<   2008年 06月 ( 17 )   > この月の画像一覧

b0003400_19114165.jpg

3階建住宅の裏側を写した写真です。
1階から2階まで、縦に伸びているのは給排水設備用の配管類です。

身軽な人間ならば、この配管を伝って、2階の窓に達することが充分できるでしょう。
それなのに、2階の窓には雨戸・シャッターの類も、面格子も設けられていません。
こうゆうのは防犯上、好ましいものとはいえません。

この窓のある部屋は、部屋の位置や設備配管の様子から、洗面所だと思います。
洗面所ならば雨戸・シャッターは不要で、さらに2階なので、外部からの侵入の恐れがないので、面格子も不要としたのでしょう。
そこまでは、大きな問題はなかったのですが、設備設計をする際に、配管類を外部に出してしまったために、このようなことになってしまいました。
意匠設計と設備設計が、うまく連携しなかったことが原因だと思います。

このような場合、完成後に雨戸・シャッターや面格子を、外壁側に設置するのは面倒な工事になりますが、室内側に面格子を設置するという手があります。
[PR]
b0003400_11221699.jpg

塗装の仕上がりです。
この塗装はエアーコンプレッサーを用いて、吹付けで行ったため、かなりきれいに仕上がっています。
ローラーやハケで行った場合には、プロが行ったとしても、ここまでの仕上がりは無理です。
しかし、きれいに仕上がったといって、塗装がその分長持ちするのかというと、そうは考えないほうがよいでしょう。
あくまでも見栄えの問題として、捉えておいてください。

もちろん、きれいな仕上がりとなるような、丁寧な工事を行えば、多少は塗装が長持ちします。
ただ、多少の長持ちというのは、10年20年もということではなく、数年単位の長持ちと考えてください。

一般の方が塗装を行う際には、見栄えのことを考えずに、とにかく頻繁に塗ることです。
2~3年に一回、塗装面がごてごてするぐらいの感じで、塗ってしまえばよいと思います。
[PR]
b0003400_10423035.jpg

塗装工事の際に、悩むことの一つに配管関係の塗装があります。
一番簡単なのは、外壁と同じ塗料を、外壁と同じように塗って済ませてしまうことです。
しかし、その場合は、塗り上がった当初は良いのですが、早い時期に塗装が剥がれてくることがあります。
剥がれてこないようにするためには、それなりの下地処理が必要になってきます。
具体的には、配管の表面にサンドペーパーなどで細かい傷をつけること。
さらに、下塗剤(シーラー)として、配管の材質と上塗り剤に合ったものを選ぶことです。
当然に、このような下地処理を行うとなると、手間と材料費がかかります。
塗装工事の見積をチェックする際には、そのあたりの確認が必要です。

写真は、水道配管に塗装を施さずに、配管そのものに色つきの製品を選んだ例です。
外壁色と同じ色とはとはいきませんが、それほど違和感はありません。
ただ、配管材料で選べる色は、数色しかありません。
都合よく、似たような色合いの製品があれば、このような手も可能です。
[PR]
b0003400_1921798.jpg

マスカーと呼ばれている養生用品です。
ホームセンターなどで、いろいろな製品が取り扱われていると思います。

マスカーというものは、養生用のカバー材に、粘着テープを組み合わせた製品で、カバー材を展開することと、そのカバー材を貼り付けることを、いっぺんに行えるようになっています。
もちろん、カバー材と粘着テープを別々に購入したほうが安いのですが、そうすると養生の手間がかかってしまいます。
今では壁面の養生は、マスカー無しではできないといってよいかもしれません。

このマスカー、初めて使うとなると、使い方に迷うことがあります。
ですので、初めて使ってみようとするかたは、丈の短いマスカーで、ためしてみることをおすすめします。
いきなり丈の長いマスカーを使うとなると、苦労する恐れがあります。

マスカーは、塗装工事以外にも重宝する場面があります。
使い方を覚えておくと、なにかと便利ですよ。
[PR]
b0003400_17592815.jpg

塗装用の養生用品については、いろいろあります。
写真で、自動車を覆っているものは、自動車用養生カバーなどと呼ばれています。
価格のほうは、安いもので一枚数百円のレベルです。
このお値段、何回か使い回しができればよいのですが、一度きりの利用でこのお値段となると、けっこう厳しいものがあります。
とはいっても、自動車の持ち主としては、新品のカバーで覆ってもらいたいもので、使い古しではあまり良い感じはしないはずです。

また、一度使ったカバーには、カバーの内側に砂などが付着してしまうことがあります。
自動車のボディーに、砂で擦り傷でも付けてしまったら、大ごとになってしまいます。
ということで、やはり自動車用養生カバーは新品ではないと、となるとかなりの出費になるんですよ。

ほかの養生用品についても、使い捨てが基本です。
しかし、これからの時代、このような使い捨てがどこまで許されるのかは、難しいところですね。
[PR]
ケレンとは、塗装工事の際に、錆や汚れや剥がれかかっている塗膜などを落として、塗装面をクリーンにすることです。
そのクリーンが、いつの間にかケレンになってしまったのでしょう。
けっして歌舞伎などで用いられる、外連(けれん)ではありません。
このことを知ると、ケレンの意味がわかりやすいのではないでしょうか。

ケレンには、1種ケレンから4種ケレンまであります。
1種ケレンが一番ケレンの度合いが強く、錆や残っている塗膜をきれいに落として、鉄部の地肌まで出してしまいます。
見方を変えると、そうまでしなければならないほど、塗装面の状態が悪い場合に行われるケレンです。
4種ケレンになると、塗装面の汚れ落とし程度・・・それこそクリーニング程度のケレンとなります。

