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壁際に沿って黒っぽく写っているパイプは、今回取り付けた排水管です。
排水管の下にかませてあるものは、角材の切れ端です。
この角材の切れ端は、排水管を下から支えて、排水管が垂れ下がることを防ぐためのものです。
かなり原始的な方法ですが、水圧のかからないドレーン管からの排水程度ならば、これで充分です。

これが、水圧がしっかりかかってくる給水管や、大きい径の排水管などの場合には、角材の切れ端で排水管を支えるわけにはいきません。
堅固な方法で、壁などに取り付けることになります。

具体的に壁などに取り付ける堅固な方法というと、一般にバンドと呼ばれている材料を使うことになります。
バンドという材料は、配管を固定するためのバンド状の部分と、バンド状の部分を壁などに固定する部分からなっています。
問題はバンド状の部分を壁などに固定することで、この作業は壁などの材質によって異なってきます。

これにはある程度の知識と経験が必要になってきます。
失敗すると、壁などを壊してしまうことや、壁内部に雨水が入り込んでしまうこと。
そこまでいかなくても、一度壁などに固定してしまうと、やり直すことがたいへんですからね。
慎重に取付位置を定めて、確実に固定しなければいけません。
その際、配管を通すのに適した位置に、うまい具合に下地が入っていないなどということもあります。
そのような場合には、応用動作が求められることになり、なかなかたいへんなんですよ。

エアコンのドレーン管からの排水程度で、下から物で支える程度で済むのなら、それで済ませてしまってください。
出来上がりの見栄えを求めて、無理にバンドを使わないことです。
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左のほうから、パイプ(VP20)、ソケット、パイプ、90度エルボ、パイプとつながっています。
この中で、パイプをつないでいるものが、継手(つぎて)と呼ばれているものです。
そして、パイプと各継手は、継手にパイプを差し込むことによって、つながっています。
継手には、写真のほかにいろいろな種類があるので、必要におうじて用意するようにしてください。

ここで、パイプ径と継手についてです。
VP20のパイプ径は、20で示されているとおり20mmです。
それでは、この20mmはどこの部分の径かというと、パイプの内径です。

パイプの中を通る流体にとっては、内径が重要なのですが、パイプを継手に差し込んでつなぐとなると、パイプの外径が重要になってきます。
ということで、継手というものは、パイプの外径を基準に作られているもので、継手のどの部分の寸法を測っても、パイプの内径20mmは出てきません。

このことは継手を購入する際に注意してください。
とくに、ホームセンターなどで、ばら売りの継手を購入する際には、各サイズの継手が混ざっている場合があります。
20mmの寸法だけを頭に入れて継手を探していると、小さいサイズの継手を選んでしまうことがありますからね。
継手を選ぶときには、実際にパイプに差し込んでみて、サイズが合うことを確認してからにしてください。

最後にパイプと継手の接着です。
接着には、専用の接着剤が用意されています。
この接着剤を、パイプと継手の両方に塗布したうえで、継手にパイプをしっかり差し込めばOKです。
これで、実際の水道管の水圧にも耐えられます。

ただ、今回はエアコンのドレーン管から流れ出る水を、流すだけです。
このように水圧のかからないような場合には、接着剤を用いずに、継手にパイプを差し込むだけで充分です。
もし不安があるならば、ビニールテープでも巻いておけばよいでしょう。
これならば、不要になったら外せばよいし、失敗してもやり直しがききますからね。
失敗しても、外せばよいというのは、気が楽ですよ。
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購入してきた塩ビ管は、必要な長さに切断しなければいけません。
塩ビ管を切断可能な工具は、ノコギリ、サンダー、パイプカッターなどいろいろあります。

