幅広の押入れ
和室6畳間の短辺側に設けられていた押入れです。
幅は1間半(約2.7m)で、奥行は通常の押入れと同じで半間(約0.9m)です。
1間半幅の押入れについては問題ないのですが、問題は押入れの襖(ふすま)です。
1間半幅の押入れに対して、襖が2枚になっています。
これでは、1枚の襖の幅が広すぎます。
襖の溝を3本にして、襖を3枚とすべきでしょう。
1枚の幅が狭くなると、開け閉てが楽になります。
また、3本溝とすることによって、最大開口幅が1間(約1.8m)となります。
以上により、使いやすい押入れとすることができます。
このようにすると、襖2枚よりも費用はかかりますが、1.5倍まではいかないはずです。