが、ちょっと注意してみてください。
また、長期の不在時などに、おおもとのブレーカーを落としてしまうこともあります。
この場合には、しっかりと給湯器の水抜きをすることが必要です。
今年の冬は寒くなっています。
給湯器にも目を向けてみてくださいね。