<   2008年 03月 ( 15 )   > この月の画像一覧

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このステンレス板は、板金屋さんに加工してもらったものです。
切断面を裏側に折り曲げることによって、切断面での切創を防ぐようにしてあります。
この処理が一般の方には難しいことだと思います。

このような折り曲げ加工が出来ない場合はどうするか?
それは、ステンレス板をあきらめる手があります。
ステンレス板ではなく、それに替わるものを張ればよいわけです。

この場合、ステンレス板に替わるものとしては、樹脂が考えられます。
それも、板状とは限らずに、シート状のものでも用は足りるはずです。

樹脂シートならば、加工も容易ですし、入手も用意です。
また、値段のほうもステンレス板よりも安価なはずです。

樹脂シートの床への留め方は、きっちりと留めるならば両面テープがよいでしょう。
それほど留めることにこだわらないならば、シートを敷くだけでも、ある程度床板を湿気から守ることができるはずです。
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洗面化粧台収納部の床板を、9mm合板とステンレス板で張替えてみました。

こちらの洗面化粧台は、排水部からの水漏れがあったようで、気がついたら収納部の床板が抜けそうになっていたようです。
水漏れのほうは水道屋さんが対処して直すことができたのですが、床板のほうは水道屋さんの管轄外。
大工さんの出番となりました。
これを機会に、洗面化粧台自体を買い換えるという考え方もありますが、床板を除くとまだまだ使える洗面化粧台です。

作業のほうは、まず既存の床板の上に9mm合板を張ります。
合板の切断寸法は、収納部のゆがみを考え少し大きめとして、カンナで削りながら納めます。
もちろん、はじめから小さめの寸法に切断して、空いた隙間にシーリングを施す手もあります。
一般の方が行うとすると、小さめの寸法に切断するほうがよいでしょう。
そのほうが、作業能率だけでなく、無理やり合板を押し込んで、周囲に傷を付ける恐れも少ないはずです。

排水用の穴については、大きめに開けても排水管カバーで隠れてしまうため、大きめに開けておきます。
大き目の穴を開けるための工具が無い場合は、小さいドリルで円を画くように穴を開けてしまえば充分です。
ここは、この時点での見栄えを考えないことです。

次稿はステンレス板についてです。
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こちらは小便用のトイレです。
小便用のトイレのほうは、床タイルの張替えのみでした。
だからといって、床タイルを単純に張替えただけでは、施工者としての面白味がありません。
なんらかのプラスアルファが欲しいところです。

ということで、こちらから提案させていただいた結果が、小便器下の大判のタイルです。
このタイルは、大判ということだけでなく、小便による汚れ防止機能が付いているもので、小便器周り用のタイルです。

ただ、大判のタイルは通常のタイルと比べると厚くできているので、通常のタイルと並べて張ると、段差が付いてしまいます。
この点は注意が必要です。

この大判のタイルについては、副次的な作用として、小便器を利用する際の、立ち位置を決める役割りもあるようです。
つまり、この大判のタイルの上に乗って、小便器を利用するようになるであろうということです。
これが、この大判のタイルを避けて、小便器を利用されてしまうと、困ったことになるかもしれません。
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階段に手すりを取付けるにあたって、苦労することは手すりの位置決めだと思います。
廊下のように平らなところに手すりを取付けるのならば、床から何センチで高さを決めてしまえば、そのあとはそれほど苦労せずに作業を進められるはずです。

ところが、階段のように斜めになっているところでは、手すりの高さは決められたとしても、その高さどおりに手すりを取り付けるのに苦労すると思います。
まして、手すりの取り付け作業を一人で行おうとすると、並大抵の苦労ではないでしょう。
手すり棒を落として、階段や壁に傷を付けてしまうこともありえるはずです。

