<   2007年 11月 ( 16 )   > この月の画像一覧

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網戸の側面上部です。
ネジが2本付いています。
そのうちの1本は網戸を組立てているネジで、もう1本が網戸の外れ止めのためのネジです。
この外れ止めのためのネジを緩めることによって、外れ止めが上下可能になり、外れ止めが効いたり効かなくなったりします。

外れ止めが上の位置で固定されると、網戸をそれ以上持ち上げることが出来なくなって、持ち上げて網戸を外すことが出来なくなります。
原理は単純ですが、通常の用法では充分外れ止めの役割りを果たしてくれます。
ただ、網戸を力任せに押したりすると、網戸そのものがたわんでしまい、レールから外れてしまうことがあります。
よって、外れ止めに過信は禁物です。

この外れ止めは、普段は上部の位置に固定したままにしておきます。
そして、大掃除などで網戸を外すときに、外れ止めを下げて網戸を外します。

この外れ止めについて気をつけることは以下のとおりです。
大掃除などが終わって網戸を取り付ける際には、外れ止めをあらためてセットすること。
外れ止め用ネジと組立用ネジを間違えないこと。
網戸を使っているうちに外れ止めが下がってくることがあるので、たまには外れ止めの様子を点検することです。


網戸の張替え 概要
網戸の張替え 取付け取外し
網戸の張替え ネットの状態
網戸の張替え 作業台
網戸の張替え ラジオペンチ
網戸の張替え ネットの長さ
網戸の張替え ネットの切断
網戸の張替え 押えゴム
網戸の張替え 手袋
網戸の張替え 腰袋
網戸の張替え 千枚通し
網戸の張替え 古ネットの処分
網戸の張替え まとめ

網戸の張替え費用
網戸の網目
住まいの手入れ 網戸の戸車
住まいの手入れ 網戸の戸車調整
住まいの手入れ 網戸の外れ止め
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このクレセントは、通常のクレセントとは違っています。
外見ではレバーハンドルの形と大きさが違っているのですが、違っているのはそれだけではありません。
じつはサッシ自体が通常のサッシとは違っているのです。

このようなサッシの場合は、そのサッシ専用のクレセントがあって、そのクレセントにしか交換できないことがほとんどです。
もし、ビス穴のピッチが合ったとしても、通常のクレセントとは交換できないものと思ってください。
形だけ交換できたとしても、サッシ自体の故障につながる可能性があります。

このような特殊なタイプのクレセントは、防音サッシなどに使われていることが多く、クレセントの形状は通常よりも大型になっていると考えてください。
しかし、特殊だからといって、まったく交換部品が市販されていないわけではありません。
まずはネット上で、交換部品が市販されているかどうかを調べてみてください。

市販されていた場合、さらに交換方法を調べ、その結果少しでも自分での交換に不安があれば、手を出さないほうが賢明です。
サッシ屋さんに任せてしまったほうがいいでしょう。
もちろん、交換部品が市販されていなかった場合は、サッシ屋さんに任せてしまうしかありません。
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サッシのクレセントを交換するには、新しく交換するクレセントを用意することになります。
クレセントならば、どのクレセントでも合えばよいのですが、そううまい具合にはいきません。
うまく合うクレセントを見つけることになります。

新しいクレセントをネット上で探すさいには、そのサイトの指示に従って選んでください。
できれば、いろいろなサッシにも合うと称しているクレセントよりも、そのサッシにぴったり合うようなクレセントを探し出したほうがよいでしょう。
いろいろなサッシにも合うと称しているクレセントは、多少の調整が必要になるからです。
ただ、ぴったり合うようなクレセントが探し出せなければ仕方ありません。
いろいろなサッシの範囲内に納まっていることを確認の上、そのクレセントを選んでください。

ここで、クレセントの右左についてです。
写真のクレセントは、一般的な2枚引き違いサッシに付いていたものです。
これは、向かって左側のサッシが奥で、右側のサッシが手前側に来る左勝手(L)タイプです。
まず、ほとんどのサッシはこうなっているのですが、4枚引き違いサッシなどになると、右勝手(R)タイプというものが出てきます。
これには注意が必要です。