ノコギリは、人力で使う手ノコで、樹脂用や鉄切り用などの目の細かい刃を使えば、20mmぐらいのパイプならば簡単に切断可能です。
木材用の刃でも切断できないことはありませんが、刃が滑って自分の手を切ってしまう恐れがあるので、止めておいたほうが賢明です。
また、木材用の丸ノコでも切断は可能ですが、こちらもまた危険です。
何かあってからでは遅すぎます。
ノコギリで塩ビ管を切断するときは、樹脂用、鉄切り用などの刃がついた、手ノコを用いるようにしてください。

サンダーは、塩ビ管ならば鉄材用の切断砥石で、簡単に切断できます。
塩ビ管をしっかり固定してから、切断してください。

パイプカッターは、一番簡単で安全に切断ができます。
この作業だけでなく、ほかに使い道があれば購入してもよいでしょう。

切断作業において、ほかに気をつけることは、切断用のしるしをつける方法を考えておくことです。
写真のような黒っぽい塩ビ管(HIVP)では、黒い鉛筆でしるしをつけても、ほとんど見えません。
チョークなりローセキなりを用意しておくと便利です。

最後は切断作業が終わってからのことです。
塩ビパイプの切断面は、見た目以上に鋭利になっていることがあります。
そのため、素手で切断面に触れると、手を切ってしまうことがあります。
切断面は紙やすりなどで、角を落としておいてください。
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こちらが、今回使った塩ビ管です。
ねずみ色の塩ビ管とは違って、黒っぽい色をしています。
この塩ビ管はHIVP管と呼ばれているもので、今現在、水道の給水管によく使われています。
ねずみ色の塩ビ管との違いは、黒っぽいHIVP管のほうが、丈夫にできていると考えてください。
ほかにも、赤っぽい塩ビ管もありますが、そちらの塩ビ管はHTVPと呼ばれている、熱に強いタイプです。

お値段のほうは、ねずみ色、黒、赤の順番に高くなっていきます。
正直、今回のようなドレーン管の延長工事では、一番安いねずみ色の管でも、まったく問題はありません。
ただ、余った材料を使いまわすことを考えると、黒っぽいHIVP管が使いまわせる機会が多くあります。
そのために、HIVP管でドレーン管を延長することにしました。

一般に、塩ビ管の長さは4メートルです。
ところが4メートルとなると、自家用車には積み込むことができません。
だからといって、わざわざそのためだけに、トラックを借りるのもばかばかしいことです。
ホームセンターなどで、長いものしか扱っていないようならば、車に積める長さに、ホームセンターの駐車場などで切断してしまってください。

どっちみち、切断作業は家に戻ってから行うことになります。
ホームセンターに行くときには、切断用の工具を持って行くか、ホームセンターで切断用の工具を購入してしまってください。
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奥のほうに、ねずみ色に見えているのが、こちらのエアコンのドレーン管の端末です。
エアコン室外機の裏側で、切り放しにされていました。
これは、ちょっとひどいですね。
せめて、床面まで降ろして、90度に折り返しておいて欲しいところです。
そうすれば、ドレーン管からの排水が、ぴちゃぴちゃとベランダ床面に直接落ちることはなかったはずです。
また、床面で折り返してあれば、やりっ放しの感じがせずに、なんらかの仕事がなされた感じがするはずです。

しかし、このように切り放しにされていると、後からドレーン管を延長するのにはラッキーです。
このまま、ドレーン管の端末に、配管やホースなど接続してしまえば、水勾配がとれますからね。
これが、ドレーン管の端末が、床面まで降りてしまっていると、そのままで排水管を接続してしまうと水勾配がとれません。
水勾配をとるためには、ドレーン管を途中で切断して排水管の接続位置を、上げないといけなくなってしまうところでした。
エアコン室外機の裏側の狭い空間で、ドレーン管を切断するとなると、ちょっと面倒です。

