<   2010年 08月 ( 13 )   > この月の画像一覧

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垂木の先端に取り付けられている部材は、鼻隠し(はなかくし)と呼ばれているものです。

じつは、物置のように簡単な建物では、鼻隠しを設けないで、垂木の先端を表すことも多いのですが、今回は鼻隠しを設けてみました。
それなりの仕事が成されたような気がしますが、いかがでしょうか?

鼻隠しを取り付ける手間や材料費など、それほどのことはありません。
ある程度の規模の物置などでは、鼻隠しの取り付けを考えてもいいかもしれません。


■下屋延長工事 目次■

下屋延長工事 概要
下屋延長工事 木下地の解体
下屋延長工事 ポリカーボネート波板の解体
下屋延長工事 材料
下屋延長工事 集成材
下屋延長工事 垂木の検討
下屋延長工事 垂木掛け
下屋延長工事 垂木
下屋延長工事 集成材の養生
下屋延長工事 建て方
下屋延長工事 仮筋交い
下屋延長工事 材木の重さ
下屋延長工事 トタン受け
下屋延長工事 道具置き場
下屋延長工事 唐草
下屋延長工事 鼻隠し
下屋延長工事 合板張り
下屋延長工事 ポリカーボネート屋根
下屋延長工事 棚
下屋延長工事 残材
下屋延長工事 傘釘
下屋延長工事 道具掛け
下屋延長工事 番外編 
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ポリカーボネート波板の側面の部分です。
茶色い金物は、唐草(からくさ)と呼ばれているもので、むき出しのポリカーボネート波板の側面をカバーしています。

物置程度ならば、唐草無しで済ませることもあるのですが、やはり唐草が設置されていると、屋根が引き締まって見えます。
もちろん、唐草があると屋根材の側面が保護されることになり、何もないよりも長持ちすることになります。
できれば、設置しておいたほうがいいものといえます。

ここで、唐草の名前の由来は、瓦屋根からくるものだと思います。
一般の瓦屋根の場合、軒先の瓦の形状が、『○』と『~』の組み合わせで、唐草模様っぽく見えると思います。
このように唐草模様っぽく見える屋根の軒先部分のことを、瓦屋根に限らず、唐草というようになったのでしょう。
ちなみに、この唐草模様っぽく見える瓦のことを、唐草瓦といいます。


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トタン受けの上に乗せられているのは、12mm合板です。
この合板の上が、道具やビス類などの置き場になります。
もちろん12mm合板なので、人間が乗ってもまったく問題はありません。

通常の屋根ならば、野地板がこのような役割を果たすのですが、今回は野地板を設けないため、何もしなければ道具置き場が無しになってしまいます。
さすがに、道具置き場が無くては仕事になりません。
今回の仕事のように野地板無しの屋根であっても、12mm合板を忘れずにということです。

最後に、このように屋根の上に合板を乗せる際には、面倒くさがらずに、必ず仮止めを行うようにしてください。
合板ごと落ちないためと、風で合板が飛ばされないようにするためです。


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垂木に直行して架かっているのは、トタン受けといわれている部材です。
屋根材は、このトタン受けに支持されることになります。
蛇足ですが、今回はトタン板ではなくポリカーボネート板を張るのですが、ポリカーボネート受けとはいいません。

通常の屋根ならば、垂木の上には、野地板(のじいた)と呼ばれる板材を張り、その野地板で屋根材を支持することになります。
今回は、下屋内に太陽光を取り込むため、野地板を張らないようにしています。

ここで、日曜大工などで簡単な屋根を作る際に、トタン受けを省略して、垂木に直接屋根材を乗せている例を見かけることがあります。
その気持ちもわからないではないですが、少しの材料と少しの手間を惜しまずに、トタン受けなり野地板などを設けたほうがいいですよ。
そのほうが、屋根がしっかりします。


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今回のような小規模の工事の場合、建て方(実際に材木を組む作業)を人力で行うことがほとんどです。
ある程度の規模の工事ならば、クレーンを用いるのですが、柱梁の本数を指折り数えられるぐらいならば、クレーンを依頼するまでもないということです。
もちろん、人力で持ち上げられないような重さならば、クレーンを依頼しなければどうにもなりません。

ここで、材木の重さです。
材木1本あたりの重さは、材木の体積(立方メートル)に、比重をかけてやれば算出できます。
ここで、材木の体積は、断面積(W×H)に長さ(L)をかけてやれば算出できます。
つまり、材木の体積は、断面積×長さということで、この際、注意することは単位を合わせることだけです。