次に、新しいクレセントをホームセンターなどで探す場合です。
この場合は、今付いているクレセントをホームセンターに持参して、実物を見比べるのが手っ取り早いはずです。
さらに係の人に相談してしまえば、間違えることはないでしょう。

この際、問題になるのは、クレセントを外してしまうことです。
先日も話しましたが、不用意にクレセントを外してしまうと、裏板が落ちてしまい面倒なことになる可能性があります。
クレセントを外す際には、2本のネジをいっぺんに外さずに、1本ずつ外したネジを止めながら作業を進めてください。

写真は、クレセントネジ部分に樹脂製のカバーが取り付けられているタイプです。
この樹脂カバーは、手で押し上げることによって外すことができます。

最後に、クレセントをホームセンターなどに持参するときには、一時鍵無しの状態になります。
その間の用心を忘れないようにしてください。
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サッシのクレセントとはいわゆるサッシの鍵のことで、レバーを操作することによって、2枚のサッシを一体化して開かなくなるようにするものです。
材質はステンレスで、そこそこ丈夫には出来ているのですが、使う頻度、使い方などによっては緩んでガタついてきたり、動きが硬くなってしまうことがあります。

緩んだものはネジの増し締め、硬くなったものは注油などで、不具合を解消できればよいのですが、内部で金属が磨耗していたり、部品が破損していたりすると、増し締めや注油ではどうにもなりません。
そうなってくると、クレセントそのもを交換することになります。

一般にクレセントの具合が悪くなったときには、いきなりクレセントの交換とはいかずに、まずはクレセントの状態のチェックを行うと思います。
じつは、ここが大きなポイントです。

クレセントのチェックを行うときには、とりあえず外せるネジは外してしまい、クレセントをサッシ本体から外してみたくなると思います。
ところが、クレセントをサッシ本体に止めているネジは、サッシ本体のアルミ部分に直接止められているのではなく、アルミ部分の裏側にある裏板に止められていることがほとんどです。
一方、裏板はアルミ本体の裏側に強固に取り付けられているわけではありません。
つまり、クレセントをサッシ本体に止めているネジを外してしまうと、裏板が落ちてしまう可能性があるということです。
裏板が落ちてしまうとたいへんです。
それこそ、サッシそのものをある程度分解しないと、裏板が元の位置に戻らないこともあります。

以上のことは 『クレセント交換』 で検索したり、交換用のクレセントを購入すると説明されてることなのですが、クレセントのチェックの段階ではわかっていないことのほうが多いと思います。

クレセントを外してチェックしたところ、交換が必要なことがわかった。
クレセントを交換しようと思って、交換方法をサイトで検索してみたところ、裏板を落とさないようにと書かれていた。
が、時すでに遅し、とならないようにしてください。
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梁の上に乗っている小さな部材は束(つか)です。
この束の上に、棟木(むなぎ)や母屋(もや)を乗せ、さらに垂木(たるき)を乗せることによって、勾配屋根を作ります。
つまり、束は勾配を作る大もとの部材といえます。

こちらでは屋根部分が小さいため束の長さはわずかなものでしたが、屋根が大きくなってくると束の長さは長くなってきます。
また、束は屋根勾配が急になると長くなってきます。
このへんは三角関数タンジェントの世界ですね。

それでは、大工さんは束の長さをどうやって算出しているのでしょうか?
一般的な感覚では、このような寸法を出すにあたっては、計算によって算出することを考えると思います。
ところが、大工さんは電卓を叩いて寸法を出すなどということはぜずに、原寸図などの図面を描いて算出することを考えます。
これは、電卓の登場以降も続いていることで、電卓の登場以前でも算盤を使って計算するなどということはなかったはずです。
もちろん図面を作成する作業の端々で、簡単な暗算や筆算程度はありますが。

図面を描いて算出する場合、きちんとした図面を描けさえすればミスなどは発生しません。
また、出来上がった図面からは、全体のバランスや納まりのおかしな部分などが見えてきます。
さらに、原寸図の場合には、加工した部材を原寸図にあてがうと、加工ミスのチェックもできます。

