貸店舗改装工事 その6 壁下地
こちらの建物の外壁は、ALCと呼ばれているパネル状の軽量気泡コンクリートです。
この外壁に内壁を設けるには何種類かの方法があるのですが、今回は外壁に木材を接着材とビスで固定することにしました。
この方法は手間はかかるのですが、後から内壁に何かを取付けたりするのに、木下地を利用できるという利点があります。
また、木下地ならば一般の方でも物を取付けることができます。
ここで見ていただきたいのは、縦(垂直)に取付けられているALCパネルと、横(水平)に取付けられている木下地です。
ALCパネルには、パネルゆえに多少の出入りがあります。
その出入りを調整するのには、下地を横に張るほうが調整しやすいからです。
ALCパネルへの固定に際して用いたビスは、ドーブチビスと呼ばれているものです。
この手のビスを用いるにあたっての注意事項は、調子に乗って締めすぎないことです。
締めすぎてしまうと、ビスのねじ山が穴の壁を壊してしまい、ビスが抜けやすくなってしまうことがあります。
貸店舗改装工事 まとめ