<   2012年 11月 ( 13 )   > この月の画像一覧

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ハウスメーカー製の軽量鉄骨造の住宅です。
見ていただきたいのは、木下地の配置です。

外壁側では、水平方向に50cmピッチ程度で下地が入れられています。
内壁側では、垂直方向に45cmピッチ程度。
水平方向には外壁側と同じように50cmピッチ程度なのですが、途中で下地材一本分ぐらいずれていました。
以上の事実を、室内側を剥がしたところで知ったわけです。

これが室内側を剥がさずに、既存の下地を利用して、手すりなどを取り付けようとすると、下地配置の規則性がわからないため、苦労したことでしょう。
こういうのは困ります。
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玄関内部の巾木(はばき)がシロアリの被害に遭っていました。
被害はここだけで納まっているのか、それとも他にも及んでいるのか。
まずは、被害の範囲を調べることが大事なことです。

幸いにも、被害に遭った巾木の裏側は和室です。
畳を上げて、床板を開口すれば、床下の状況がわかります。
結果、和室ほうは被害がなし。
土台も床束も根太も、問題はありませんでした。
また、床下の土の状況は、湿気が少なくぱさぱさの状態でした。
これならば大丈夫であろうということで、開口した床板をビス止めして閉じておきます。
ビス止めしておけば、次に何かあったとき、住まわれている方が、自分で開けて確認することができます。

巾木に被害を与えたシロアリは、和室のほうから侵入してきたのではなく、玄関土間から上がってきたようです。
一般に、玄関土間というのは、土を盛った上に、コンクリートを均して作ります。
つまり、コンクリートの下は土ということで、玄関には土が大量にあるということです。
そしてその土は、コンクリートによって保護されているということになります。
なんらかの拍子にコンクリートにひび割れでもできれば、そのひび割れを伝ってシロアリが上がってくるということです。
玄関内部がシロアリ被害に遭うということは、珍しいことではありません。
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一目見たところ、クッションフロアの上に、白っぽいシールのようなものが貼りついているのかと思ってしまいました。
じつは、この白っぽいものは、クッションフロアの表面が剥げているところでした。

場所は、台所のコンロ台の下。
となると、コンロで熱せられた鍋やフライパンなどを、思わず床に置いてしまったところでしょうか。
クッションフロアが円形に剥げているところを見ると、被害は床だけでとどまった可能性があります。
それならば不幸中の幸いだと思います。

この例からわかるように、クッションフロアというものは熱に強くありません。
クッションフロア周辺での、熱いものの取り扱いには、くれぐれもご注意ください。
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トイレの床に貼られていたクッションフロア(CF)を剥がしたところです。
中央部分にくっきりついているのは、便器が据えつけられていた跡です。

これだけ跡がついているとなると、クッションフロアを残して便器だけ交換するのは、考えてしまいます。
もちろん、新しい便器が古い便器を覆うようなサイズならば、クッションフロアについた跡は見えなくなりますが。
私としては、これを機会にクッションフロアを貼り替えることをお勧めします。

ただ、クッションフロアを貼り替えるとなると、工程と職種が増えることになります。
便器の交換だけならば一日で済んだところ、クッションフロアを貼り替えるとなると、二日見ておいたほうがいいでしょう。
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物入れの棚板を新しくしたところです。
今までは、住まわれている方が、15mm合板を棚板としていたところ、棚板のたわみがひどくなってきたため、棚板を新しくして欲しいとのことでした。

ここで、今までのように15mm合板を切断してきただけでは、プロに頼む意味がありません。
プロとしては、今までよりもしっかりしたものを作りたいものです。

そこで、棚板としては12mm合板を用い、棚板の前面下端に30×40の垂木(たるき)を貼り付けてみました。
これで、棚板の厚みは薄くなりますが、棚板のたわみは少なくなるはずです。
できれば、30×40の垂木ではなく、ツーバイフォー材ぐらいを用いたいところですが、そのようにすると、棚板までの高さが低くなってしまいます。

