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バケツの下に敷いてあるのは、滑り止めシートです。
屋根の上に直接バケツを置いてしまうと、かなり滑りやすいため、この滑り止めシートを探してきました。
滑り止めシートは、ホームセンターや100円均一などで扱われているはずです。

波板と呼ばれているトタン板には凹凸があるため、その上に物を置くとなると凸部だけで接してしまいます。
加えて波板の凸部というものは、錆の発生が激しい場所です。
その波板の上に物を置くとなると、それなりの対策が必要になってきます。

屋根の上から物を落してしまうと、落したものが被害を与えてしまう、落したものが損傷してしまう、さらに落したものを取りに行くのが面倒、などということがあります。

とはいっても、どんなに気をつけていても、物を落すことはありえるはずです。
その際に気をつけるべきことは、落ちつつあるものを無理に追いかけないこと。
滑り始めてしまった物を無理に追いかけると、自分が転落してしまうことがあります。
滑り始めてしまった物に対しては、屋根の下に向かって、危ないと声を上げるだけにしておいたほうがいいですよ。
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仕上げ塗料と同様に、錆止め塗料にも色々な種類があります。
ここでは、錆止め塗料の選び方について、塗装材料屋さんから聞いたことを簡単に記してみます。

塗装材料屋さんいわく。
錆止め塗料に高いものを用いて、仕上塗料に安いものを用いても意味がない。
また、錆止め塗料に安いものを用いて、仕上げ塗料に高いものを用いても意味がない。
錆止め塗料と仕上塗料の価格には、相応のバランスがある。

これは、高いものと安いものを塗ってしまうと、妙な化学反応を起こしてしまうと、などということではなく、高いものと安いものを塗ると、安いものの性能で全体の性能が決まってしまうということだと思います。
つまり、高いものと安いものを塗ると、高いものの良さが出てこないということではないでしょうか。

問題は、高い錆止め塗料と、高い仕上塗料をそろえるとなると、けっこうなお値段になってしまうということです。
自分で塗装を行うのであったら、中程度の錆止め塗料と、中程度の仕上塗料を選ぶのが、現実的な話になってくると思います。
どちらか一方だけ豪華にするのは、止めておいたほうがよいでしょう。
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ナマコトタンや波板と呼ばれているトタン屋根には凹凸があるため、錆の発生や汚れの付着が一様ではありません。
一般に凸部は、凹部よりも日が当たる時間が長いため、塗装の劣化が激しく、凹部よりも錆が発生しがちです。
それとは反対に、汚れについては凹部のほうにたまってしまいます。

ということは、錆落しは凸部を中心に行えばよく、汚れ落しは凹部を中心に行えばよいということになります。
しかし、時間の経った汚れというものは、ほうきで掃いたり、雑巾で拭いたりしたぐらいでは、落ちてくれるわけがありません。
それこそ、錆落しと同じように、ワイヤーブラシ、マジックロン、ステンレスたわし、紙やすりなどを用いないと、落ちてくれるものではありません。

さらに錆の発生については、トタン板の凹凸だけでなく、トタン屋根全体の日当たりの関係などで、錆が発生しやすい場所や、発生しにくい場所があります。
錆落し時にはそのような場所をチェックしておいて、塗装時により丹念な作業を行うようするといいですよ。
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こちらは直接錆落しに用いる道具ではありませんが、用意しておくと重宝する道具たちです。

まずは腰袋(こしぶくろ)です。
これは、道具類を身の回りに保持しておくためのものです。
屋根の上の作業では、道具類をそのへんに置いておくと、滑り落ちてしまうことがあるので、ぜひ腰袋を使ってください。
塗装作業には、大げさな道具類は用いないため、小さなもので充分です。
それから、腰袋にはベルトが付属していないので、自分で用意するようにしてください。

