建前#2
この画像は昨日の現場を裏側から撮ったところです。
現場もこれだけ広さがあると楽ですね。
通常の住宅地で仕事をしている職人さんがうらやましがると思います。
建前で使う材木関係、職人さんたちが乗ってきた自動車、レッカーなどのスペースのほかに、作業スペースまで確保できています。
こんな現場は少ないんですよ。
住宅地だと2~3区画分の広さを使っています。
たいへんなのは作業終了後の清掃ぐらいでしょう。
中央に据え付けてあるのは5ton吊りのラフテレーンクレーン・・・ラフターです。
大型のものには50ton吊り以上のものもありますが住宅レベルではこの程度で充分です。
クレーンの導入で建前の人手が少なくて済むようになりました。
まれにクレーンを使えない現場があります。
そうゆうときはベテラン職人さんたちの出番ですね。
若い職人さんの力とロープを効果的に使って建前を行ってくれます。
画像の手前に積み上げてあるのは建前で使う材木です。
積み方を間違えるとたいへんです。
現場が混乱して罵声が飛び交うことになっちゃうんです。
みんな真剣ですからね。
材木は現場で順序良く積み上げるんじゃないんです。
下小屋から車に積み込む時点で、組み立てるときのことを考えて積み込むことになります。
番付けが読めない人には出来ない作業ですね。
この現場で使っている柱は桧の3寸5分角でした。
KD材・・・人工乾燥材じゃないので重いんですよ。