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リフォーム8日目

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クロスが貼りあがって部屋らしくなりました。

クロスの場合、道具、材料の段取りがひと仕事になります。
道具には大物で脚立、足場板、糊付け機。
中位で攪拌機、バケツ、掃除道具。
小物で照明器具、腰袋などですね。
その他にクロス材、クロス糊、クロスパテなどです。
一番重い道具は糊付け機です。30kg以上ありますね。
狭いところに搬入するのは大変ですよ。

クロス屋さんが現場で一番最初に考えるのは糊付け機のセット場所でしょう。
適当な場所がない場合には材料を購入したクロス問屋さんで、糊付けを済ませてくる場合もあるんです。
もちろん現場の状況に合わせて、現場で糊付けしたほうがいいんです。

この糊付け機の存在がプロと一般の方との一番大きな違いかもしれません。
かと言って一般の方が糊付け機を使えば、プロ並みの仕上がりになるわけではないんですよ。
糊付け機を使いこなすにはそれなりの経験と知識が必要ですからね。

道具、材料のセットが終わるとクロスを剥がし始めます。
剥がすのって気持ちがいいんですが、慣れない人が剥がすと剥がしすぎたりするんです。
プロは小さなカッターナイフを使って皮一枚きれいに剥がしていくんです。

そのあとはパテを練ってパテ埋めですね。
新築の場合と違って、貼り換えの場合はパテ工事は少なくて済みます。
今回は短時間で終わりました。

それからがクロスの貼り込みになります。
糊付けしたクロスを、ヘラとカッターナイフを使って貼り込んでいきます。
リズミカルで観ていて気持ちのよいものです。
自分でクロスを貼ろうと思われる方は、一度観ておいたほうがいいですね。
クロスを貼っていく順序。
スイッチ、コンセント部分などの小さな開口の処理方法。
出入り口やサッシ周りなどの大きな開口の処理方法。
入り隅の納め方。
コークボンドの使い方。
などなど勉強になりますよ。

今回の仕事はクロス屋さんが2人、朝8時半から始めて夕方5時で完了です。
クロス屋さんの工事終了時間としては早いほうなんです。
夜食まで食べるような現場も珍しくないですからね。

明日は電気の器具付けとガスの開栓です。
by safetycap01 | 2005-06-15 21:53 | 大工仕事 | Comments(0)