<   2010年 09月 ( 11 )   > この月の画像一覧

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リフォームにともなう解体工事をしているところです。
大工さん2人で、丁寧に作業を行っています。
某テレビ番組のように、どかどかと荒っぽく叩いてしまうと、余計なところまで壊してしまうことがあります。
さらに、住んでいるかたにとっては、今までお世話になっていたところということで、それなりに丁寧な作業を行ったほうが感じがいいからです。
今まで住んでいたかたの目の前で、荒っぽい作業を行わないほうが賢明です。

とはいえ、接着剤を多用している今どきの建物では、丁寧に作業をしていただけでは、いつまでたっても仕事が終わりません。
力任せの作業も必要となってきます。
ただ、掛矢や大ハンマーは用いませんが。
用いるのは、大バールと大玄翁程度です。

玄翁(げんのう)というのは、大工さんや石工さんが、片手で用いるトンカチ、ハンマーのことだと思ってください。
掛矢(かけや)というのは、木槌(きづち)の大きいもので、両手で用いるものと思ってください。頭の部分が木製なので、材木を叩いても材木の傷みが少なくて済みます。
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正面の間仕切壁を撤去して、2室を1室とするリフォームです。

手前の部屋は、居間として使われている部屋で6畳程度。
奥に隠れている部屋は、納戸が3畳程度。
さらに、通路スペースや収納スペースを工夫して、合わせて12畳程度のスペースの居間を作ります。

きっかけは、なんといっても6畳の居間が狭かったこと。
新築当初は、こちらは食堂として計画されていたようなのですが、使い始めてみると、ずっと人が居つく、居間としての使い方となってしまったようです。

人が居つくと物が増える。
だんだんと狭くなってしまったというわけです。

さらに、ついでということで、台所のキッチンセットの交換工事がプラスされ、かなり大きなリフォームとなってしまいました。

2010年夏のリフォームです。
猛暑との戦いでもありました。
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ショッピングセンターの階段室です。
ここで見ていただきたいのは、手すりの高さです。
手前側、奥側ともに、H=1100、H=800程度のところに、2段に手すりが設けられていました。

まずは手前側です。
H=1100は、手すりから転落しないようにとの、転落防止用手すりの高さです。
これを使って、階段を上り下りするには、高すぎる高さといえます。

H=800は、階段を上り下りするための、一般的な手すりの高さです。
ただ、お年寄りや子どもなど、背の低い人には高すぎる高さで、この下にもう1本手すりがあると、使いやすくなります。
つまり、手前側には、H=1100、H=800、H=600の高さに、3本の手すりが欲しいということになります。

奥側については、手すりの向こうが壁となっているため、手すりから転落することはありえないので、H=1100の手すりは無くてかまわないと思います。
H=800は、手前側と同じく、階段を上り下りするための、一般的な手すりの高さです。
また、その下にもう1本手すりが欲しいことも同じです。
早い話が、奥側はH=1100の手すりを設けずに、H=600の高さに設けておけばよかったということになります。

これは、無理やり手前側と奥側の手すりの高さを合わせたために、起きてしまった事態でしょう。
私としては、デザインと使い勝手、どちらを選ぶべきかということになった場合、使い勝手を選ぶべきだと思います。
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通りすがりに見つけた農機具置き場です。
下屋の延長ではなく、下屋の新設でした。

既存の農機具置き場は片流れ屋根となっていて、それほど広くなかったのでしょう。
片流れ屋根の頂部に合わせるように、反対側に簡単な屋根を掛けたものです。
この手の工事の場合、農家の方が古材などを用いて、自分で行ってしまう例も多いのですが、こちらの場合は本職の大工さんが工事を行っていました。
もちろん材料は新しいものです。

新設なった建物で、目を引いたのは、正面に設けられていた木戸です。
この建物は、米ツガ材やSPF材などを中心に作られていましたが、木戸だけは桧の板材が用いられていたからです。
きっと、出来上がった当初は桧の匂いがしていたことと思います。

材料の持ちからいうと、外材にまめにペンキをかけたほうが、桧の無垢材よりも長持ちするかもしれません。
それでも、桧の無垢材としたのは、建て主さんのこだわりかもしれません。


