<   2012年 09月 ( 11 )   > この月の画像一覧

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こちらは、蟻継(ありつぎ)という継手が見えるところから、桁か土台などの横架材でしょう。
2尺(60cm)程度の材料が使われなかったようです。
間違えて長く作ってしまったのか、余計に作ってしまったのか、もしかすると台木として用いた古材の忘れ物でしょうか。

使わなかったからには、必要なかった可能性が高いはずです。
ただ、このような材料が床下から出てくると、あらぬ疑いを受けるおそれがあります。
このような材料は、単なる残材とは違い、床下に忘れていい材料ではありません。
忘れることなく、早めに片付けてしまいましょう。
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畳床を上げてみたところ、玉石が出てきました。
これは、従前の建物の束石(つかいし)として用いられていたもののようです。
他にも、コンクリート基礎の一部がそのまま残っていました。

床下から、建築工事時の残材が出てくることは珍しいことではありません。
しかし、基礎が残されているのことは、そうあることではありません。

この建物は、路地奥に位置しています。
それゆえ、従前の建物を解体するのに、重機が入らなかったのではないでしょうか。
重機が使えなかったため、面倒なものが残されてしまった。
そのような気がします。

それでは、今建っている建物を解体するときにはどうなるでしょうか。
さすがに、再び残すわけにはいかず、その当時なかったような小型の重機を持ち込んで、どうにするしかないでしょう。
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畳を上げて、荒床を現したところです。

1の部分は、私が床下の状態を調べるため、事前に開けた穴です。
その穴以外に、荒床には2か所の穴が開けられていました。

2の穴は、穴の大きさから判断すると、床下にもぐるために開けた穴でしょうか。
床鳴りを直すため、配管配線工事を行うため、そのような理由で床下にもぐることがあります。
荒床を補修するためならば、もっと大きく穴を開け、貼り替えているはずです。

3の細長い穴はなんのためのものでしょうか。
こちらも、荒床の補修のためならば、もっと大きく穴を開け、貼り替えているはずです。
もしかすると、荒床を貼る際に、長さを切り間違えてしまった?
半端材は端部に持って行ったほうが気にならないのですが、部屋の端部のほうには重さがかかることがあります。
継ぎはぎ部分は、部屋の端部に持って行かないほうがよさそうということで、このようなところに半端材が入ってしまった?

少しの間、あれやこれやと考えてしまった次第です。
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板畳と比べると、畳のほうが1cmぐらい沈んでいます。
これだけ沈んでしまうと、歩いただけでわかります。
畳ゆえに踏み抜くことはありませんが、かなり気持ちの悪い状態でした。

畳床が、ここまで沈むようになると、畳を支えている荒床が、相当傷んでいます。
傷みの原因は、湿気からくるもの、人通りが激しいこと、重たいものが乗っていること、さらにそれらが複合していることがあります。
今回は畳床全体に傷みが出ているようなので、湿気が大きな原因と考えていいでしょう。

畳の表面を見ると、それほど傷んでいなかったため、きっと畳の上にカーペットを敷いていたことと思います。
床下からの湿気と、畳を覆っていたカーペット。
これらが、畳を支えている荒床にとって、悪さをしていたと考えていいでしょう。

このような状態になってしまうと、荒床全体を貼り替えるしかありません。
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畳というものは、その部屋の形に合わせて、1枚1枚個別に作られるものです。
よって、大掃除などで畳を上げるときには、その畳がどこに納まるのか、どのような向きに納まるのかがわからなくなると、畳を敷くときに面倒なことになります。

これについては、畳屋さんも同じことで、作った畳にはしるしがつけられています。
ただ、そのしるしが畳屋さんしかわからないことが多々あります。

よって、私が畳床の補修工事などで畳を上げる際には、誰にでもわかるように、畳の裏に絵を描いてしまいます。
畳屋さんからみると、素人っぽいことこの上ないのですが、これならば誰が畳を戻すことになっても大丈夫。
結果、余計な電話が一本減ることになります。
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住宅の室内に持ち込んだ、6尺(1.8m)の脚立です。
一般的な住宅内の天井高が2.4m程度なので、6尺の脚立の最上段と天井の間は、60cmぐらいとなります。
残り60cmしかないのに、これほど高い脚立が必要なのでしょうか?