1種ケレンが必要なところを、4種ケレンで済ませてしまうのは、まずいということはわかると思います。
それでは4種ケレンで充分なところを、1種ケレンまで行ってしまったらどうでしょうか。
しっかりしている塗膜まで落としてしまったり、錆びてもいない鉄部を削ってしまうことは、やりすぎだと思います。
ただ、ケレンの度合いが強くなっていくと、それに連れてかなりの手間がかかるようになっていきます。
そのため、ケレンを簡単に済ませようとすることはあっても、ケレンをやりすぎることはないはずです。
チェックが必要なのは、ケレン不足のほうです。
[PR]
b0003400_16201997.jpg

今回使用した錆止め塗料です。
1液性変成エポキシ系錆止め塗料と呼ばれているものです。

かつては錆止め塗料というと、赤っぽい鉛系の製品がおもに使われていました。
鉛系の錆止め塗料は、歴史もあり安価な塗料なのですが、やはり鉛の問題が出てきます。
通常ならば鉛が溶け出すようなことはありませんが、塗装の塗替え時に、既存の塗装をはがす際に、鉛を飛び散らせてしまうことになります。

ただ、屋内などの塗料にとって条件のよい部位では、塗装の塗替えが不要なこともありえることで、そのような部位には鉛系の安価な塗料でも充分だといえます。
このあたりは適材適所ということで、必要以上に高価な塗料を使う必要はないと思います。
しかし、小規模な工事で、ここは鉛系、ここはエポキシ系などとやってしまうと、それはそれで費用がかかります。
そのような場合には、高価ではありますが、エポキシ系で統一すべきでしょう。

錆止め塗料には、ほかにもいろいろな種類があります。
塗装工事を依頼する際には、どのような錆止め塗料を使うのかも、しっかり注目してみてください。
[PR]
b0003400_8294427.jpg

前回の電気の話に続いて、今回は水道の話です。

水のほうも工事には欠かせません。
ところが、賃貸物件の場合、電気の共用回路は設けられていることがほとんどなのですが、共用水道となると、ある程度の規模の物件にならないと、設けられていないことがほとんどだと思います。
また、電気の場合は、共用回路が設けられていない場合には、入居者の方のコンセントをお借りするようなことで、どうにかなる場合があります。
しかし、水道の場合は、入居者の方の水栓にホースをつないで、いちいち水栓を開けたり閉めたりするのは、かなり難しいことになります。
このような場合、どのように工事用水を確保するのかというと、水タンクを用意することがあります。

ただ、正直いって、水タンクを用意するのはかなり面倒なことです。
特に、小規模なリフォーム工事のような場合には、水タンクを用意した上で工事を行うことがまれなこともあって、嫌がる職人さんがほとんどです。
このことは、あくまでも慣れの問題だとは思いますが、長年続いた習慣を変えるのは、なかなか難しい問題です。

今回は、アパートのオーナーと入居者と相談した上で、入居者宅の給湯器部分につながっている給水管に、水栓金具を取付けることによって、入居者の手を煩わせずに、自由に水道を使えるようにしました。
もちろん、工事に用いた水道料金相当分は、入居者に支払います。
入居者さんと折り合いが付けば、この方法が一番費用が安く済む方法だと思います。
[PR]
b0003400_2051488.jpg

塗装工事に限らないのですが、工事に必要なものに電源・・・コンセントがあります。
今は、ほとんどの工事に電動工具を用いるため、そのためのコンセントが必要になってきます。
これが、一般の住宅ならば問題はないのですが、賃貸住宅となると共用部にコンセントがない場合があります。
だからといって、賃借人の住戸から、コンセントを借りるのはなかなか難しいものがあります。
また、発電機を用意するとなると、費用と手間がかかります。
そこで、今回は、オーナーさんと相談の上、共用部にコンセントを設けてしまいました。

共用部にコンセントがないといっても、外廊下灯、テレビアンテナ用ブースター、自動火災報知設備などの共用設備が設置されているわけで、これらの機器には電源が接続されているはずです。
ということは、その共用設備部分にコンセントを設けてしまえばよいということです。

写真は、共用設備用のブレーカーなどが納められている、共用盤です。
この中に、コンセントを設けてしまえば、以後、電気の使用に関して世話無しになります。
[PR]
b0003400_1562264.jpg

塗装の養生とは、塗料を付けたくないところを、シートなどで覆うことです。
養生は塗装の準備工程といえるものなのですが、大事であり手間のかかる仕事です。
塗装屋さんが現場に乗り込んできた日の午前中は、養生で終わってしまうぐらいの感じです。

この養生、誰にでもできるのかというと、そんなことはありません。
養生はペンキもハケも用いない仕事なので、見習いさんがやるような仕事かというと、まず見習いさんでは無理な仕事でしょう。
見習いさんがやったとすると、時間はかかるは、できあがった養生が邪魔になるはで、使えない養生になってしまうと思います。
養生を行うのは、親方とまではいかなくとも、かなり仕事がわかっている職人さんが行う作業です。

写真は玄関ドア周りの、養生の状態です。
この状態で、ドアの開閉はもちろんのこと、鍵の施錠開錠、郵便受け、チャイムも使えるようになっています。
このような養生、簡単そうに見えて、けっこうたいへんなんですよ。
[PR]