ここで、ドレーン管の材質は、塩ビパイプの20mm・・・VP20というものです。
これにうまく接続できる配管材料を、用意することになります。

ドレーン管が、ジャバラ状のホースであった場合には、それ専用の延長ホースが販売されています。
そちらを用いれば、作業は終わったも同然です。
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ベランダに置かれているエアコンの室外機あたりから、水が流れ出しています。
もちろんこれは、水道管からの水漏れではなく、エアコンのドレーン管から流れ出してきた水です。
ドレーン管から流れ出した水はベランダを流れ、排水口から雨水管に流れ込んでいます。

流れ出した水の行き先がないのなら問題ですが、流れ出した水はそれなりに処理をされています。
また、エアコンのドレーン管からは、大量の水が流れ出してくるわけではありません。
ということで、今までドレーン管からの排水は、流れるままにしておいたのですが、時は夏休み。
暇にまかせて、このドレーン管から排水をどうにか処理をしてみることにしました。

こちらのベランダは、それこそエアコンの室外機を置くために存在しているようなベランダです。
そのため、ドレーン管からの排水が流れっ放しになっていても、大きな問題はないのですが、洗濯物干しなどに使われるベランダだとしたら、ベランダの床面が濡れていると、滑ってしまうことがあります。
また、水で濡れたベランダは、汚れを呼んでしまいます。
ベランダをよく使うようならば、積極的にドレーン管からの排水を処理しておいたほうがよいでしょう。

この作業、材料と道具をそろえる時間を除くと、15分もかからずに終わりました。
一般の方でも、1時間もあれば問題なく終れると思います。
ベランダに流れているエアコンからの排水が、気になるようでしたら、やってみる価値がある作業だと思います。
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こちらはアンテナ工事の必需品、レベルチェッカーです。
各種テレビ電波の受信レベルを測定してくれる機器です。
この機器があれば、アンテナ選定などについての事前チェックが可能なのですが、残念ながらこの機器はプロ用で、価格は10万円を軽く越えてしまいます。

ここまでいかなくても、ハンディタイプの5万円前後の機器もあるのですが、それでも自分で持つのは躊躇してしまう価格です。
こちらも、やはりプロ用でしょうね。

その下に、簡易型として5千円程度のものもあります。
この価格ならば、購入を考えてもよいかもしれません。
ただ、この機器については、あくまでも簡易型ということなので、あまり多くは望まないほうがよいかもしれません。
それから、レベルチェッカーについては、レベルチェッカー単体で使用するのではなく、別途アンテナが必要になります。

受信状況のチェックには、実際のテレビを用いる方法があります。
この方法が一番確実なのですが、テレビ購入後のチェックとなってしまうか、どうにかしてテレビを用意する必要があります。
また、実際にテレビを用いるとなると、アンテナとテレビが離れているため、アンテナを動かしながらの測定がたいへんになってしまいます。

レベルチェッカーとアンテナが、セットとなってリース品として用意されていると、助かるところです。
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こちらのお宅の屋根の上には、アンテナが3本立っています。
上から、東京タワーのほうを向いたVHF、横浜ランドマークタワーのほうを向いたUHF、そして一番下がほぼ真南を向いたUHFです。
この一番下に取り付けられているUHFアンテナが、最近取り付けられた地上デジタル放送用です。

それでは、真南の方向には何があるのかというと、そちらの方向にあるのは、横に広がっている高層マンションです。
もう少し西に向いていれば、平塚送信所からの電波を拾っていることも考えられますが、この向きではそれはないはずです。
さらに、平塚から送信されている電波は垂直偏波のため、平塚からの電波を受信するには垂直偏波用のアンテナが必要になります。※

このUHFアンテナは、そのマンションから反射してきた地上デジタル波を、拾っているのではないかと思います。
地上デジタル波は、反射波からでも充分なことがあります。

こちらのお宅に住まわれている方に尋ねたところ、地上デジタル波は横浜ランドマークタワーから、取っているはずだといっていました。
ところが、新たに取り付けられたUHFアンテナは、横浜ランドマークタワーとは、45度近く方向が違っています。
それに、なんといっても2008年8月の時点では、横浜ランドマークタワーからは、地上デジタル波は送信されていないはずです。