■下屋延長工事 目次■

下屋延長工事 概要
下屋延長工事 木下地の解体
下屋延長工事 ポリカーボネート波板の解体
下屋延長工事 材料
下屋延長工事 集成材
下屋延長工事 垂木の検討
下屋延長工事 垂木掛け
下屋延長工事 垂木
下屋延長工事 集成材の養生
下屋延長工事 建て方
下屋延長工事 仮筋交い
下屋延長工事 材木の重さ
下屋延長工事 トタン受け
下屋延長工事 道具置き場
下屋延長工事 唐草
下屋延長工事 鼻隠し
下屋延長工事 合板張り
下屋延長工事 ポリカーボネート屋根
下屋延長工事 棚
下屋延長工事 残材
下屋延長工事 傘釘
下屋延長工事 道具掛け
下屋延長工事 番外編 
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向かって左側に掛けられているのは草刈機で、左側はスコップなどです。
地面より少し浮かせるような高さで、壁際に掛けるようにしています。
出し入れに手間がかかりますが、頻繁に使うわけではない道具の場合、このような保管方法もいいのではないでしょうか。

作り方は、壁際の柱から腕木を伸ばして、腕木の鼻先をつないだだけです。
腕木と鼻先の材料は、杉材の30×105mmで、間柱と呼ばれている材料です。
この材料を、ビス止めして出来上がりです。

これならば、日曜大工でも問題なく出来るでしょう。
木造の物置や車庫などがあったならば、いかがでしょうか?


■下屋延長工事 目次■

下屋延長工事 概要
下屋延長工事 木下地の解体
下屋延長工事 ポリカーボネート波板の解体
下屋延長工事 材料
下屋延長工事 集成材
下屋延長工事 垂木の検討
下屋延長工事 垂木掛け
下屋延長工事 垂木
下屋延長工事 集成材の養生
下屋延長工事 建て方
下屋延長工事 仮筋交い
下屋延長工事 材木の重さ
下屋延長工事 トタン受け
下屋延長工事 道具置き場
下屋延長工事 唐草
下屋延長工事 鼻隠し
下屋延長工事 合板張り
下屋延長工事 ポリカーボネート屋根
下屋延長工事 棚
下屋延長工事 残材
下屋延長工事 傘釘
下屋延長工事 道具掛け
下屋延長工事 番外編 
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ポリカボネート波板を止めるための傘釘(かさくぎ)です。
軸の部分がスクリュー状になっていて、抜けにくくなっています。
また、頭の部分も大きくなっているため、釘の頭だけを残して、屋根材がめくれ上がることも少なくなっています。
さらに、頭の部分にはパッキン材が設けられているため、雨漏りにも強くなっています。

欠点のほうは、通常の釘よりも高額なことです。
通常の釘ならば、1本いくらなどということは考えずに済みますが、傘釘の場合はそうはいきません。

このような傘釘をそうそう使わない大工職としては
『足りなくなると困るので、もう一箱余計に買っておこうか。』
などと気軽にいかない部分があります。
とはいえ、ほんとうに足りなくなってしまうと仕事にならないので、足りなくならないように傘釘を用意することになります。

ちなみに、傘釘にはステンレス製品と、メッキ製品があります。
ステンレス製品は、メッキ製品よりも高額ではありますが、どうせならばステンレス製品を使うようにしてください。


■下屋延長工事 目次■

下屋延長工事 概要
下屋延長工事 木下地の解体
下屋延長工事 ポリカーボネート波板の解体
下屋延長工事 材料
下屋延長工事 集成材
下屋延長工事 垂木の検討
下屋延長工事 垂木掛け
下屋延長工事 垂木
下屋延長工事 集成材の養生
下屋延長工事 建て方
下屋延長工事 仮筋交い
下屋延長工事 材木の重さ
下屋延長工事 トタン受け
下屋延長工事 道具置き場
下屋延長工事 唐草
下屋延長工事 鼻隠し
下屋延長工事 合板張り
下屋延長工事 ポリカーボネート屋根
下屋延長工事 棚
下屋延長工事 残材
下屋延長工事 傘釘
下屋延長工事 道具掛け
下屋延長工事 番外編 
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残材を利用した腰掛けです。
腰を掛ける部分は、105×300mmの集成材で、安定を良くするための足の部分は、30×105mmの杉の間柱です。
もちろん、材料の端部は切りっ放しではありません。
カンナで面取りしてあります。

これならば、腰を掛けて一服つけるのにちょうどよい高さとなります。
重いことは重いのですが、腰を掛けたときの安定性は抜群でしょう。

また、この安定の良さを利用して、作業台としても用いることができます。
二つあるので、この上に材料を渡して作業をするとちょうどよいでしょう。
さらに、木製の作業台は、刃物を傷めることが少なめです。

