<   2011年 04月 ( 13 )   > この月の画像一覧

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トイレの引戸です。
外側に引き込む場所がなかったため、内側に引き込まれていました。

内側に引き込むことによって生ずる問題は、扉が引き込まれる壁面を利用できないことです。
具体的には、扉が引き込まれる面には、タオル掛け、紙巻器、手すりを設置することができません。

タオル掛け、紙巻器については、反対側に壁面に設置すればいいでしょう。
問題は、手すりです。

手すりについては、左右どちらでもというわけにはいきません。
必要な面(場合によっては両面)に設置すべきです。

このように壁面が使えないときには、背面の壁と床面を利用して、手すりを設置することになります。
側面に設置するよりも、費用はかかりますが、問題なく設置することができます。
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階段手すりと、階段の照明器具のスイッチが重なっていました。
使い勝手も見た目も良くない状況です。

ただ、階段の照明器具ということで、このスイッチはよく使われるスイッチだと思います。
ということで、住まわれている方としてみると、この重なりにも慣れてしまったのではないでしょうか。

だからといって、ほかの場所において、慣れるであろうことを前提に、設計してもよいのかというと、けっしてそうは思いません。
階段手すりとスイッチは、重ならないようにすべきでしょう。

こちらの場合ならば、手すりは使いやすい位置から決まってくるため、動かしようがありません。
動かすのならばスイッチのほうです。
スイッチを、手すりと反対側の壁面に設置しておけば、よかったのではないでしょうか。
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こちらの階段は、一般的な階段よりも勾配が緩やかに作られています。

勾配を緩やかにするためには、一般的な階段よりも、階段を長くする必要があります。
こちらでいうならば、最下段の1段が、長くするために増やされたと考えていいでしょう。
つまり、一般的な階段よりも、1段目が余分ということになります。

そのためなのでしょうか、階段横の壁が、2段目からとなっています。
そして、壁に取付けられている手すりも、2段目からとなっています。

階段手すりというものは、階段部分だけでなく、平らな部分にまで延長すべきところ、こちらでは平らな部分まで延長するどころか、段の途中までとなっているというわけです。
このような階段手すりは、使いにくく危険な手すりといえます。

せっかく緩やかな勾配の階段を作ったのならば、それに対応した手すりにすべきでしょう。
この場合では、せめて1段目の部分まで腰壁を設けて、手すりを延長すべきだと思います。
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バリアーフリーがらみで、上吊り引戸が設置されていました。
引戸は、物入れの前に引き込まれるようになっていました。
もちろん、物入れの扉を開けていると、引戸は開けられません。
しかし、頻繁に出し入れしない物入れならば、これでも充分だと思います。

これが、上吊り引戸ではない一般的な引戸であったなら、どうだったでしょうか。
一般的な引戸でも、このようなことができないわけではありませんが、このようなことを考えなかった可能性大です。
きっと、今までのやり方どおり、引戸と物入れは重ねないようにしていたことでしょう。
上吊り引戸であったゆえに、このようなことを考えついたというわけです。

ただ、上吊り引戸のレールの高さは、要チェックです。
場合によると、どちらかの建具の高さを、特寸とする必要が出てきます。
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引込戸を開けたところです。
手前側が廊下で、奥が居室になっています。
引込戸のほうは、開口寸法が780mm程度ということで、一般的な開口寸法より広めに作られていました。
ところが、その先がいけません。
壁が出てきてしまっているため、開口寸法が狭められています。
これでは、引込戸を広げた意味がなくなってしまいます。

このような場合は、柱を動かすなり、壁を薄くするなりして、引込戸の開口寸法を活かすようにすべきでしょう。
新築時ならば、問題なくできるはずです。
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集合住宅の台所です。
キッチンセットの横に、窓が設置されています。
さらに、窓にはカーテンレールが取付けられていました。

このような場合、窓にカーテンを吊ってしまうと、コンロの火がカーテンに燃え移ってしまう可能性があります。
日差し除けとして設置するのならば、金属羽根のブラインドがいいでしょう。

早い話が、カーテンレールは早々に撤去すべきだということです。
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正面、向かって右側が玄関ドアで、向かって左側が窓です。
玄関ドアと窓の間は、柱1本分だけ空いています。
そして、玄関ドアの施錠部分(サムターン)は、窓よりのほうになっています。

窓のほうには面格子が取付けられていますが、格子の間から腕を突っ込めば、施錠装置を操作することが可能です。
このようなドアと窓の配置は、アパートなどでありえることで、専用住宅でも勝手口においてありえることです。

