<   2015年 01月 ( 10 )   > この月の画像一覧

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こちらは、カラーベスト屋根の棟包み金物を、素手で持ち上げてみたところです。
工具を使わずに簡単に持ち上げることができました。
本来ならば、素手で持ち上げることなど、できないはずのものです。

なぜに、簡単に持ち上げられたかというと、ご覧のように下地の木材が傷んでいたためです。
そのため、釘が役に立っていなかったということ。
釘のほうも、指で摘むと抜けてきてしまうような状態でした。

下地が傷んでしまったのは、日照により棟包み金物ごと熱せられてしまうこと。
夏場などは、触れると熱さで火傷するぐらいの温度になります。
また、風雨時には屋根面を吹き上げられた雨水が、下地材のほうまで入り込んできます。
以上により、杉板の貫材などを下地材として用いていると、10年程度で傷んでしまうことがあります。

厳しい条件にさらされる下地材には、傷みやすい杉板ではなく、傷みにくい木材や樹脂系の製品を使用すべきです。
ただ、棟包み金物自体、金属の薄板なので、ある程度の年数で交換する必要があります。
それを考えると、それほど長寿命の下地材でなくてもいいと思います。
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枯れ枝の落下により、割れてしまったカラーベスト2枚を、新しいものに差し替えたところです。

カラーベストというものは、下地材に釘止めされています。
差し替えるとなると、釘を抜くなり切断するなりしなければ、古いカラーベストがきれいに撤去できず、新しいカラーベストを差し込むことができません。
ところが、釘止めされている位置といえば、カラーベストの重なり部分ということで、表面からは隠れてしまっています。
そのために専用工具として、釘を抜くためのスレーターズリッパー、釘を切断するためのスレーターズネイルソーがあります。
これらの専用工具は、カラーベストの重なりの部分に差し込んで、釘を抜いたり、釘を切断したりするものです。

それでは、古い釘を処理して、古いカラーベストを撤去した後、新しいカラーベストの釘止めはどうするのかという問題です。
じつは、新しいカラーベストは釘止めできないため、接着剤やシーリングなどで固定することになります。
カラーベストの差し替えの場合、このように簡便な固定となるため、破損した枚数が少ない場合のみ可能ということです。
破損した枚数が多い場合は、差し替えではなく、広く剥がして張り替えとなります。
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カラーベスト葺きの勾配屋根を持つ2階建てです。
雨漏りがするというので点検したところ、何枚かのカラーベストが割れていました。
カラーベストが割れてしまった原因は、建物近くにそびえているケヤキの木から、枯れ枝が落下してきたためだと思います。

ケヤキやサクラの木は、枯れ枝が発生しやすい樹木といわれています。
そのような樹木は、建物のそばに植えないこと。
すでに植えられている場合には、枯れ枝が落下する前に、枯れ枝の除去を行うことが必要です。

ただ、枯れ枝の除去は大きく育ってしまった樹木では、プロの植木屋さんでないと無理です。
どうせプロに依頼するのなら、枯れ枝の除去だけでなく、高さを切り詰めてもらうといいでしょう。
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千本格子(せんぼんごうし)を組み込んだ、街道沿いの日本家屋です。
元は商家であったことと思います。
1階の外壁が、サイディングとアルミサッシでリフォームされていました。
2階の外壁は、元のままの千本格子ということです。

やはり、2階のほうが風情があります。
きっと、そのように考える方のほうが多いことでしょう。
どうせならば、1階の外壁にも千本格子を用いて欲しいところ。
サイディングの上に、千本格子を設けるという方法もありますからね。

ただ、そのようなことを行うとなると、それなりの費用がかかります。
また、窓の前に千本格子を設けてしまうと、明かり取りの点で不利になります。
そして、千本格子を木製とするならば、メインテナンスの問題も出てくるということです。
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天井から吊り下げている、ネコ用空中回廊です。
板材は12mm厚の合板。
この板材を、ほぼ90cmピッチで天井から吊っています。
このくらいならば、1スパンにネコが2~3匹乗っても大丈夫です。