階段のように床面が斜めになっているところに、手すりを取り付けるときには、壁に手すりの位置を鉛筆で記してください。
壁に記す手すりの位置は、手すり棒の一番高い部分がよいでしょう。
もちろん手すり棒の一番低い部分でもよいのですが、間違っても手すり棒の中心を記さないことです。
そして、壁に記された鉛筆の線に直角定規を当てて、手すりの高さを決めればよいわけです。
また、壁に記した鉛筆の線は、作業が終了したら、消しゴムで消すことができます。

このように、作業に必要な線を記す作業のことを、墨出し(すみだし)といいます。
墨出しがきちんとできれば、そのあとの作業を順調に進めることができます。
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これは、トイレの手洗器用の給水管と排水管です。
今回新しくした便器は、便座の後にロータンクが無いタイプのため、ロータンク上部を利用した手洗器が無くなってしまいました。
そのため、トイレ内に新たに手洗器が必要となってしまいました。

トイレ内に新たに手洗器を設ける。
ここで問題になってくることは、手洗器への給水と、手洗器からの排水です。
これについては、何通りかの方法があるのですが、今回は床をやりかえるため、床下で既存の便器につながっている給排水管から、分岐することにしました。
また、既存の便器から分岐された給排水管は、床からそのまま立ち上げずに、壁を一部壊して、壁の中で立ち上げています。
こうすると、足元に給排水管が出ずに、すっきりするのですが、壁の補修工事が発生します。

しかし、どうせリフォームを行うのならば、壁を壊す手もあると思います。
また、壁を壊すとならば、壁に埋め込むタイプの手洗器も選択範囲に入ってきます。
広いトイレの場合には、埋め込み式であろうがなかろうが、それほど違いはありませんが、狭いトイレの場合には、数センチの埋め込み深さが効いてきます。
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トイレの床タイルを、新しいものに張替えたところです。
以前の状態と比べてみると、かなり明るくなりました。
これは、住まわれる方が一番喜ばれたことだと思います。

元々は便器下部からの水漏れがきっかけのリフォームでしたが、水漏れが直っただけでは、一番最初の状態に戻るだけ。
それプラスアルファがあると、喜ばれるリフォームとなります。
これが、単なる修理修繕と、リフォームの違いではないでしょうか。

などと大上段に構えてしまいましたが、床、壁、天井などの仕上材を替えてみると、その部屋の感じがかなり変わることがあります。
また、クロス、クッションフロアなどの仕上材の張替え工事は、それほど高額ではありません。
張られてから10年も経ったクロスやクッションフロアの張替えは、検討してみる価値はありますよ。
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フローリングの色柄合わせを行っているところです。

フローリングというものは、同じ品番、同じ色の製品でも、これが同じものかと思うぐらい、色柄が違っていることがあります。
たとえば、中間色のブラウンを選んだ場合、同じブラウンでも濃い薄いの違いがあって、濃い色のほうはダークブラウンに近く、薄い色のほうはライトブラウンに近かったりします。
また、柄のほうは、樹木の木目模様がしっかりと現れているもの(板目)と、縦に流れる線だけのもの(柾目)とでは、見た感じがかなり違ってきます。

このように、色柄が違っているものを、隣り合わせて張ってしまうと、寄せ集めの材料で床を張ってしまったようになってしまいます。
それを防ぐために、フローリングの色柄を事前にチェックし、並べ方を考えることが色柄合わせです。

フローリングというものは、同時に購入すると、同一ロットの製品を入手できる可能性が高く、同じような色柄の製品がそろう可能性が高くなります。
問題はバラバラに購入するときです。
一般に、フローリングは坪(3.3平米)単位で販売されることが多いため、四畳半(1.25坪)の部屋にフローリングを張ろうとすると、0.75坪分余ってしまいます。
この0.75坪分を捨てずに保管しておいて、他の機会に不足分を加えて流用しようとすると、完全なロット違いになってしまい、色柄もかなり違ってきます。
このような場合には、色柄合わせどころではなくなってしまうこともあります。
新たにフローリングを張る際には、新たにすべてのフローリングを購入するほうが良いでしょう。