泥棒被害に遭わないよう、なんらかの防犯対策を施しておく必要があります。
サムターン回し対策用品に、使えるものがありそうです。
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地震で瓦屋根の棟が崩れた家屋です。
地震発生から、1ヶ月経っていますが、いまだブルーシートを被せられたままでした。
きっと瓦屋さんの順番待ちだと思います。

瓦屋さんの順番待ちは、瓦屋さんの人数に比べて仕事が多すぎることと、瓦そのものが足りないことが理由に挙げられます。
瓦屋さんの人数については、本格的な瓦屋根が減ってしまったため、瓦職人さんが減ってしまったことが原因の1つです。
瓦そのものが足りないことについては、瓦だけでなく建材全体に及ぶ品不足ということです。

以上のような状況下では、瓦ではない材料での葺き替えも、考えもよいのではないでしょうか。
私が手がけた例では、農作業具置き場の瓦屋根を、カラーベストで葺き替えることによって、地震後10日で工事を完了することができました。
瓦屋根にこだわったままであったなら、今でも応急処置のままであったかもしれません。
ただ、母屋の屋根であったなら、瓦屋根にせざるを得なかったかもしれませんが。


地震被害 瓦屋根の本復旧
地震被害 床タイルの割れ
地震被害 キッチン前タイルの割れ
地震被害 天井板のズレ
地震被害 ガラスの破損
地震被害 界壁の破れ
地震被害 内壁の破れ
地震被害 外壁トタン板のめくれ
地震被害 H型鋼の柱
地震被害 外壁モルタルのひび割れ
地震被害 瓦屋根接着工法
地震被害 瓦屋根の応急処置
地震被害 瓦屋根の漆喰
地震被害 棟瓦
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鉄骨外階段のポーチ部分です。
外階段が取付いているところの床タイルが、割れてはがれていました。

地震のとき、この外階段はかなり揺れたことと思います。
その時、上り下りしている人がいたとしたら、生きた心地がしなかったのではないでしょうか。
大げさではなく、そう思います。

このようにタイルが割れてはがれた場合、下地に段差やズレが生じていなければ、タイルを探してきて、接着剤で貼ってしまう手があります。
その際、今までと同じ品番のタイルを貼ったとしても、タイルが色あせてしまっているため、まったく同じにはなりません。
補修痕を残したくないならば、全体的に貼りかえるしかありません。

問題は、下地に段差やズレが生じてしまった場合です。
この場合は、簡単な補修で済まなくなる可能性大です。
状況に応じて対処することになります。


地震被害 瓦屋根の本復旧
地震被害 床タイルの割れ
地震被害 キッチン前タイルの割れ
地震被害 天井板のズレ
地震被害 ガラスの破損
地震被害 界壁の破れ
地震被害 内壁の破れ
地震被害 外壁トタン板のめくれ
地震被害 H型鋼の柱
地震被害 外壁モルタルのひび割れ
地震被害 瓦屋根接着工法
地震被害 瓦屋根の応急処置
地震被害 瓦屋根の漆喰
地震被害 棟瓦
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キッチン前タイルが割れていました。
割れ方は、大々的ではなく部分的です。

部分的なので、そこだけ補修という手もありますが、補修痕が生じてしまいます。
だからといって、全面的に貼りかえるとなると、費用がかかります。
そこで、今回はタイルの上に、キッチンパネルを貼ることにしました。

貼り方としては、はがれかかっているタイルをすべてはがし、タイルの油汚れなどを掃除したうえで、キッチンパネルを貼ります。
その際、タイル面の凹凸が大きいようならば、下地材を捨貼り(すてばり)して平らな面を作ります。
捨貼りをするにあたっては、パッキンなどを用いて、タイル面の凹凸に対応します。

以上の方法によると、今までのタイル面よりも、仕上がり面が出っ張ってきます。
出っ張った部分に段差が生ずるようならば、見切縁(みきりぶち)などが必要となってきます。


地震被害 瓦屋根の本復旧
地震被害 床タイルの割れ
地震被害 キッチン前タイルの割れ
地震被害 天井板のズレ
地震被害 ガラスの破損
地震被害 界壁の破れ
地震被害 内壁の破れ
地震被害 外壁トタン板のめくれ
地震被害 H型鋼の柱
地震被害 外壁モルタルのひび割れ
地震被害 瓦屋根接着工法
地震被害 瓦屋根の応急処置
地震被害 瓦屋根の漆喰
地震被害 棟瓦
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