図面を描くことは、電卓を叩いて計算するよりも手間がかかります。
また経験と知識も必要です。
それゆえ、きちんとした図面を描けるようになれば、大工さんとして一人前かもしれません。
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元口(もとくち)というのは、1本の材木の中で木の根のほうに近い部分で、末口(すえくち)はその反対側です。
なぜに1本の材木にこのような区別をつけているのかというと、元口と末口では材木の材料としての性質に差異があるためです。

立木の状態の樹木を考えてみると、一般に根元に近いほうが太くなっています。
これは、根元に近いほうにより多くの力(枝葉に吹きつけた風が、テコの原理で幹にかかってくると考えてください)がかかるために、その力に耐えうるように太くなっていると考えてもよいと思います。
しかし、これでは均一の太さに製材してしまうと、元口も末口も関係なくなってしまいます。

ところが、実際には根元を少しぐらい太くしたぐらいでは、強風時にかかってくる力には足りません。
それこそ、東京タワーなどのように足元を大きく開いて踏ん張らないと、強風時の力には耐えられないというものです。
それでは、東京タワーなどのように足元が太くなっていない樹木の場合はどうなっているのでしょうか。
それは、足元のほうを太くするだけでなく、材料そのものの強度を上げることによって、それほど足元を太くせずに済ませているというわけです。
つまり、均一の太さに製材したとしても、根元のほうとその反対側では材料そのものの強度が違うということです。
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材木には上下の方向性があります。
立木として地面から生えていた状態で、根に近いほうに位置していた部分を元口(もとくち)、その反対側を末口(すえくち)といいます。
ただ、根に近いほうに位置しているといっても、必ずしも根っこのすぐそばが元口とは限らず、木の幹での相対的な位置関係で元口、末口と区別しています。
つまり、木の幹の先の方から、4メートルの材木をとることもあるわけで、その場合の元口はかなり高い位置になるということです。
とはいえ製材された1本の材木で元口と末口を比べてみると、元口と末口では性質が異なっています。

材木屋さんから購入した材木はきちんと製材されているため、上下の別などないように見えますが、樹木ゆえにもちろん上下の別があります。
ところが、木の表面を見ただけでその区別をつけることは、プロの大工さんにとっても簡単ではない場合があります。
素直で真っ直ぐな木ならば、年輪の流れ方や木肌の具合で判別が付くのですが、現実にはそのような木ばかりとは限りません。
まったく逆方向に年輪が流れていたり、上下の判別が付けづらいような状態の材木も多々あります。

じつはそのようなことに備える意味合いも合って、製材済みの材木には 『檜 特一等 ○○商店』 などの文字が縦書きされています。
ただ、この文字は材木屋さんで、材木を立てかけて保管するのに都合よく記されています。
材木屋さんでは、水分の吸い込みやすい元口側を、上のほうにもってくるようにして材木を立てかけるため、その状態で文字が見やすいように、元口側から末口側に文字が記されているということです。
ということは、柱として建物に用いる際には末口側を上にもってくるため、『檜 特一等 ○○商店』 の文字が逆さになってしまうことになります。

一方、大工さんが柱を識別するために柱の1本1本に付ける番付(ばんづけ)は、柱が立った状態で読みやすく付けるため、『檜 特一等 ○○商店』 の文字とは逆になります。
1本の柱で上下別方向から書かれた文字は、見ようによってはだらしなくも見えますが、けっして間違いではありません。
二種類の文字の上下が揃っているほうが問題なんですよ。
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開口部の上部を写した写真です。

通常の開口部では、両脇に柱を立てて、上部と下部に横架材を入れるのですが、こちらでは柱ではなく間柱(まばしら)を用いています。
これは開口部といっても犬小屋程度なので、柱を用いるほどのことはないとの判断からです。
この程度の犬小屋ならば、たいした屋根が乗るわけでもなく、柱は四隅で充分です。
それ以上は犬小屋が重くなるだけで、運搬に差障りが出てきます。
ということで、こちらでは間柱となっていますが、一般住宅では柱に置き換えて考えてください。