また、ホームセンターなどで店頭に陳列してあるフローリングを購入すると、結果としてバラバラにフローリングを購入する形になることがありえます。
このようなことがないように、購入する際には、ひとまとまりになった商品を選ぶようにしてください。
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先日行ったリフォームの現場です。
リフォームの内訳は、トイレの全面リフォームと、洗面所の洗面化粧台の交換です。
洗面所のほうは、ほとんど木工事はありませんでしたが、トイレのほうはそれなりの木工事をともなう仕事となりました。
写真はトイレの木工事のために設けた作業場所です。

木工事については、大きい部分は下小屋で済ませてきます。
こちらで行う作業は、材料を取り付け場所に合う長さに切断したり、合板類の切断加工作業が中心になります。
ほんとうは下小屋で加工した材料を、現地で取り付けるだけで済めばよいのですが、リフォームの場合はなかなか難しいところがあります。
開けてみなければ、わからない部分が多いですからね。
結局、リフォーム工事では、現地で行う作業が多くなってきます。

ここでは、まだ寒い時期ですが、日の当たらない場所で作業をしています。
これは、この場所でしか作業を行うスペースがなかったということでなく、あえて日の当たらない場所を選んだためです。
あえて日の当たらない場所を選んだわけは、材料や道具を日にさらさないようにするためです。

材料に日が当たると、狂い暴れが出てきます。
また、道具のカンナについては、木製のカンナの台の部分が、日を嫌います。

新築工事ならば日の当たらない屋内で作業が出来ますが、リフォーム工事では屋内で作業が出来ないことがよくあります。
そのため、寒い時期にもかかわらず、あえて日なたを避けて作業場所を設定しています。
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木製引き戸の底の部分です。
中央に写っているのは、戸車(とぐるま)という金物です。

戸車というものは、引き戸の重さを支えながら動いているため、引き戸の中で一番早くダメになってしまう部品です。
引き戸の開け閉ての具合が悪くなったら、戸車の寿命を疑ってみる必要があります。

戸車の交換は、それほど難しいことではありません。
写真の場合だと、戸車を留めている2本のビスを外したうえで、マイナスドライバーのほうなものを使えば、戸車をほじくり出して外すことが出来ます。
あとは、外した戸車と同じ形状とサイズの戸車を探してきて、取り付ければOKです。

ただ、同じ形状とサイズの戸車であっても、樹脂製、ステンレス製、ステンレス製ベアリング付きの3種類が、販売されているはずです。
樹脂製は開閉音が静かではありますが、ステンレス製よりも丈夫さで劣ります。
ステンレス製ベアリング付きは、単なるステンレス製よりも丈夫ではありますが高価です。
ただ、高価とはいっても戸車2個で2~3千円程度のはずです。

戸車の選択にあたっては、今まで使ってきた戸車が、充分長持ちしてくれたのならば、今までと同じものを選べばよいでしょう。
今まで使ってきた戸車が、思いのほか早くダメになったのならば、新たな戸車にはステンレス製ベアリング付きを、選択したほうがよいと思います。
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トイレの床に張られていた、タイルを剥がしたところです。
タイルと下地の間に水が回っていたせいか、タイルは簡単に剥がれてくれました。
正直、こうゆうのはありがたいですね。
トイレのような狭い空間で、がっちりしたタイルを剥がすのは一苦労です。

タイル床の下地は、杉の四分板(12mm)でした。
杉板にしては、しっかりしているというのが正直なところで、杉の赤身の部分を選んで使ったのだと思います。
これが、杉の白太(しらた)といわれている部分だったら、ここまではしっかりしていなかったでしょう。
中心部に近い赤い部分(赤味)と、周辺部である白い部分(白太)では、持ちが違います。

写真で黒っぽく写っているのが、水に濡れているところです。
それも、表面が濡れているというよりも、材全体が水を含んでじゅくじゅくになっているような状態でした。
この状態で、よく持っていたというのが偽らざるところです。

いくら赤味の部分を使ったといっても、数年後には床板が抜けていたかもしれません。
よいタイミングのリフォームだといえるでしょう。
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