配管
こちらはトイレの配管の様子です。
グレーの配管が排水管、黒っぽく見える配管が給水管です。
排水管は無理なく配管できていますが、給水管は苦労のあとがうかがえます。
土台、際根太(きわねだ)・・・壁際の根太、筋交いをよけての配管になっています。
壁の中を立ち上がる給水管、給湯管は、どうしてもこうなってしまいます。
これが排水管だとまずいですね。
これだけ配管を取り回すと、詰まりの原因になる可能性大です。
排水管は、素直に下方に抜いてあげるのがいいのかと思います。
横方向に排水管を抜くときには、排水経路を出来るだけ単純にしたいですね。
じつは、この排水管、根太の位置にちょうど当たっています。
画像中で、1本根太が抜かれているのがわかるかと思います。
こうなってくると、大工さんの出番ですね。
排水管を除けた位置に、根太を追加、移動しないといけません。
まれに、そのまま床板が閉じられてしまうことがあります。
水道屋さんは、大工さんに伝えたつもり。
大工さんは、そんなこと聴いてないよ。
もしくは、水道屋さんがどうにかするだろう。
ありがちなことなので、要注意です。
土日は大工さんは現場を空けています。
電気屋さん、水道屋さんにとって、存分に仕事が出来る日となります。