じつは、この6尺の脚立は、押入れの天袋の内部造作を行うために用意したものです。
天袋の奥のほうで作業を行うためには、このくらいの高さの脚立が必要になります。

もし、天袋内部に自分でクロスを貼ったり、ペンキを塗ったりするようなことがあれば、6尺の脚立があったほうが安全に作業ができます。
ただ、天袋の奥行が浅い場合は、5尺(1.5m)の脚立でも大丈夫です。
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お寺の山門の新築工事が行われていました。
工事は、瓦屋さんが屋根を葺いているところです。
屋根を葺き終えれば、左官工事が行われると思います。

ここで目に付くのは、屋根に被せられているブルーシートです。
お寺の山門の工事に、青いシートは見栄えが悪すぎです。
はっきり言って安っぽく感じます。

この手の養生シートには、青色だけでなく、他の色もあります。
他の色の養生シートが、少しだけ高額だといっても、たいした枚数を使うものではないため、総額は高が知れています。
こんなところで、数千円のコストダウンを図らないほうがいいでしょう。
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漏水対策を施したサッシ周りに、ホースで水を掛けているところです。
単純な方法ではありますが、吹きかける雨を再現しています。
これによって、雨が漏ってくれば、漏水対策がうまくいかなかったことになります。
それでは、漏水しなかったならば、漏水対策がうまくいったことになるのかというと、そうとは言い切れません。
あくまでも、ホースで水を掛けたところ、雨は漏ってこなかったということです。

実際の吹きかける雨を再現するには、水だけでなく風が必要となります。
それも、点状の水と風ではなく、面状の水と風が必要となるということです。

ただ、漏水対策に詳しい人ならば、そこまで行わなくとも、ホースによる水掛けでも大丈夫でしょう。
漏水対策には、知識と経験がものを言います。
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築40年近い木造住宅です。
サッシ本体はアルミ製でしたが、雨戸は木製でした。

この木製雨戸の、一筋(ひとすじ・・・戸走りともいう)といわれる、雨戸を走らせる溝の部分から、雨水が戸袋内部に入り込んでいたようです。
戸袋内部で雨水対策が施されていれば雨は漏りませんが、現実にはそうでなかったようです。
一筋から水を流したところ、階下の部分で雨が漏り始めてしまいました。

このような場合、戸袋を外して漏水対策を施す方法があります。
ところが、こちらの戸袋は建物と一体化しているため、戸袋を外すのが大がかりな工事となってしまいます。
もう一つの方法は、戸袋をふさいでしまい、雨水が入らないようにする方法です。
こちらの方法は、手軽ではありますが、雨戸が使えなくなってしまいます。

じつは、こちらのお宅では、雨戸を使用していないということで、戸袋をふさぐ方法をとることにしました。
雨戸を使いながら雨漏りを止めるとなると、戸袋を外すしかありません。
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コンロ上の換気扇です。
標準の羽根径250Φのプロペラファンを、換気量の多い羽根径300Φのものに交換しています。

プロペラファンの交換自体は、プロペラファンが納まるスペースがあれば可能です。
今回は、プロペラファンを正面に設置するということで、交換自体は問題ありませんでした。
これがプロペラファンを側面に設置するとなると、側面には羽根径300Φのものではレンジフード内に納まりません。
羽根径300Φのものを納めるには、大きなレンジフードを探すなり、作るなりするしかないでしょう。

もう一つの問題は、交換したプロペラファンと標準品のレンジフードとの、電気配線の接続です。
これができないと、標準品のレンジフードに設けられているスイッチと照明器具が、交換したプロペラファンと連動できなくなってしまいます。
ただ、標準品の配線については単純なものであるため、回路図と実物があれば、町の電気工事業者で対応可能だと思います。
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