<   2012年 03月 ( 12 )   > この月の画像一覧

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通りがかりに見かけた、保育所の新築工事の現場です。
南側に面した外部通路に、ウッドデッキが張られていました。

用いられているウッドデッキの材料は、緑っぽい色から判断すると、SPF材に防腐処理を施したものでしょう。
この材料は、安価で加工しやすいのですが、何点か問題があります。

まずは、この材料に、ささくれやトゲなどが生じやすいことです。
手の皮、足の皮が柔らかい乳幼児には、ささくれやトゲはうまくありません。

もう一つは、防腐処理についてです。
防腐処理に用いられている薬剤ついては、それなりに人体への影響が考慮されているとは思いますが、乳幼児についてはどうでしょうか。
大人ならば、それほど気にすることもないと思いますが、乳幼児については安全第一で行くべきだと思います。

以上のことを考えると、乳幼児が利用するウッドデッキの材料は、樹脂系の材料がよいと思います。
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地下工事の現場で見かけた松杭です。
もちろん、この松杭を、これから使うのではありません。
地中に打ち込んであった松杭を、引き抜いたところです。

このあたりは、30年ぐらい前までは水田であったところです。
建物が建ち始めたのは、それ以降ということで、松杭が打ち込まれたのは、それほど古い話ではありません。
松杭というと、江戸時代やら明治時代やらの、建造物や遺構などで見つかるイメージがありますが、じつは今でも用いられることがある、現役の杭工法なのです。

このあたりは、暴れ川のすぐそばで、地面を掘るとすぐに水が湧き出してくるようなところです。
このようなところでは、地面に打ち込まれた松杭は、常時水に浸かっている状態になるということで、ほとんど腐朽することがありません。
写真の松杭も、腐朽しているようには見えませんでした。

ただ、地下水位については、変動する可能性がゼロとは言い切れません。
松杭を検討する際には、そのあたりの見極めが大事になってきます。
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キッチンセット前に設けられていたトップライトです。
この部屋に入った際に、照明器具が点灯しているのかと、見間違えるほどの明るさでした。

ただ、明るさのほうは、天井直付け照明器具のように部屋全体を明るくするものではなく、ダウンライトのように器具の直下を中心に明るく照らしていました。
これは、屋根に設置されたトップライトから、天井に設けられた開口までが、同じ大きさであるためです。
屋根から天井まで、広がるように作っておけば、トップライトからの明かりも広がるはずです。
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できたばかりの賃貸住宅のエントランスに、おしゃれな郵便受けが並んでいました。
これは、郵便受けというよりも、メイルボックスと呼ぶべきかもしれません。
こういうのは、若い賃貸ユーザーに受けるはずです。

問題は、このおしゃれな郵便受けが、目立ちすぎているということです。
道路際にこのような郵便受けが並んでいると、子供や酔っ払いなどに、確実にいたずらされることと思います。

このようなところに設置する郵便受けは、目立たないように設置しておくべきでしょう。
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黒と白、2種類のインターネット接続機器が並んでいます。
黒いほうは壁に掛けられていますが、白いほうは台の上に置かれています。

どちらが転落しやすいかというと、いうまでもなく台の上に置かれている、白いほうです。
黒いほうは、よほどのことがないかぎり、転落することはないでしょう。

じつは、黒いほうも台の上に置くことができるのですが、転落のことを考えて壁掛けにしました。
白いほうも、壁掛けにしたかったのですが、こちらは床置きそれも縦置きしか、設置方法が設定されていませんでした。

白いほうの機器も、いざという時のために、転落対策を施しておくつもりです。
方法としては、バンジージャンプのように、ひもなどを結び付けて、床まで落ちないようにするのがいいでしょうか。
ちょっと考えてみます。
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画面、奥のほうに写っているのは階段昇降機のレールです。
このレール、本来ならば最下段まで達しているべきところ、こちらのお宅では途中で切れていました。