次は手袋です。
ワイヤーブラシ、マジックロン、紙やすり、ステンレスたわしなどの道具類は、素手で扱うと手が傷だらけになってしまうので、必ず手袋を用いるようにしてください。
その際、単なる軍手だと、錆、汚れ、塗装かすなどが網目を通ってしまうため、手が汚れてしまいます。
だからといって、水作業用のビニール手袋では手が蒸れてしまいます。
そこで、指の部分と手の平の部分がゴム引きになっているものを使ってみました。
通常の軍手よりもお値段高めですが、汚れも蒸れもある程度抑えられます。
さらにゴム引きであるため、通常の軍手よりも丈夫になっているので、私としてはこのタイプの軍手をおすすめいたします。

なお、手袋にはサイズがあるので、自分の手に合ったものを選ぶようにしてください。
指先が余るような手袋は、使いにくいですよ。

最後はマスクです。
マスクはホコリが出るような作業には必需品です。
錆落し、塗装落しの際には、必ず装着するようにしてください。
マスクについては、自分にとって装着感のよいもの、長く装着していられるものを選んでください。
ちなみに、写真のマスクは花粉症対策用のマスクです。
私にとって、このマスクが一番装着感のよいマスクでした。
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トタン屋根の錆落しに用いた道具たちを紹介してみます。

向かって左側から、ワイヤーブラシ、マジックロン、ステンレスたわしです。
ほかにも紙やすりを用いました。

ワイヤーブラシはご存知だと思います。
マジックロンというのは、研磨剤付きのスポンジのようなもので、この手の錆落しの代名詞的存在となっています。
以上2点と紙やすりは、塗装作業の錆落し道具として定番の道具だと思います。
私の場合、定番の道具に加えて、ステンレスたわし(カールたわし)を用いてみました。

ステンレスたわしというのは珍しくもない台所用品で、こびりついた汚れなどをこすり落とすためのものです。
このステンレスたわしが、塗装面の錆落し、汚れ落しに使えるのではないかと、実際に試してみたところ、結果は上々でしっかり錆と汚れを落としてくれました。
ステンレスたわしというものは、本来が台所用品であるため、道具工具類よりもお値段安めに設定されています。
しかも頑丈で、長持ちしてくれます。
ぜひお試しあれ。

ちなみに、ステンレスたわしは100円均一で購入しました。
サイズのほうが何通りかありますが、できるだけ大きいサイズのほうが手になじんで使いやすいと思います。
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塗り替えとなると、まずは塗料の選択です。
塗料については、ホームセンターなどに行っても、いろいろな種類があるため、選択に迷うところです。
もちろん鉄部塗装用と記されていれば、使えることは使えるのですが、鉄部塗装用と記されているものでも数種類あって、値段のほうもまちまちです。

私の場合、ホームセンターではなく塗装材の専門店に行ってみました。
そこで、専門家に塗装材の種類について尋ねたところ、一般的に良い塗装材というものは、塗膜の劣化が遅いということでした。

塗膜の劣化が遅い。
これだけではわかったようでわからない話ですが、わかりやすい話として樹脂製品の劣化をあげてくれました。
いわく、塗膜というものは樹脂製品そのものである。
そして、屋外に置かれた樹脂製品というものは、時間が経つと白っぽくなってもろくなる。

ここで写真です。
上に乗っている樹脂製のケースは新しいもので、下のほうのケースは古いものです。
下のほうのケースは白っぽくなっていて、指でこすると白い粉が付きそうです。
この白っぽく粉をふいたような状態は、まさにチョーキングです。
また、樹脂製品というものは、新しいうちは弾力性があって、割ろうと思っても簡単には割れないはずです。
ところが、白っぽくなった樹脂製品は、弾力性が失われていて簡単に割れてしまいます。
以上と同じことが、塗膜でも起こります。

ここで、高い塗料というものは、白っぽく粉をふくような状態になるまでの時間が、安い塗料よりも長めであるということです。
この例えで、塗料の種類について、ちょっとイメージを付けやすくなりました。
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ナマコトタンや波板と呼ばれている金属屋根です。
葺かれてから20年ほど経っているでしょうか。
かなり錆がきています。
さらに、元々の色は青色だったようですが、青色の痕跡はところどころ残っているだけで、全体的に白っぽくなっています。
このように、塗装面が白っぽくなることを、チョーキングといいます。
チョークというのは白墨(はくぼく)のことで、チョーキングが発生した塗装面は、チョークの粉をまぶしたような状態になっています。

