<   2012年 08月 ( 14 )   > この月の画像一覧

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縦すべり出し窓に取付けたロール網戸です。

縦すべり出し窓というのは、ドアのように外側に開く窓のことです。
ちなみに、横すべり出し窓となると、縦すべり出し窓を90度回転させて、回転軸が水平になった窓のことです。

この縦すべり出し窓に網戸をつける場合、一般的な引違い戸のようなわけにはいきません。
いろいろと工夫して取付けることになります。

こちらでは、縦すべり出し窓の内側に、横引き式のロール網戸を取付けています。
横引き式のロール網戸とは、縦に引き下ろすローススクリーンを、横に引くようにしたもので、縦に引き下ろすよりもストロークが短くて済みます。
これが、縦すべり出し窓に対してサッシメーカーの用意している、標準的な網戸のようです。

使い心地は、特に問題はありません。
ただ、この手の小さな面積の窓に取付ける網戸に共通のことなのですが、網戸のフレームが窓を狭めている感じがあります。
小さな窓面積が、より小さくなるわけで、この点が残念なところです。
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床に貼る、桧の縁甲板(えんこういた)です。
こちらでは、いわゆるフローリングではなく、昔ながらの縁甲板を貼るようにしました。

縁甲板の材は桧です。
正直、桧の縁甲板は、一般的なフローリング材と比べると、柔らかくて傷がつきやすい、加工精度が低い、反りや暴れが出てくるなどのことがあり、扱いやすいものではありません。
ただ、桧の縁甲板を貼った床は、自然素材の雰囲気いっぱいで、素足で歩くと気持ちいいものです。
それだけでも、桧の縁甲板を貼る価値があると思います。

ここで、写真です。
板材の裏側に、一ム、一上と記されています。
ムというのは無節(むぶし)のム、上というのは上小節(じょうこぶし)の上のことで、一面に現れている節の状態を表しています。(今回は縁甲板なので、一面だけが問題となりますが、柱材になると四面が問題になってきます。)

この節の状態について、古くから材木にかかわっている材木屋さん、大工さんなどは、無節が最高のもので、その後に上小節、小節が続くと考えますが、今では節の存在を面白いものとする考え方が出てきています。
そのような考え方の人にとって、無節の材料を揃えられても、けっして喜ばしいものではありません。
このあたり、話がうまく伝わらないと、材木屋さんが頑張って揃えた無節の材料が、喜ばれないことがあります。
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システムキッチンの調理機器が納まる部分です。
奥のほうにガス配管と電気配線がきているだけで、がらんどうになっています。
これは、こちらでは、システムキッチンの調理機器を施主支給品としたためです。
システムキッチンの設置が終わると、施主支給品の取付けとなります。

一般に、ガスコンロやオーブンなどの調理機器は、規格品となっているため、どのメーカーのものでも設置可能です。
もちろんガスコンロではなく、IHクッキングヒーターでも同じことです。

キッチンセットメーカーで設定されている調理機器で満足できない方、調理機器が安く入手できる方、手持ち品を使われる方など、キッチンセットメーカーとの打ち合わせ時に、標準品の調理機器の取り止め(マイナスオプション)を相談してみてください。
そのようなことが、できる場合が多いはずです。
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中央部の白っぽい円形のものは、エアコン用スリーブのキャップです。
エアコンを設置する際には、このキャップを外してエアコン配管を通すことになります。
戸建住宅においては、エアコン用スリーブはエアコン設置時にエアコン屋さんが開ける例が多々あるのですが、こちらでは工事段階で開けています。

工事段階でスリーブ穴を開けておくと、壁の中の状態がわかっているため、柱、間柱、筋交い、断熱材、配線配管関係などを、傷めることが少なくて済みます。
ただ、設置するエアコンの配管に合わせてスリーブ穴を開けることができないため、エアコンを設置する際に配管が見苦しくなることがあります。
それであっても、壁の中のものを傷めることは、少ないということです。

逆にいえば、配管をきれいに納まっている例では、壁の中のものを傷めている可能性があるということです。
もちろん、きれいに納まり、かつ壁の中のものを傷めていないことも、少なくないはずです。
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台所の流し台の前の部分です。
流し台前の窓のところまで、下地合板が貼られています。
これは、後から下地合板を窓の形にくり抜くのではなく、このまま窓の一部をふさいで終わりです。
なぜに窓の一部をふさいでしまうのかというと、この部分まで吊戸棚がかかってくるからです。
この下地合板は、吊戸棚を取付けるための下地ということです。