人間がぶら下がったらどうなるか?
みしみし音がすると思いますが、一時的にぶら下がるのなら大丈夫だと思います。
ということで、人間がぶら下がっていいのは、非常時のみです。
日常的にぶら下がるのは危険です。

もちろん、天井下地組みの時点から、人間がぶら下がることを考えて工事を行えば、人間がぶら下がれる空中回廊も可能です。
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2階の窓に設置されている手すりです。
その手すりに、物干が掛けられていました。

このような物干の掛け方は、物干を掛ける人が、窓から転落する可能性があります。
それも落ちるなると、頭から落ちることになるので、命にかかわる事故になってしまいます。

対策としては、屋内に物干掛けを設けること。
もしくは、外壁に壁掛け型の物干金物を設けることが必要です。
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これは、広縁(ひろえん)を縁の下から見上げたところです。
普通の広縁ならば、根太と床板が見えているところ、こちらでは根太の下端に仕上げ材を貼っています。
このようにすると、広縁の裏側がすっきりと見えます。
こちらは、敷地内高低差のある建物ということで、目の高さに広縁の裏側がきてしまうため、このように裏側を仕上げたものだと思います。

また、このように根太の裏側に板を貼ると、床板が2重になるため、床の断熱性能が少しではありますが上がります。
裏側が吹きさらしになっている広縁なので、断熱性が上がることはありがたいことです。
さらに、表面と裏面の板材間に断熱材を入れれば、より断熱性が上がるというものです。
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これは、灯油を蓄えておくためのタンクです。
寒い地方では普通に見られるものですが、こちら南関東地方では珍しいものといっていいでしょう。

なぜに灯油タンクなのかというと、こちらでは石油給湯器を用いているためです。
都市ガスを用いるガス給湯器ならば、このような灯油タンクは不要であり、プロパンガスを用いるガス給湯器ならば、灯油タンクはの代わりにガスボンベということになります。

この灯油タンクへの灯油の供給は、ポリタンクで灯油を購入してきて、灯油タンク内に入れるという方法がありますが、さすがにそれでは面倒です。
こちらでは、灯油の配達業者さんに灯油の供給を依頼しています。
灯油については、ストーブが必要な時期に街中を廻って配達してくれる業者さんがいますが、ストーブが不要な時期でも配達をしてくれる業者さんがいます。
こちらでは、そのような業者さんへ配達を依頼しているということです。
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ガス給湯器を開けたところです。
思ったよりも部品数が多く感じました。
また、その部品も細かなものが多いように見えます。
エアコンよりも複雑ではないでしょうか。
これが、薄い鉄板一枚隔てて、外気に晒されているとなると、故障が発生することも不思議ではないと思います。

このような機械製品は、外壁設置型とうたわれていたとしても、囲いでも設けて、直接の雨風紫外線から隔てておきたいところです。
もちろん、換気の問題、熱の問題は考えたうえでのことです。
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ドアを閉めても、開いてしまう場合です。
この場合、まずチェックすべきは、ラッチボルトとストライク(受け座)の高さが、ずれていないかどうかです。

ラッチボルトは、扉側の金物で凸型をしています。
ストライクは、ラッチボルトを受けるためのもので、ドア枠のほうに設けられています。
ラッチボルトとストライクの高さがずれていると、ラッチボルトがストライクにはまらないため、ドアが閉じたままになりません。
よって、ラッチボルトとストライクの高さを、合わせる必要があるということです。

それでは、なぜにラッチボルトとストライクの高さがずれてしまうのかというと、不等沈下などにより建物がゆがんでしまったこと、丁番取付け部が経年劣化してしまったこと、などが考えられます。
ほんとうならば、これらの原因を解消すべきなのでしょうが、建物の不等沈下など簡単に直せるものではありません。

そこで、簡単に高さのずれを直す方法としては、ストライクの高さを移動する方法があります。
ストライクの高さを移動するには、ドア枠を掘り込む必要がありますが、それほど難しい作業ではありません。
ドアを閉めても開いてしまう場合、まずこのあたりを疑ってみてください。
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