<   2011年 11月 ( 12 )   > この月の画像一覧

b0003400_1841781.jpg

床板の張り方には、2通りあります。

張り始める前に、床板全体を割り付けてしまう方法。
床板を一枚張ってから、すき間を空けて次の床板を張る方法。

一般に、大工さんは前者の方法をとります。
この方法ならば、床板が斜めになってしまったり、最後のほうでこんなはずではなかったというような状況に陥ることがありません。

ただ、すき間の間隔が、等間隔にならないと思ってください。
理屈では等間隔にいくはずなのですが、なかなかそうはいきません。
すき間を等間隔にするということにこだわるならば、後者の方法です。
床板の幅をカットしたり、さらには幅を斜めにカットすることが難しいようならば、前者の方法です。


ウッドデッキの製作 雨の影響
ウッドデッキの製作 床の構造
ウッドデッキの製作 建物側
ウッドデッキの製作 床板端部
ウッドデッキの製作 木表木裏
ウッドデッキの製作 床板の張り方
ウッドデッキの製作 手すりの取付け
ウッドデッキの製作 手すりの筋交い
ウッドデッキの製作 釘ビス類
ウッドデッキの製作 垂木の材料
ウッドデッキの製作 工事費
[PR]
b0003400_16354798.jpg

床板を張ったところです。
床板の材料は、2×4材でした。

床板を張る際には、木表(きおもて)木裏(きうら)という問題が出てきます。

いわく、木表のほうが肌が滑らかできれいなので、表面にもってくるべき。
いわく、木裏のほうは伸び縮みが少ないので、表面にもってくるべき。
さらには、木表木裏を互い違いにすれば、凹面と凸面が並ぶことになる。(凹面だけや、凸面だけが並ぶよりも滑らかになる。)
などと考え方もそれぞれです。

今回の床板は2×4材ということで、一般的な板材のように平たい材料ではありません。
また、土足で利用するということで、木表木裏を気にせずに張ってしまいました。
これが、1×4材ならば、木表木裏を考えて張ったことと思います。


ウッドデッキの製作 雨の影響
ウッドデッキの製作 床の構造
ウッドデッキの製作 建物側
ウッドデッキの製作 床板端部
ウッドデッキの製作 木表木裏
ウッドデッキの製作 床板の張り方
ウッドデッキの製作 手すりの取付け
ウッドデッキの製作 手すりの筋交い
ウッドデッキの製作 釘ビス類
ウッドデッキの製作 垂木の材料
ウッドデッキの製作 工事費
[PR]
b0003400_17441271.jpg

ウッドデッキの端部です。
床板を張って、それでおしまいにしています。
このようにせずに、床板の周りに幕板(まくいた)を回す例もあります。

床板だけのほうが、すっきりする。
幕板を回すほうが、引き締まって見える。
床板だけのほうが水はけがよい。
幕板があると、床板を保護することになる。
幕板の分だけ、材料費がかかる。
床板だけだと、神社仏閣の縁側と同じになってしまう。

いろいろな考え方がありますが、これは好みの問題でいいと思います。
ただ、ウッドデッキ製作を外注する場合は、早めに自分の好みを伝えておいてください。
たとえば写真の場合、この状態から幕板を回すとなると、かなり面倒なことになってしまいます。


ウッドデッキの製作 雨の影響
ウッドデッキの製作 床の構造
ウッドデッキの製作 建物側
ウッドデッキの製作 床板端部
ウッドデッキの製作 木表木裏
ウッドデッキの製作 床板の張り方
ウッドデッキの製作 手すりの取付け
ウッドデッキの製作 手すりの筋交い
ウッドデッキの製作 釘ビス類
ウッドデッキの製作 垂木の材料
ウッドデッキの製作 工事費
[PR]
b0003400_12172258.jpg

建物側は、4×4材の束を立て、その束に根太をビス止めしています。
さらにこの後、根太の下に、根がらみをビス止めしています。
つまり、根太は束に直接止められたビスと、根がらみを介して止められたビスで、2重にビス止めされているということになります。

このような場合、在来木造住宅では、部材を欠き込んで、その欠き込んだところに、上部構造物を乗せる手法をとることが一般的です。
そのような手法と比べると、ビスに頼っている手法といえますが、けっして頼りない手法ではありません。
2重のビス止めによって、しっかりと上部構造物を支えてくれます。

ただ、ビスの選定や、止める本数などは大事です。
また、部材が割れないように、ビスを打ち込むことも必要です。

束と建物の固定については、建物側がコンクリート基礎ならば、あと施工アンカーなどを用いて固定すればいいでしょう。
コンクリートボンドだけでは、厳しいと思います。
建物側が、土台部分などの木造部分ならば、ビス止めでいいでしょう。
その際、ビス穴から水が入り込まないように、シーリングを忘れないでください。


ウッドデッキの製作 雨の影響
ウッドデッキの製作 床の構造
ウッドデッキの製作 建物側
ウッドデッキの製作 床板端部
ウッドデッキの製作 木表木裏
ウッドデッキの製作 床板の張り方
ウッドデッキの製作 手すりの取付け
ウッドデッキの製作 手すりの筋交い
ウッドデッキの製作 釘ビス類
ウッドデッキの製作 垂木の材料
ウッドデッキの製作 工事費
[PR]
b0003400_115875.jpg