途中で切れているところは、ちょうど階段の曲がりの部分です。
どうも、曲がり用のレールを持ってくるべきところ、直線型のレールを持ってきてしまったのでしょうか。
それとも、曲がり用はちょっと高額ということで、安めの直線型にしてしまったのでしょうか。

どちらにしろ、このままでは階段昇降機への乗り降りを、階段の途中でしなければなりません。
これでは、不自由というよりも危険です。
そのため、階段のほうを木工事で細工することにしました。

方法は、曲がりの部分に踊り場のような平らな部分を作り、さらに平らな部分の下に、もう一段ステップを設けるようにしたものです。
狭いところでの工事ということで苦労しましたが、使われてからの評価は、問題なく使えるとのことでした。
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積雪時の、切妻屋根の棟(頂部)の状況です。
棟の中央部分だけ、雪が積もっていないのがわかると思います。

これは、雪が滑り落ちたわけではありません。
この部分は、天井裏にこもった空気の出口にあたるところで、棟換気と呼ばれています。
その棟換気が正常に機能しているため、雪が融けてしまったということです。

ただ、このような棟換気が設置されていると、冬場は寒くないのかといわれると、棟換気が設置されている分、寒いといわざるを得ません。
それであっても、暑い時期の暑さ対策と結露対策のために、棟換気は必要です。
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こちらは、玄関の上り框(あがりかまち)の前に据付ける、式台(踏み台)です。
人づてに頼まれて、実際に現地を見ることなく作ってみました。

踏み板は、24mm厚の集成材に、化粧合板を張ったものです。
これはホームセンターに行ったところ、特価品で提供されていたものです。
サイズのほうは、3尺×6尺(919mm×1818mm)で、これを必要な寸法にカットしてもらいました。
もちろん、作業場に持ち帰って自分でカットできるのですが、カット作業など誰がどこで行っても、たいした違いはありません。
大きいまま持ち帰るよりも、必要な寸法にカットして持ち帰るほうが。手間がかかりません。
カット代のほうは、1カット50円ということでした。
合板集成材類の単純カットは、これで充分です。

脚や脚周りの部材は、作業場にあった残材で間に合わせました。
これは、式台ということで、それほど高さが必要ないため、残材程度で充分だったためです。

あとは、物だけ作って渡すだけということで、据付けまで行わないため、据付面の不陸に対応できるよう、パッキン材を何種類か作っています。

以上、ホームセンターでの材料購入から、作業場での脚の取付けまで、半日の工程でした。
費用は、材料費10000円、工賃10000円、経費5000円というところです。
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手前のグレーの屋根は、ガルバリウム鋼板の瓦棒葺き(かわらぼうぶき)で、自動車修理工場の屋根です。
その他の雪を被ったままの屋根は、カラーベスト葺きの専用住宅です。

雪の被り方に、これだけの違いがあるのは、屋根の断熱性の違いに拠るところでしょう。
手前の建物は、工場ということで、屋根下地である野地板(のじいた)の下部は、いきなり室内になっているはずです。
室内で暖められた空気は、野地板の下面にたまり、屋根へ伝わっていきます。

一方、専用住宅のほうは、野地板の下部には天井裏の空間があって、断熱材が敷かれた天井の石膏ボードが貼られているはずです。
室内で暖められた空気は、天井付近にたまり、天井裏から屋根へ伝わっていきます。
天井と天井裏があるだけで、これだけの違いがあるというわけです。
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こちらの勝手口の地面までの段差は、50cm程度でしょうか。
これだけあると、一気に上り下りするのは、かなり厳しいと思います。
このような場合には、一般的には、段差を小さくするためのステップを設けることになります。

そのステップについて考えていただきたいことは、室内から踏み出す一歩目の高さを、できるだけ室内の床面と同じレベルにすることです。
この一歩目で、階段一段分の段差をつけてしまうと、下りるのに怖いステップとなってしまいます。
あとは、外壁面に手すりを設けること。
このようにすると、使いやすい勝手口になるはずです。

ちなみに、ステップについては、樹脂性の既製品が市販されています。
『勝手口』『ステップ』で検索してみてください。
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