床補強
こちらは、床下点検口を設置しようとして、1階床を開口したところです。
そうしたところ、開口内に大引きが出てきてしまいました。
当然ながら、大引きの入っていそうなところを避けて開口しました。
それなのに、大引きが出てきてしまったということです。
このことについては、休憩時にお客さんと話しているときに、理由が判明しました。
それは、以前この付近にピアノを置いていたことがあるという話が出たからです。
ピアノというのは、アップライトピアノであっても、そこそこ重たいものであり、新築時であればピアノを置きそうな場所を、補強しておいたほうが賢明です。
ということで、こちらも新築時に床の補強がなされていたということでした。
こちらの場合、床補強の内容は、通常90cmピッチ程度で入れられている大引きの中間に、1本大引きを追加。
さらに、通常30cmピッチ程度で入れられている根太が、21cmピッチ程度とされていました。
大引きと根太を密に配置することによって、ピアノの重さに耐えるということです。
正直、根太が密に入っているであろうということは、床を踏んだ足触りから前もってわかっていましたが、大引きまで密に入っていることは想像していませんでした。
それゆえ、開口してみて、びっくりということです。