今回、一番重い材木は、断面積105×300mm(0.105×0.3m)、長さ6mの集成材なので、0.105×0.3×6=0.189立方メートルになります。

次に比重です。
比重は樹種別に、大きいものから小さいものまで、さらに乾燥の度合いによって、かなりの幅があります。
これに関しては、ネットなどで見つけ出すか、購入したところでわかっているならば、教えてもらうしかありません。
町の材木屋さんあたりだと、答えが返ってこないこともありそうなので、ネットで調べてしまったほうがよさそうです。

今回は、杉の集成材なので、杉の気乾比重0.4を用いることにしました。
材木の乾燥度合いについては、いろいろな状態がありますが、ホームセンターや材木屋さんで扱われている材木は、気乾比重で考えておけばいいでしょう。

ということで、今回一番重い材木の重さを算出すると、0.189×0.4=0.0756ton=75.6kgとなります。
さて、75.6kgというと、成人男子1人分です。
はっきりいって、かなりの重さです。


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斜めに3本ほど掛けられている材料が見えると思います。
これは、仮筋交い(かり すじかい)と呼ばれているもので、建て方途中の不安定な状態の骨組みを、安定させるためのものです。

また、この仮筋交いを取り付けるときには、柱が垂直に立っているのかを、チェックしながらの取り付けになります。
つまり、仮筋交いによって、ある程度骨組みの水平垂直が決まってくるということです。

仮筋交いの材料は、杉の30×105mm、長さは4m程度のものが使いやすいといえます。
重かったり堅かったりするものは、仮筋交いには向いていません。

仮筋交いというものは、本筋交いが入ればお役ごめんになるものです。
よって、その後に、他の部位に転用が可能ならばいいのですが、そうでなくとも仮筋交いに用いるだけのために、現場に材料を入れることがあります。
このような材料は、使いにくいと事故の原因になることがあります。


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人力で建て方を行う方法です。

基本的には、地面の上で横に倒した状態で、ある程度組み上げて、それを引き起こすという方法をとります。
そうすれば、高い位置での不安定な状態での作業が減ります。
また、この方法ならば、片方の端部が地面に乗っているため、全重量を人力で持ち上げずに済みます。

けっして、柱だけ立てたところに、梁を持ち上げて乗せるようなことはしません。
人数が大勢いれば、そのようなことも可能ですが、それだけ人数を集める費用があるのならば、クレーンを依頼したほうが安全で安くつくからです。

だからといって、建て方は簡単な作業ではありません。
日程に余裕を持たせて、急がず慌てず行うことが大事です。


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集成材を濡らさないように、養生をしているところです。
養生材は、ホームセンターなどで安く売られている、薄手のブルーシートです。

ブルーシートそのままだと取り扱いがたいへんなので、カッターナイフで2枚に切り分けてしまいました。
切り分けてしまうと、一人でも問題なく作業ができます。

厚手のブルーシートを切ってしまうのは、少々抵抗がありますが、薄手の安いブルーシートだと、抵抗なく切ってしまうことができます。
また、短期間の養生程度なら、このような薄手のブルーシートでも充分です。

ちなみに、切り分けてしまったブルーシートは、この仕事だけで廃棄ではなく、次の機会でも使います。


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垂木を取り付けたところです。
この状態になると、架構(骨組み)は固まってしまいます。
よって、架構の水平垂直などを調整するのは、垂木を取り付ける前になります。

垂木のサイズは206材(38×140mm)です。
通常用いる垂木より、かなり大きな断面ですが、これは垂木を支持する間隔が空いてしまうためです。
厳密に計算すると、もっと大きな断面のものが必要となりそうですが、このような物置下屋にそこまでは必要ないだろうとのことで、この断面としました。

このあたり、お施主さんも納得の上でのことです。
万が一、50cmもの積雪があれば、近づかないようにしてくださいとしておきました。


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建物の妻側に、新旧2本の垂木掛け(たるきかけ)が取り付けられています。
垂木掛けというのは、垂木の元側の端部を受けるための部材で、もう一方の端部は軒先になります。
ここを基点にして、垂木は勾配を作るわけで、つまりはここの高さによって、軒先の高さが決まってくるということです。

下屋というものは、通常の屋根よりも低い位置に設けられるもので、軒先のほうも通常の屋根よりも低くなります。
また、軒先の高さというものは、下屋の出が大きくなればなるほど下がってきます。
今回は下屋の延長ということで、下屋が延長される分だけ、下屋の軒先の高さが下がってくるということになります。

当初、旧垂木掛けを利用して、再び垂木を掛けようとしたところ、軒のほうで低くなりすぎるということで、垂木掛けを高いところに新設することにしました。
新しい垂木掛けの高さは、下屋の屋根の工事ができるだけの余裕をとって、めいっぱい上げるということです。
垂木掛けをやみくもに上げてしまうと、下屋の屋根工事が窮屈になってしまい、雨漏りの原因となってしまいます。
玄翁(げんのう)を使える高さは確保しておきたいところです。


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