金属屋根は、まず塗装面が劣化してきてチョーキングが発生します。
劣化した塗装面は、水を遮ることができずに、金属の表面に施されたメッキ面に、水が触れるようになります。
さらに、メッキ面が劣化してくれば、錆の発生ということになります。
その錆というのは、一気に全体に発生するのではなく、まずはところどころに錆が発生してきます。
そして、その錆が全体に広がってくるということです。

ここで問題なのは、金属屋根は薄いということです。
薄い金属屋根に錆が発生すると、穴が開くのは先の話ではありません。

ここで、写真のような状態まで錆の発生が進んでしまった状態で、本職の塗装屋さんに塗替えを依頼すると、塗替えではなく張替えを勧められるはずです。
それは、ナマコトタンというものはそれほど高額なものではないため、錆落としに手間をかけると、張替えと費用が変わらなくなってくるからです。
張替えと塗替えが同じぐらいの費用ならば、誰しも張替えを選ぶはずですし、まともな塗装屋さんならば張替えを勧めるというわけです。

今回はお客さんの想い入れのある屋根のため、塗替えを行うことになりました。
施工者は、本職に依頼するわけにいかず、私自身です。
しばらくの間、専門外の人間による塗装工事の様子をご覧下さい。
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押入れの雑巾摺り(ぞうきんずり)という部材を外しているところです。
雑巾摺りというのは、押入れなどの床と壁の間に設けられている小さな部材で、床と壁を見切っている部材です。
いうならば、洋室部分における巾木(はばき)といえます。
ちなみに、和室部分の畳と壁の間に設けられている部材は、畳寄せ(たたみよせ)といいます。

この雑巾摺りは、丁寧に外しておくと再利用が可能です。
自分で押入れの補修改造を行うときには、再利用を考えて丁寧に外しておくとよいでしょう。
このような小さな部材でも、いざ揃えようとなると、苦労することがありますからね。

一般に雑巾摺りの固定には、細い釘を用います。
通常のような太さの釘を用いると、小さな部材である雑巾摺りが割れてしまうからです。
そのために用いる細い釘は、部材の厚さに応じて、細六(ほそろく)、細八(ほそはち)などと呼ばれている釘を用います。
六というのは六分のことで長さ18mm程度、八というのは八分のことで長さ24mm程度です。
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写真は押入れの中段を、解体してるところです。

解体のほうは、組み立てるときの逆の作業になります。
丁寧に釘を抜いていけば、余計なところまで傷めずに済みます。
ただ、接着剤が用いられていると、どうにもならなくなることがあります。
その際には、ノコギリやノミなどを用いて、切断したり割ったりの作業になります。

今回のように内部にベニヤが張られている押入れでは、ベニヤに中段部材が接着固定されていることがあります。
こうなると、きれいに解体はできません。
ベニヤをある程度傷めてしまう覚悟が必要です。

写真は、中段の床板を外したところで、中段を構成する構造部材が見えています。
このように部材を組めば、かなりがっちりとした棚を作ることができます。
がっちりした棚を作ろうと思ったら、押入れの中段に習って作るといいと思います。
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賃貸マンションの和室の押入れを、クローゼット風に改造してみました。
改造の具体的な内容は、以下のとおりです。

1.中段の取止め
2.内部ベニヤ張り
3.ハンガーパイプの設置
4.建具の交換
5.以上にともなう雑工事

この賃貸マンションはワンルームタイプのため、布団を収納するための押入れよりも、洋服などを収納するためのクローゼットのほうが、入居者のニーズに合っているようです。
今後もこのようなリフォームが、増えてくるのではないでしょうか。

工事のほうは、賃貸物件ゆえに、入居者の入れ換わり時に行いました。
がらんどうの中での作業のため、半日もかからないで済みました。
これが、賃貸ではなく個人の住まいになってくると、人が住んでいる中での工事になります。
一日がかりの作業になったはずです。
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