また、30×40の垂木のままで、重いものを載せるためには、垂木を下から支えてやれば、かなり重いものでも載せられるはずです。
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こちらは、内壁を作る前に、エアコンのスリーブを開けたものだと思います。
断熱材がスリーブを避けて設置されていました。
スリーブの下部に、残熱材の空白箇所が生じています。
さすがにこれは、まずいでしょう。

スリーブと配管設置後に、大工さんが断熱材を施工したのならば、大工さんの手抜きです。
断熱材施工後に、空調屋さん(電気屋さん)が配管を通したのならば、空調屋さんの手抜きです。
そして、それを見逃した施工者(現場監督)のミスです。

内壁を作る前にスリーブを開けたとしても、このような工事では意味がありません。
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住宅の掃出し窓の上の、壁の部分です。
リフォームにさいして、内壁を剥がしたところです。

黄色く囲っているのは、エアコンの配管類を通すためのスリーブです。
こちらでは、そのスリーブを中心として、壁断熱材が渦巻き状に回転していました。
これは、壁にスリーブを開ける際に、回転する刃を用いたため、刃の回転に引きずられて、断熱材が回転したものです。
おかげで、壁内部に断熱材の空白部位が生じていました。
この空白部位のおかげで、壁の断熱性能が大きく下がったとは思いませんが、空白部位はないほうが良いに決まっています。

このような空白部位を生じないようにするには、内壁ができあがってからスリーブを開けるのではなく、内壁を作る前にスリーブを開けてしまうのが確実です。
ただ、そうすると、エアコン室内機の配管位置と、スリーブの位置がずれてしまうことがあります。

よっぽどうまくやらないと、断熱材に空白部位を生じさせること、室内にエアコン配管が出てくること、このどちらかになってしまいます。
また、その時はうまくいったとしても、時が経ち新しいエアコンを交換する際に、新しいエアコンではスリーブ位置が合わないこともあります。
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傷んだ木枠の交換を行ったところです。
木枠の交換に際しては、木枠周囲の壁を剥がしています。

写真は、剥がした壁を新たに作り直して、クロスを貼ったところです。
クロスは、全体を貼り直したのではなく、部分補修ということで、木枠周囲のみ貼り直しました。

さて、どうでしょう。
今までどおりの箇所と補修した個所で、違和感は感じられるでしょうか。
実物は、ほとんど違和感が感じられませんでした。
違和感を感ずる人は、少なめだと思います。

予算が許せば、全面貼り替えのほうが良いのに決まっています。
ただ、部分補修であっても、クロスの選択を間違えなければ、それほどおかしなものにはならないということです。
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天井まで達する家具の新設にともない、天井の照明器具を移動しました。
そのままの位置でも、家具の扉と照明器具は当たらないのですが、これを機会にクロスを貼り替えるということで、照明器具を空間の中心に移動しようということです。

工事の方法は、旧位置と新位置の中間に穴を開け、配線を移動することになります。
正直、たいした工事ではないのですが、このような工事であっても、それなりの資格が必要となります。
早い話が、電気屋さんを呼んでこないと、このような工事はできないということ。
そして、それには、それなりの費用がかかります。
ただ、私の場合は電気工事士の資格を持っているため、自分でこのような工事ができるということです。

作業のほうは、1時間かからずに終わってしまいます。
あとはクロス屋さんがパテ処理を施して、クロスを貼っておしまいです。
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これはエアコンのスリムダクトの、フリーコーナーと呼ばれている部材です。

スリムダクトというのは、配管カバーのこと。
フリーコーナーというのは、じゃばら管のこと。
そのほうが一般的な呼び名ではありますが、物販サイトなどで購入する際には、正式名称を知っておいても損はありません。

スリムダクトというのは管状になっているため、エアコン配管に被せるには、端部から通す必要があります。
ただ、端部から通すとなると、エアコン配管を室外機から外す必要があります。
そうなってしまうと、一般人の手には負えません。

そこで、便法として、スリムダクトを縦に裂いてしまい、エアコン配管に被せてしまう方法があります。
スリムダクトを縦に裂くには、カッターナイフを用いれば問題なく可能。
縦に裂いてしまったスリムダクトは、ビニールテープなどでところどころ巻いておけばいいでしょう。
このような便法であっても、配管カバーを用いないテープ巻よりも、見た目はいいはずです。
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