柱の爪あと
入居者退去後のアパートです。
よく見ると、ところどころにネコの爪とぎ痕のような傷がありました。
ネコにしては爪とぎ痕の位置が低いし、傷の数も少なめです。
アパートのオーナーさんによると、入居者はイヌもネコも飼っていなかったはずとのこと。
もしかすると、フェレットやハムスターなど、イヌネコ以外の小動物かもしれません。
そういえば、部屋の中に入ったとき、芳香剤の匂いがしました。
それも、ほのかに漂ってくるのではなく、強めに匂ってくる感じです。
きっと、小動物の匂いをごまかすため、退去時に芳香剤を振り撒いていったのではないでしょうか。
このような爪とぎ痕は、そのままにしておくわけにはいきません。
なんらかの補修工事が必要となってきます。
写真のような場合には、爪とぎによる木肌のささくれを、紙やすりで取り除いたうえで、木肌と似たような色のウッドパテで埋めてみるつもりです。
傷があまりにも酷い場合は、上から薄板を貼ってしまう手があります。