それでは本題に入ります。
開口部の上部にかかっている横架材のことを、目草(まぐさ)といいます。
目草の役割りは、開口部の上部にかかってくる荷重を、開口部に伝えないようにすること。
つまり、開口部の上部の荷重は目草が支え、その荷重を両脇の柱に伝えてやることです。
さらに、目草は開口部に位置で切断されてしまう壁の下地材にもなっています。

ここで大事なことは、目草が上部の荷重を支える横架材ということで、荷重に耐えられないような小断面の部材を用いてしまうと、目草がたわんで下がってしまうということです。
そして、たわんで下がった目草は開口部を圧迫し、サッシの変形につながることになります。
このことに対しては、開口部の間口(まぐち)と荷重に応じた断面の材料を用いることと、目草を上部の横架材から吊ってしまうことが考えられます。

また、目草と柱の取付部にも注意が必要で、目草が下がってしまわないような取付方法が要求されます。
こちらでは、大入れ(おおいれ)で目草を取り付けています。
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柱に胴縁(どうぶち)を取り付けたところです。
一般に胴縁というのは、柱の外側に取り付けることが多く、その取り付けは柱に釘止めをして済ませてしまいます。
ところが、今回は柱の外面に直接外壁材を張ることとしたため、胴縁は柱の外面に合わせて柱の内側に納めるようにしています。

このような場合、胴縁の納め方には二通りあります。
一つは写真のように柱を欠き込んで納める方法。
もう一つは、柱を欠き込まずに胴縁をいきなり釘止めしてしまう方法で、このような方法を現造(げんぞう)と呼んでいます。

どちらが、胴縁としてしっかり納まるかというと、当然に柱を欠き込む方法です。
これならば、外壁にかなりの力が加えられたとしても、胴縁が踏ん張ってくれるはずです。
ただ、柱のほうは欠き込まれた分が断面欠損となるわけで、現造の場合よりも弱くなります。

それでは施工のほうはどうでしょうか?
柱を欠き込むほうは、欠き込む分だけ手間がかかりそうですが、手間の増加分はそこまでは大きくありません。
じつは現造でしっかり釘止めをするには、ある程度の慎重さが必要で、ただ単純に釘を叩いただけでは胴縁が逃げてしまいます。
さらに、胴縁に外壁を取り付ける際には、しっかり固定された胴縁のほうが、取り付け作業を楽に進めることができます。
つまり、柱を欠き込む手間は、その後の作業である程度相殺されてしまうということです。

ただ、柱を欠き込むには、道具としてノミが必要になってきます。
ノミをうまく使えないとなると、現造のほうが手っ取り早いでしょう。
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足固め(土台)と書いていますが、正確には土台は無しで足固めだけです。

土台というのは、木造軸組みの最下部に位置して、柱を支えているものです。
ところが、この写真では柱が土台を介さずに直接地面に接しています。
つまりこの場合、土台というものは存在しないということになります。
しかし建物の最下部にある横架材のことを土台と称することは、一般的な感覚では間違えともいえず、建築関係者ではない方が、足固めのことを土台と呼んでもおかしいことではないと思います。

足固めと土台は、同じ役割りを持っています。
それは、柱の下部を拘束して柱が足元で開いてしまったり、すぼんでしまわないようにすることです。
土台の場合は、土台上にほぞ穴という穴が開けられていて、そのほぞ穴に柱の下部に設けられている、ほぞという突起を差し込むことによって、柱の下部が動かないようになっています。
その際、大事なことは、ほぞがほぞ穴から抜け出ないようにすることで、そのために今では金物を使って基礎や土台と柱を緊結するようにしています。

足固めの場合も、土台と同じく柱の下部を拘束する役割りを持っていますが、土台の場合は建物の重さが柱と土台の拘束に効いてくるのに対して、足固めの場合はそうもいきません。
土台よりも強力な拘束手段が必要となってきます。
そのため足固めには、柱と土台に用いられる単純なほぞ仕口ではなく、より強力な仕口が用いられることになります。

ちなみに、こちらでは大入れ短ほぞ差しのうえビス止めとしています。
この程度の犬小屋ならば、これで充分ですね。
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