<   2011年 05月 ( 14 )   > この月の画像一覧

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外廊下に置かれていた洗濯機です。
洗濯機は外廊下にまともに置かれているのではなく、外壁の一部を凹ませて、その部分に置かれていました。
これならば、外廊下の有効幅員を確保できそうです。

ただ、この場合、外壁を凹ませるということは、その分室内が狭くなっているということです。
外壁を凹ませたりせずに、室内に洗濯機置き場を設けることができなかったでしょうか。
きっと、室内に洗濯機置き場を設けることができたと思います。

今どきの賃貸住宅で、室外に洗濯機を置くような間取りは、入居者がつきにくくなります。
こちらでも、洗濯機を室内に持ってこれないかとの話がありましたが、この外壁の凹み(室内の狭さ)さえなければどうにかなったところです。
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外階段に面した壁面に設置されていた、台所の換気扇フードです。
普通に換気扇フードをつけてしまうと、外階段側に出っ張ってくるということで、無理やり押しつぶしたような換気扇フードをつけていました。
これならば、外階段に有効幅員は確保できていそうです。

ただ、換気扇の吹き出し口が小さくなってしまったということで、換気扇の吸出し量は大丈夫でしょうか?
また、換気扇の吸出しに問題がなかったとしても、外階段を利用する人に、もろに排気を浴びせてしまいます。
この換気扇は、あまりありがたくない換気扇といえるでしょう。

このような場合、素直にダクト用換気扇を用いて、排気方向を変更するべきです。
こちらの建物の場合、いくらでも排気を抜く方向はあります。
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3階建てに相当する屋根の上です。
アンテナが倒れてしまっています。
こうなってしまうと、このアンテナでテレビを観るのは無理のはずです。
それなのに、倒れたままで放置されているのは、他の方法でテレビを観ているか、テレビを観なくなったかでしょう。

使わなくなったからといって、アンテナを倒れたままにしておくのは、うまくありません。
倒れたアンテナには支線が取付けられているため、アンテナ全体が屋根から滑り落ちたり、強風で飛ばされたりすることはないかもしれません。
あるとすると、アンテナ部材の鉄部が錆びて、部品1つずつが外れていく可能性があるということです。
外れてしまった部品は、強風で飛ばされないまでも、雨樋に落ちて、詰まりの原因となる可能性があります。

屋根の上のアンテナというものは、建物の下から見上げても状況を確認できないことがあります。
たまには、離れたところから双眼鏡でも使って、屋根の上の状況を確認してもいいかもしれません。
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こちらは、工場の外壁です。
外壁材は波板スレートです。
その波板の一部分が、黒っぽくなっていました。

これは、屋根先端に取付けられている雨樋からの、あふれ水です。
なぜに、雨樋からあふれてくるのかというと、雨樋が泥やゴミで詰まってしまったためです。

波板スレート自体は、屋根材にも用いられる材料であるため、雨には強い材料です。
ただ、波板スレートの継ぎ目が問題になってきます。
とくに写真の場合では、波板スレートと窓がからんでいます。
この部分は、雨漏りがしていたとしても、不思議ではありません。

あとは、見た目です。
見た目の点からだけでも、雨樋の詰まりを直してもいいと思います。
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現場に隣接していた寺院の墓地です。
2011年3月11日の地震後、墓地の様子を確認したところ、転倒している墓石はまったくありませんでした。
なお、この地域の気象庁発表による震度は、5弱でした。

気象庁震度階級関連解説表によると、震度5強になると、多くの墓石が倒れるとあります。
そのことを考えると、この地域の震度5弱は、妥当なところなのでしょう。

ただ、この近くの寺院では、墓石は大丈夫であったけれども、灯篭が倒れてしまった例があったようです。
これは灯篭の形状からくるもので、墓石と比べて重心が高いせいだと思います。
一般に、墓石よりも灯篭のほうが、転倒の可能性が大きいと思っておいてください。
つまり、墓石よりも、灯篭のほうが危険であるということです。

近ごろでは、墓石に転倒防止策を施す例が出てきています。
手ごろな値段で可能であるならば、検討してみてもいいかもしれません。
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こちらは、ドア枠のストライク(受け座)の部分です。
地震によって、ドア枠が変形してしまったことにともない、ストライク(メス)とラッチボルト(オス)の位置がずれてしまいました。