今回製作したウッドデッキの、床周りの構造です。

床板は、根太(ねだ)で支えています。
根太は、束にビス止めし、さらに根がらみ(ねがらみ)で支えています。
根がらみは、束にビス止めしています。

束だけ4×4材ですが、その他の部材は2×4材です。
ビスについては、75mm(3インチ)のものを用いました。

根太を支えている根がらみについては、根太掛け(ねだがけ)、根太受け(ねだうけ)、大引き(おおびき)などと呼ぶこともあるようです。
また、根太のみでしっかり床板が支えられるようならば、根がらみを省略することも可能です。
さらに床板に大きいサイズの部材を用いれば、根太を省略することも可能です。(なんらかの部材で床板を支える必要はありますが。)
このあたりの判断に自信がないかたは、省略などしないほうがいいでしょう。


ウッドデッキの製作 雨の影響
ウッドデッキの製作 床の構造
ウッドデッキの製作 建物側
ウッドデッキの製作 床板端部
ウッドデッキの製作 木表木裏
ウッドデッキの製作 床板の張り方
ウッドデッキの製作 手すりの取付け
ウッドデッキの製作 手すりの筋交い
ウッドデッキの製作 釘ビス類
ウッドデッキの製作 垂木の材料
ウッドデッキの製作 工事費
[PR]
b0003400_1931749.jpg

木造橋の欄干の端部・・・親柱(おやばしら)です。
よく見ると、柱の外周部から中心部に向かって、切れ目が入れられています。
この切れ目のことを、背割り(せわり)といいます。

背割りというのは、柱の外周部が乾燥収縮して割れてしまうのならば、最初から切れ目を入れておくことにより、この背割り部分だけに割れを集中させようということで、人工的に入れられた切れ目のことです。
木造住宅の和室の柱にも、このような背割りが設けられているのですが、さすがに目に付くところに背割りを持ってくるわけにはいきません。
背割りは壁などで隠れてしまうところに、設けられているはずです。

また、背割りというものは、乾燥収縮にともなって、開くだけではありません。
乾燥収縮が落ち着いてきても、湿気に応じて閉じたり開いたりします。
その閉じたり開いたりを抑えるために設けられているのが、蝶々型をした千切り(ちぎり)です。
木造住宅の和室の柱に設けられている背割りでは、千切りまでは設けられていないことがほとんどです。
[PR]
b0003400_1823359.jpg

築10年ほど経過したウッドデッキです。
材料は桧です。

どのような状態かというと、雨ざらしであった部分は腐り始めていますが、庇の下で雨があたりにくい部分については、まだ大丈夫な状態でした。
防腐処理を施さなければ、10年も持たないと考えることもできますし、防腐処理を施さなくとも雨があたらないようにすれば、10年ぐらいは持つことがある、ということができそうです。

今回は、ウッドデッキの材料を、防腐処理を施したツーバイフォー材とし、さらに雨があたらないようにということで、ウッドデッキ上部に屋根を設けることにしました。

これで、ウッドデッキ全体が、10年は確実に持ってくれるでしょう。
しかし、このようにしても、20年持たすのは厳しいと思います。


ウッドデッキの製作 雨の影響
ウッドデッキの製作 床の構造
ウッドデッキの製作 建物側
ウッドデッキの製作 床板端部
ウッドデッキの製作 木表木裏
ウッドデッキの製作 床板の張り方
ウッドデッキの製作 手すりの取付け
ウッドデッキの製作 手すりの筋交い
ウッドデッキの製作 釘ビス類
ウッドデッキの製作 垂木の材料
ウッドデッキの製作 工事費
[PR]
b0003400_18121751.jpg

クロス屋さんが、壁に開けられた、こぶし大の穴を補修しているところです。

このような一部分だけの補修工事の場合、穴周辺だけクロスを張り替えることと、壁面全体を張り替える方法があります。
今回は、費用と時間の問題から、穴周辺だけクロスを張り替えています。
その際、いきなり穴周辺に新しいクロスを張るのではなく、ちょっとした工夫を行ってみました。

その工夫とは、ベッドに隠れてしまうところのクロスを剥がし、剥がしたクロスを穴周辺に張ってしまうこと。
そして、ベッドに隠れてしまうところに、新しく用意してきたクロスを張ってしまうことです。
これならば、張替え箇所について、あまり違和感を感じないで済むはずです。
[PR]
b0003400_16323756.jpg

既存のフローリング材の上に、新たな無垢フローリング材を重ね張りすべく、接着剤の効きを調べているところです。

最初は、木工ボンドとアクリル系接着剤の、2品を試してみました。
一晩おいて確かめてみたところ、どうも接着力が足りないようでした。
そこで、ウレタン系接着剤を試したところ、一晩でかなりの接着力が発現することが判明。
よって、ウレタン系接着剤で工事を進めることとしました。

コストについては、ウレタン系接着剤1本1000円前後、アクリル系接着剤1本600円前後、そして木工ボンドはぐっとお安くなります。
だからといって、接着剤で妙なコストダウンを図ると、床鳴りの可能性が大きくなってしまいます。
接着剤は、ウレタン系を選んでおくべきでしょう。
[PR]
b0003400_168218.jpg

端材(はざい)で作った踏み台です。
出入り口が高かったので、お客さんの要望により作ってみました。

脚は、天井野縁の吊り木受けとして用いた、米ツガ材の90×45mmです。
これは、筋交い(すじかい)と同じ材料です。

踏面(ふみづら)は、ごらんのとおりフローリング材です。
さらに、フローリングの下には、12mmラーチ合板を捨張り(すてばり)しています。
12mmラーチ合板の捨張りの上に、12mmフローリング張り。
これは、フローリング床と同じ仕様になります。

踏面の周囲には、外壁の下地材に用いた、杉の胴縁(どうぶち)を回すことによって、フローリング材の木口(こぐち)がむき出しにならないようにしています。

以上、すべて廃棄するつもりであった材料です。
製作に要した時間は1時間程度でした。

このような個別製作で、なにが一番よいのかというと、高さや大きさを、その場に合わせて個別に設定できることです。
[PR]