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和室を洋室へ その19

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フローリング材を張るときには、根太と直行させるように張るのが普通で、またそのようにフローリング材も作られています。
これは、根太の上に直接フローリング材を張るときだけでなく、根太の上に合板を捨て張りして、その上にフローリング材を張るときにも同様です。
なぜなら、根太の上に12mmの合板を一枚張ったぐらいでは、根太の中間で合板が沈んでしまうためで、12mmの合板一枚にそれほど頼ることができないからです。

ということは、根太の中間部で沈み込まないように、厚手の合板を張ったり、根太間隔を縮めてしまえば、私としては根太の方向にこだわらないでいいと思っています。

今回はまさにそのような場合で、フローリング材と根太を同じ方向に張るようになってしまいました。
ここで、とったのは根太の間隔を縮める方法です。
これは、厚手の合板を張ってしまうと、床の高さが上がってしまい、他の部分との取り合いがおかしくなってしまうからです。

通常、1尺(303mm)ピッチで根太を入れるところ、ここでは5寸(151mm)ピッチとし、さらにフローリングの継手に駒を入れています。
手間はかかりますが、このくらいやっておくと床はかなりがっちりします。
by safetycap01 | 2009-07-30 18:19 | リフォーム | Comments(0)