一般に、ストライクはラッチボルトよりも縦長に作られているため、少しぐらいずれてしまっても、大丈夫なことが多いのですが、今回は許容範囲を超えてしまったようです。
このような場合は、ストライクのほうを加工することになります。

この加工については、それほど難しいものではありませんが、ちょっと見ただけで手に負えそうもないならば、素直にプロに任せてしまってください。
下手にいじり壊すと、費用がかさみます。
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アルミ製ドアの、下枠の部分です。
黄色く囲っているところに、ドアの下部がこすれた跡が見えています。

これは、地震によってコンクリート床面の右側の部分が、沈下してしまったことによるものです。
床の沈下にともなって、ドア枠が変形してしまい、黄色く囲っている部分で、ドアとドア枠のクリアランスがなくなってしまったということです。

このような場合、ドア枠の変形が少なければ、ドアの下部のこすれている部分を削ってしまえば、どうにかなることがあります。
今回は、変形がそれほど大きくなかったため、ドアの下部を削ってみることにしました。

ドアの下部を削る際には、おうちゃくをせずに、ドアをドア枠から外してうえで作業を行うことです。
これさえ、きちんと行えば難しい作業ではありません。

ただ、現場でドアを削るとなると、それほどきれいに削れるものではありません。
とにかく、ドアの開閉ができて鍵が掛かるようになれば充分、という方向けの仕事になります。

きれいな加工を求めるならば、ドアをばらした上での、切詰め加工が必要になってきます。
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鉄骨外階段の裏側です。
茶色く見えているのは、鉄さびです。
鉄さびが雨水によって、外階段の裏側に流れ落ちてきて、付着してしまったものです。

この雨水は、外階段の裏側を伝ってきたものではありません。
どこからのものかというと、外階段の表側からしみ込んできたものです。
なぜに、しみ込んできたのかというと、外階段表側の段板のコンクリート部分に、防水処理が施されていないからです。

鉄骨外階段や鉄骨外廊下を長持ちさせようとするならば、目に見えるところの防錆処理だけでなく、コンクリート部分の防水処理が必要になってきます。
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病院の中待合室から、診察室に入るための扉です。
扉に丸く開けられたガラス(アクリル?)部分には、2番診察室ということで、2が描かれています。
こちらでは、診察室が3番まであるため、診察室の番号を指定して、患者さんにお入りくださいとのアナウンスが流されます。
それなのに、肝心の扉の番号部分に張り紙が貼られていました。

張り紙の内容は、それなりに重要なのですが、やっぱりこれはまずいのではないでしょうか。
番号を隠さないように、張り紙を貼るべきです。

この張り紙は診察室からのお知らせでした。
診察室からのお知らせは、このあたりの位置が効果的なのでしょう。
このあたりに張り紙を貼るためのスペースを、計画段階で考慮すべきであったということです。

病院から患者さんへのお知らせというのは、病院のセクションごとにいろいろあるはずです。
お知らせを一箇所にまとめて、すっきりさせたい気持ちはわかりますが、やはりそれはまずいのではないでしょうか。
お知らせの内容によって、効果が発揮できる場所に貼るべきでしょう。
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正面のシルバー色は、出窓のアルミ枠部分です。
そのアルミ枠に、黒っぽいものが貼りついています。
この黒っぽいものは、テープをはがした残りです。
それも、単なるテープではなく、両面テープでしょう。

これは、出窓のアルミ枠部分に断熱材を貼り付けるため用いた、両面テープだと思います。
なぜに断熱材を貼り付けるのかというと、この部分の結露が激しいからです。
少しでも結露の発生を抑えるために、部屋の住人が施したものでしょう。
効果のほどはどうだったのでしょうか?
結露は、完全には止まらなかったことと思います。

正面のシルバー色の右側の茶色は、壁下地としてのベニヤ板です。
壁下地ということで、このベニヤ板の上には、ビニールクロスが貼られていました。
つまり、ベニヤ板が接している、アルミ枠の部分までクロスが貼られていたということです。

結露激しいアルミ枠に接していたクロスは、ほとんどはがれていました。
このような場合、アルミ枠とクロスの間は、結露しにくい材料で縁を切っておく必要があります。
そうしないかぎり、いくらクロスを貼っても、すぐにはがれてくるでしょう。
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