ただ、集成材ということで、雨に濡らさないように注意が必要です。


■下屋延長工事 目次■

下屋延長工事 概要
下屋延長工事 木下地の解体
下屋延長工事 ポリカーボネート波板の解体
下屋延長工事 材料
下屋延長工事 集成材
下屋延長工事 垂木の検討
下屋延長工事 垂木掛け
下屋延長工事 垂木
下屋延長工事 集成材の養生
下屋延長工事 建て方
下屋延長工事 仮筋交い
下屋延長工事 材木の重さ
下屋延長工事 トタン受け
下屋延長工事 道具置き場
下屋延長工事 唐草
下屋延長工事 鼻隠し
下屋延長工事 合板張り
下屋延長工事 ポリカーボネート屋根
下屋延長工事 棚
下屋延長工事 残材
下屋延長工事 傘釘
下屋延長工事 道具掛け
下屋延長工事 番外編 
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室内に作り付けた棚です。
今までの物置では、お客さんが自分で作った棚であったところ、今回は大工さんが作った棚です。

棚の奥は柱に持たせて、手前には新たに柱を建てています。
つまりこの棚は、奥の柱と手前の柱で持たせているというわけです。

棚というと、片持ちにする例が多いのですが、手前側に柱を建てるスペースがあるのならば、柱を建ててしまってください。
そのほうが、簡単で頑丈に作ることができます。

その際、手前に建てる柱は、簡単なものでかまいません。
こちらでは、間柱と呼ばれている30mm厚の材料を使っています。
これでも、充分に柱の役目を果たしてくれます。


■下屋延長工事 目次■

下屋延長工事 概要
下屋延長工事 木下地の解体
下屋延長工事 ポリカーボネート波板の解体
下屋延長工事 材料
下屋延長工事 集成材
下屋延長工事 垂木の検討
下屋延長工事 垂木掛け
下屋延長工事 垂木
下屋延長工事 集成材の養生
下屋延長工事 建て方
下屋延長工事 仮筋交い
下屋延長工事 材木の重さ
下屋延長工事 トタン受け
下屋延長工事 道具置き場
下屋延長工事 唐草
下屋延長工事 鼻隠し
下屋延長工事 合板張り
下屋延長工事 ポリカーボネート屋根
下屋延長工事 棚
下屋延長工事 残材
下屋延長工事 傘釘
下屋延長工事 道具掛け
下屋延長工事 番外編 
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半透明のポリカーボネートを張った屋根です。
明るいことは明るいのですが、かなり暑くなることもたしかです。

こちらでは暑さ避けということで、地面ぎわと屋根ぎわの部分を完全にふさがずに、ある程度のすき間を空けているのですが、それでも真夏にはかなり暑くなってしまうでしょう。
こればかりは、屋根にヨシズでも乗せるしかないと思います。

このあたりのことについては、お客さんも納得済みのことです。


■下屋延長工事 目次■

下屋延長工事 概要
下屋延長工事 木下地の解体
下屋延長工事 ポリカーボネート波板の解体
下屋延長工事 材料
下屋延長工事 集成材
下屋延長工事 垂木の検討
下屋延長工事 垂木掛け
下屋延長工事 垂木
下屋延長工事 集成材の養生
下屋延長工事 建て方
下屋延長工事 仮筋交い
下屋延長工事 材木の重さ
下屋延長工事 トタン受け
下屋延長工事 道具置き場
下屋延長工事 唐草
下屋延長工事 鼻隠し
下屋延長工事 合板張り
下屋延長工事 ポリカーボネート屋根
下屋延長工事 棚
下屋延長工事 残材
下屋延長工事 傘釘
下屋延長工事 道具掛け
下屋延長工事 番外編 
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こちらの階段室には縦長の窓が、いくつか設けられていました。
かなり明るい階段室です。

ところが、すべての窓が開け閉めができないタイプ(はめ殺し窓)だったもので、階段を上がっている途中から、むっとする暑さにおそわれてしまいました。

階段室ということで、すべての窓に手が届くものではありません。
それはわかっているのですが、手が届く窓だけでも、開け閉めできるタイプにしておけば、だいぶ違っていたことでしょう。

今から開け閉めできるタイプに交換するには、かなりたいへんな工事になりそうです。
タイミングとしては、外壁の塗装工事など外部に足場を組むときだと思います。
もう少し先のことになりそうです。
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