必要とされる下地の位置によっては、下地を入れずに済むことがあります。
しかし、こちらでは下地が必要ということで、合板を上から貼り下ろしています。
また、キッチンセットメーカーによっては、下地としてある程度の厚さの材料が要求されることがあります。
その場合は、この下地合板の裏側に、要求される厚さを満たすまで、下地を足していくことになります。

ただ、下地合板1枚だけで済む場合でも、裏側から吊戸棚取付け用のビスが飛び出してしまうため、合板1枚を貼っておしまいというわけにはいきません。
ビスが隠れる程度まで、裏側に厚みを持たせることになります。
そして、仕上げはキッチンパネルを貼ってしまいました。
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呼び寸法で、3尺×2尺の物入れです。
今までの内部仕上げであった薄ベニヤが、黒っぽくなってきたため、新しい薄ベニヤを上から貼っています。

じつは、この仕事、言葉にすると簡単なのですが、やってみるとたいへんな作業になります。

まずは、物入れ内部の面積です。
正面、側面、天井、底部、中段部分、全部合わせると10平米近くになります。
10平米というと、6畳分になります。

6畳分であっても、平らな1面の床や天井を貼るのなら、それほど手間ではありません。
凹型に入り組んだ物入れ内部を貼るのは、平らな1面の床や天井を貼ることよりも、倍以上の手間がかかります。
1日がかりとはいいませんが、半日かかってもおかしくない作業ということになります。

物入れ内部が黒ずんできたような場合、ペンキを塗ってしまうのが、費用も手間もかからない方法です。
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外壁から室内に飛び込んでいるのは、給水管と給湯管です。
今まで床下を通っていた配管を、今回外部露出配管に変更しました。
これは、今までの給水管が鉄管であり、錆が進んでいたため、このあたりでやり替えたほうがよいであろうこと。
そして、やり替えた後のメインテナンスのことを考え、外部露出配管としてみました。

また、こちらは神奈川県の平野部のため、それほど厳しく冷え込みません。
写真のような断熱材を巻けば、冬場でも凍結の恐れはないでしょう。
ただ、見栄えの点では、難点ありです。
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サッシ交換にともなう、外壁の補修箇所です。
リシン吹付けが今までの外壁で、モルタル刷毛引きが補修を行った部分です。
違いはわかりますが、塗装を施してしまえば、それほど気にならないのではないでしょうか。

もちろん、このようなことを気にする人にとっては、大きな違いだと思います。
そのような人には、全面的にリシンを吹付けるしかないでしょう。

大事なことは、事前に仕上がり具合の違いと、費用のことを説明しておくことです。
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こちらは、1階出窓の上に設けられていた換気口です。
出窓の上ということで、地面からの高さ3メートル程度でしょうか。
その高さにこのような換気口では、雨が吹き上げられるような状況時に、心もとないものがあります。
現実には、雨漏りの痕跡は見つかりませんでしたが、だからといってそのまま放っておいていいものではありません。

じつはこの換気口、地上から見上げても、出窓に邪魔されてよく見えません。
見ようと思って、いろいろ動き回った結果、このような状況であったことがわかりました。

つまり、新築時に板金屋さんが、雨避けとなるウェザーカバーを設置すべきところ、たいした雨避けとならない小庇を設置してしまった。
そのことを大工さんが見逃してしまった。
そのようなことではないでしょうか。

雨漏りの可能性がある以上、このまま放っておくわけにはいきません。
後付けではありますが、雨避けとなるウェザーカバーを設置することとしました。
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おが屑に続いて、カンナ屑です。
カンナ屑は、カンナで材木を削った時に出てくる、削りかすです。

今の建築現場では、カンナを使って材木を削ることが少なくなってしまったため、カンナ屑を見かけることが少なくなりました。
もちろん、どこかで材木は削られているわけで、それが大工さんによって削られることが少なくなってしまい、工場で機械によって削られるようになったということです。

材木というものは、切ったり削ったりするときに、濃厚な木の香りが立ち上がります。
写真のようなカンナ屑が出る現場で仕事を行っていると、現場を離れても身体から木の香りが漂ってくることになります。
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