<   2009年 12月 ( 10 )   > この月の画像一覧

b0003400_2050210.jpg

コンクリート床から立ち上がっているオレンジ色のものは、マルチメディア用の配管です。
立ち上がっている配管は、電源、LAN、電話用の3本です。
配管径は本当ならば22Φ欲しいところ、既存のコンクリート床をあまり傷めたくないため16Φとしています。

このようなことを本格的に行うためには、オフィスの床全体を上げて行うのでしょうが、こちらでは床全体を上げてしまうと出入口で段差ができてしまいます。
そのため、デスクのレイアウトをある程度固定して、配管が欲しいところだけに、コンクリート床を掘り込んで配管を通しています。
これは、このオフィスが1階部分だからできたことで、2階以上の場合は床をあげるしかないでしょう。

一般住宅の場合、デスクは壁際に置かれることがほとんどのため、このような問題は起きません。
もしデスクを壁から離して、部屋の真ん中に置くようなことを考えているのならば、早いうちに配管経路のことを考えておいてください。

貸店舗改装工事 まとめ
[PR]
b0003400_18565846.jpg

入口にサッシが取り付けられると、現場は楽になります。
それまでは、サッシはなくシャッターのみ。
仕事の始まりにシャッターを開けると、吹きさらしの状態になっていました。

チリやホコリの舞う現場、夏場はそれもいいのですが、冬場の現場はさすがに寒くてたまりません。
開け放つのはチリやホコリが舞い散るときだけでたくさんです。

フロントサッシでは、サッシの取付け高さが重要になってきます。
この設定を誤ってしまうと出入口でつまずいてしまったり、外から雨水が侵入することがあります。
今回は店舗ではなく事務所ということで、不特定多数の出入りのことは考えずに、外からの雨水の浸入がないように内部床の高さを設定し、それに合わせてサッシの高さを設定しました。

貸店舗改装工事 まとめ
[PR]
b0003400_20474584.jpg

間仕切り壁(まじきりかべ)というのは、建物内部に設けられる壁のことです。
建物内外の境ではなく、廊下と居室の境、廊下とトイレの境などに設けられる壁のことです。

一般に事務所などの間仕切り壁では、燃えにくさと施工スピードなどから、薄手の鋼製下地材に石膏ボードを張ることが多いのですが、今回は木造大工さんの仕事ということもあって、木材を下地に用いています。

壁の厚さについては、壁に半分埋め込むような手洗器を用いること、自立した腰壁を設けること、引込戸を設けることなどから、厚さ105mmの間柱(まばしら)を用いました。
これらの部分だけ厚い下地材を用いて、他の部分では薄い下地材を用いる手もあるのですが、間仕切壁自体が少ないこともあり、すべて105mm厚に統一です。

このあたり、壁を作る大工さんだけでなく、電気屋さん、水道屋さん、空調屋さんなども、壁の厚さを統一しておいたほうが喜ばれます。
喜ばれるというよりも、間違いが少なくなるということです。

貸店舗改装工事 まとめ
[PR]
b0003400_1841191.jpg

b0003400_18425346.jpg


ほぼ同じ時間に撮った写真です。
上はフラッシュを用いたもので、下はフラッシュを用いなかったものです。

上の写真で、白く円形に映っているものは、ホコリがフラッシュを反射したものです。
下の写真のほうには、そのようなものは写っていません。

以上より、まずは現場にはホコリが漂っているものだと思ってください。
現場に入る際には、できればマスクを着用したほうがいいと思います。

つぎは現場で写真を写す際にはフラッシュを用いずに写さないと、上のような写真になってしまうということです。

新築工事やリフォーム工事などで、記録や記念として写真を残そうとするならば、フラッシュなしの撮影に強いカメラを用いるといいでしょう。
ということで、新築やリフォームを機会に、新しいカメラに買い換えるという考え方もあると思います。

ちなみに私の用いたカメラは FinePix F70EXR です。
広角も望遠も効くので、現場撮影に重宝しています。

貸店舗改装工事 まとめ
[PR]
b0003400_18455534.jpg

こちらの建物の外壁は、ALCと呼ばれているパネル状の軽量気泡コンクリートです。
この外壁に内壁を設けるには何種類かの方法があるのですが、今回は外壁に木材を接着材とビスで固定することにしました。
この方法は手間はかかるのですが、後から内壁に何かを取付けたりするのに、木下地を利用できるという利点があります。
また、木下地ならば一般の方でも物を取付けることができます。

ここで見ていただきたいのは、縦(垂直)に取付けられているALCパネルと、横(水平)に取付けられている木下地です。
ALCパネルには、パネルゆえに多少の出入りがあります。
その出入りを調整するのには、下地を横に張るほうが調整しやすいからです。

ALCパネルへの固定に際して用いたビスは、ドーブチビスと呼ばれているものです。
この手のビスを用いるにあたっての注意事項は、調子に乗って締めすぎないことです。
締めすぎてしまうと、ビスのねじ山が穴の壁を壊してしまい、ビスが抜けやすくなってしまうことがあります。

貸店舗改装工事 まとめ
[PR]
b0003400_18365941.jpg

本日は現場に4業種6人の職人さんが入りました。
現場の大きさは、ほぼ50平米。
広くもない現場に、これだけの職人さんが入ってしまうと、現場は人間だらけという感じです。
もちろん材料も道具も人数に応じて増えています。

一般の現場ならば、これほどの人数を同時に入れることはありません。
今回は店舗の改装ということで工期がないため、いたし方ないところがあります。
また職人さんたちも、その事情をわかってくれています。