また、地上デジタル波の受信状況を尋ねてみたところ、それまでのアナログ波よりも綺麗に映るようになったとのことでした。
ちなみに、それまでのアナログ波は、横浜ランドマークタワーから受信していたとのことです。

これは、この地域のテレビ電波といえば、横浜ランドマークタワーから送信されているものだ、との思い込みだと思います。
自分の住まいのアンテナの向きというのは、確認しにくいものですからね。

一方、このお宅のお隣では、VHFとUHFの2本のアンテナが、東京タワーのほうに向けられています。
これは地上デジタル波を、東京タワーからとっていると考えてよいでしょう。
電波の状態の悪い地域では、このようなことが起こりえます。

この地域一帯は、テレビ電波の状態が悪い地域です。
このような地域では、地上デジタル波に乗り移ったとしても、電波の状態は悪いままと考えたほうがよいでしょう。
送信所の出力アップや中継局の増設などがなされれば別ですが。
電波の状態の悪い地域では、地域の状況をよく知っている業者さんに、アンテナ工事を依頼することです。
※2009年7月16日追記
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今まで屋根の上に乗っていたアンテナの残骸です。
アンテナはVHFとUHFの2本乗っていました。
2本乗っていたのに、まとめてしまうとこの程度です。
一般のテレビアンテナ(八木アンテナ)というものは、簡単なものですね。

この残骸の中で、一番の大物はアンテナポールで、錆だらけになっていました。
もちろん、アンテナポールはむき出しのスチール鋼管ではなく、亜鉛メッキが施されていました。
ぴかぴかの亜鉛メッキも15年経つと錆だらけです。
このままでも、ある程度はもつと思いますが、錆だらけの状態のポールを目の当りにしてしまうと、やはり交換してしまいたくなります。
ということで、今回はアンテナポールごとの交換になりました。

今回新しくするポールは、またしても亜鉛メッキポールです。
錆には強いステンレスポールもあるのですが、ポールだけ錆に強くても、あまり意味がありません。
亜鉛メッキポールが錆だらけになるころには、アンテナの他の部分にも傷みが出てくるため、アンテナ全体の交換が必要になってくるからです。
テレビアンテナは、消耗品と考えておいたほうがよいでしょう。
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ちょっと見にくいのですが、正面に写っているアンテナを見てください。
1本のアンテナポールに、2本のUHFアンテナと1本のVHFアンテナが、取り付けられています。
上のほうのUHFアンテナは、横浜ランドマークタワーのほうを向き、下のほうのUHFアンテナとVHFアンテナは、東京タワーのほうを向いています。

じつは、横浜ランドマークタワーのほうを向いているUHFアンテナと、東京タワーのほうを向いているVHFアンテナは、同じ内容の放送を受信していると思ってください。
これは、この地域では、東京タワーからの電波の状態が悪いためであり、横浜ランドマークタワーが東京タワーの代わりをしているものです。
つまり、東京タワーのほうを向いているVHFアンテナは、電波の状態の良かった時代の名残といえ、現在は使われていないはずです。

ほんとうならば、VHFアンテナは撤去してしまえばよいのですが、撤去をするにも費用がかかります。
そのために、このような状態になってしまったのでしょう。

できれば、不要になってしまったアンテナは、撤去するようにしてください。
特にVHFアンテナは、UHFアンテナに比べて大きいため、撤去をすればアンテナポールや屋根にかかる負担が減るはずです。

ただ、ここでの場合でいうと、VHF波の状態が良い場合は、迷うところです。
東京スカイツリーに地デジが移ったあとも、東京タワーからアナログ波が出続ける可能性はゼロではないですからね。
私なりの考えでは、東京タワーと東京スカイツリーで、アナログ波とデジタル波を住み分けることは、まったく考えられないわけではないと思っています。
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