具体的な作業は、大工さんが木下地組み及びボード張り。
空調屋さんがダクト工事。
ガス屋さんが給湯器周りの工事。
サッシ屋さんが排煙窓の補修工事でした。

貸店舗改装工事 まとめ
[PR]
b0003400_17393769.jpg

トイレ内部の配管の状況です。
とくに珍しいものはなく、よくある配管の状況といえます。

まずは、赤字で記したものが床の木下地です。
根太(ねだ)は床板を支えるためのもので、大引き(おおびき)は根太を支えるためのものです。
一般的に、大引きは3尺(910mm)ピッチ程度で配置し、根太は1尺(303mm)ピッチ程度で配置します。
床板が厚かったり、根太や大引きの断面が大きかったりした場合は、大引きや根太のピッチを粗くすることができます。

このトイレでは、メインの排水管である便器排水管を無理なく配管するために、根太の配置を動かしています。
排水管については無理な配管を行うと、配管の詰まりを引き起こしてしまいます。

通気管というのは、便器からの排水が順調に流れるようにするためのものです。
水の入ったペットボトルをただ単に逆さまにした場合と、ペットボトルの底に穴を開けて逆さまにした場合を考えてみてください。
順調に水が流れるのは、ペットボトルの底に穴を開けたほうです。
そして、この穴が通気管に相当するものと考えてください。
1階部分であっても節水型の便器を設ける場合には、通気管を設けておいたほうがいいでしょう。

手洗器については、給排水が必要なことはいうまでもありませんが、手洗器の種類によっては電源も必要になることあります。
このあたり要注意です。

貸店舗改装工事 まとめ
[PR]
b0003400_1614258.jpg

手前で作業をしてるのは大工さんで、奥で作業をしているのは水道屋さんです。
こちらの工事では給排水配管のために、キッチントイレ周りの床を上げることにしています。

大工さんは床の下地を組む作業を行い、水道屋さんはその部分の配管作業を行っています。
このように、異なる業種の職人さんが、関連した部分の作業を同時進行で行うことを合番、相番(あいばん)などといいます。
建設業界では、ほかにも合番という言葉を使うことがありますが、今回は以上のような意味の合番です。

もちろん同時進行といっても、大工さんと水道屋さんが、同じ場所に同時に手を出して作業をするわけではありません。
そのようなことは危険きわまりないことであり、怪我の元といえるでしょう。
実際には水道屋さんがある程度配管工事を行い、大工さんがその配管を避けるように床下地を組み、さらに水道屋さんが配管工事の続きを行うなどということです。

これが、水道屋さんだけで配管工事を完結させてしまうと、床下地が思うように組めなかったり、大工さんが床下地組みを先行させてしまうと、配管がうまく通らなくなってしまいます。
結果、どちらも満足の行く仕事にならなくなってしまうということです。

ただ、いきなり初めての職人さん同士で合番での作業ができるかというと、それはなかなか難しいことといえます。
気心の知れた職人さん同士であったり、監督さんがうまく交通整理を行う必要があります。

今回は大工さんと水道屋さんの合番作業の結果、1日で床下地組みと、床下配管作業を済ませることができました。

貸店舗改装工事 まとめ
[PR]
b0003400_18154782.jpg

本日は看板の打ち合わせ。
看板のほうも建築工事と平行して進めておかないと、建物は出来上がっても看板が間に合わないなどということがありえます。
看板なしの竣工パーティーでは格好がつきません。
特に年末年始をひかえたこの時期は、早めに手配を行って安心しておきたいものです。

看板屋さんには、デザインの要望や予算などを伝え、来週の初めまでに何案か出してもらうことにしました。
その案をベースに検討を加え来週中に決定すれば、年内余裕で間に合うとのこと。
このペースで進めることにします。

写真は看板を設置するキャンバスです。
上階のベランダ腰壁にあたる場所で、この面については自由に使ってよいとの建物オーナーさんの了解を得ています。
看板屋さんには、この写真を含めた建物周りの写真と、キャンバスの大きさ高さなどの実測寸法を伝えてあります。
看板デザイン案は、この写真をベースにフォトショップで作り出されそうです。

また、建築工事のほうでは、看板に照明を用いるのならば、証明用の電源を用意することになります。
その件についても打ち合わせを行ってきました。

貸店舗改装工事 まとめ
[PR]
b0003400_18122955.jpg

賃借人の交代による貸店舗の改装工事です。
今まで飲食店だったところを事務所に改装します。
たいていの場合、このような工事では飲食店からいきなり事務所に改装するのではなく、飲食店から一度まっさらな状態に戻し、まっさらな状態から事務所へと改装します。

これが飲食店から事務所ではなく、飲食店から飲食店ならばどうでしょうか。
この場合でも、よほどのことがない限り、一度まっさらな状態に戻すはずです。
正直、工事を行うほうとしては、まっさらな状態からのスタートのほうが、やりやすいことはたしかです。
あれは残すけどこれはやり替えるなどというのは、かなり面倒なものです。

今回の工事は、今まで飲食店だった店舗が、まっさらな状態に戻った段階からのスタートです。
とはいえ、完全にまっさらに戻すなどということは困難で、ある程度、元の状態は引きずっています。

店舗は鉄骨ALC造4階建ての1階部分。
1階部分の隣室は飲食店で、2階から上は賃貸住宅になっています。
広さは、ほぼ50平米(15坪)。
事務所については、いわゆる事務所っぽい感じではなく、ショールームっぽい感じが求められています。

立地は横浜南部の私鉄駅から100m程度の場所です。
このような立地状況では工事車両の駐車に苦労するのですが、今回は駐車についてはそれほど苦労せずに済みそうです。
これだけでも、ありがたい現場といえます。
しばらくの間、この現場にお付き合いください。

貸店舗改装工事 まとめ
[PR]