<   2005年 08月 ( 20 )   > この月の画像一覧

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鉄筋が組みあがった状態です。
鉄筋屋さん2人で、1日で終えることが出来ました。
鳶工さんだと、2人で1日では無理かもしれませんね。

工事が進むと、鉄筋はコンクリートの中に隠れてしまうものです。
そのため、今の段階でのチェックが重要になってきます。

鉄筋工事のチェックでは、細かい部分と大まかな部分があると思います。
細かい部分は、使われている鉄筋の種類、太さ、鉄筋の位置、間隔などが、設計図書通りになっているかどうか。また、鉄筋のつなぎ方など、設計図書には直接出ていない部分もあります。

大まかな部分は、鉄筋が組みあがった状態での、見た目ですね。
見た目が整然としている鉄筋は、細かい部分もきちんと出来ていることが多いと思います。
逆に、細かい部分がいい加減な鉄筋は、出来上がりも雑然となりがちです。
以上、感覚的ではあるんですが、自分なりの判断基準としています。

今日はブロック積みと、ベースの型枠組みでした。
明日は、引き続いてブロック積みの予定です。
ベースのコンクリート打ちは、明後日の予定です。
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こちらは今回の工事で使う、鉄筋です。
鉄筋は加工場で半加工してきたものを、現場で組み上げます。
重量で2t半ほど。
べた基礎なので、通常の布基礎(ぬのきそ)より鉄筋量は多めです。

布基礎とは、断面が逆T字型をしている基礎で、基礎と基礎の間が土のままになっている基礎だと思ってください。
つまり土のままになっている分だけ、鉄筋の量が少ないんです。

通常の布基礎の場合は、鳶工さんが鉄筋工事まで手がけてしまうことが多いんですが、この現場はべた基礎なので、鉄筋工事は専門の鉄筋屋さんにお願いしています。
やっぱり専門の鉄筋屋さんが組むと違いますね。
きれいに早く組みあがります。
餅は餅屋です。

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画像中の白い印は、チョーク(もしくは蝋石)でつけた鉄筋用の墨です。
チョークでつけても墨といいます。

こちらは鉄筋屋さんが墨出しをします。
この白い印を目安にして、ベース筋を組んでいきます。
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今日の作業は捨てコン上への墨出しです。
基礎の外枠と鉄筋の中心位置を、捨てコン上に、文字通り墨で書き記します。

墨出しで、直線は墨を含ませた糸を、両端で押さえてはじくことによって、墨を捨てコンに写します。
用いる道具は墨壷(すみつぼ)ですね。
墨壷は糸巻きと、墨を含ませる綿(スポンジなど)から成っています。
糸を引き出すと、綿に含まれている墨が、糸につくようになっているんです。
現場の必需品です。

文字やしるしは、墨刺し(すみさし)を用いて書き記します。
墨刺しは竹を加工した道具で、墨壷の墨を含ませて用います。
墨刺しの代わりに、鉛筆を用いることもあるのですが、コンクリートに普通の鉛筆ではダメなんです。
すぐに鉛筆の芯が減ってしまいます。
コンクリートには硬質で、写りのよい鉛筆がいいですね。

今日、出した墨は鉄筋を組むための墨です。
鉄筋が組みあがって、ベースのコンクリートを打設したあとに、さらに立ち上がり型枠用の墨を出すことになります。
明日は鉄筋組みです。

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『捨てコン』とは『捨てコンクリート』のことです。

一般に砕石地業のあとに、5cm程度の厚さで、流し込むコンクリートのことです。
構造的に必要なものではなく、そのあとの基礎工事の作業を容易にするために、必要になってくるものですね。
そのため、コンクリートに『捨て』という言葉が、前置きされているようです。

基礎工事では、基礎をかたちづくる型枠と、鉄筋を組むことになります。
この段階で、捨てコンがなく砕石のままだと、型枠、鉄筋の位置決めが難しいんです。
そのため、捨てコンを打って平面をつくり、その平面上に型枠、鉄筋の位置を書き記します。
この作業を墨出し(すみだし)といいます。
なお、墨出しという言葉は、建設現場ではこれ以外にも、いろいろな場面で使う言葉です。

ここで、墨出しを行わないで、型枠、鉄筋が組めれば、捨てコンは省略可能です。
ハウスメーカーなどでは、捨てコンなしの工事も行われることがあります。

捨てコンに求められるものは、墨出しを行うための平滑さですね。
また、捨てコン面が平らでないと、捨てコン上に組む型枠が、うまく組めないこともあります。

そのため、捨てコン打ちには、土工(どこう)さんだけではなく、左官屋さん(土間屋さん)にもきてもらうことになって、なかなか手間も費用もかかるんです。

以上は土曜日の作業でした。
日曜日は現場は休み。
月曜日から墨出し、ベース枠組み、ベースの配筋を行う予定です。
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こちらの作業は、根伐りが所定の深さまで行われているのかを確認しているところです。

所定の深さまで根伐りを行い、設計図書に要求されているような状態に、根伐り底(ねぎりぞこ)を整えることを床付け(とこづけ)といいます。

この後に砕石を敷き込むのですが、床付けがいい加減に行われていると、砕石の厚さがまちまちになってしまい、基礎の下部の地盤が均一ではなくなってしまいます。
ミリ単位のシビアな精度を望めるのもではありませんが、なかなか重要な作業なんですよ。


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こちらは本日の作業です。
床付けが済んだ根伐り底に、砕石を敷いて転圧をしたところです。

この作業を砕石地業(じぎょう)といいます。
砕石を敷き込んで転圧するのは、地盤を突き固めるため。さらに建物の重さを地盤に均一に伝えてあげるためです。
土をじかに突き固めるよりも、砕石ごしに突き固めたほうが効果があるんです。

いまは0~40mm程度の砕石を使う例が多いのですが、割栗石(わりぐりいし)といって120~150mm(4~5寸)程度の石を使うこともあります。
というよりも割栗石を使うほうが本来の姿ですね。
この場合は割栗地業といいますが、割栗石の入手が困難なところでは、砕石地業となってしまいます。
どちらにしても充分な突き固めが必要になってきます。

画像の中央付近の砕石面が少し深くなっています。
この部分は駐車場に接する面で、基礎を深くしているため、砕石面が深くなっています。

この後は捨てコンクリート打ちです。
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台風で一日遅れましたが、今日は根伐りです。

こちらの基礎は杭基礎です。
通常、杭基礎の場合は、基礎梁の範囲だけを溝状に根伐りをしますが、ここでは建物の範囲全体を掘っています。
総掘り(そうぼり)と呼ばれ、べた基礎で行われる掘り方ですね。

土工事の費用は、掘った土の量、敷地外に運び出す残土の量、敷地外から運び込む客土の量に拠ります。
そのため、施工サイドとしては、土を掘る量が少なくて済むような、根伐りの計画を立てるんです。
基礎の断面が逆T字型をしている基礎では、逆Tの横棒の幅プラスαで根伐りをするのが一般的です。

今回の基礎は道路からの振動を考えて、杭の上にべた基礎を載せます。
そのため総掘りになってしまいました。

主な作業は重機で行います。
根伐りをする範囲を石灰等で地面に示し、レベル・・・高さを測量する器具で、深さを確認しながら掘っていきます。
その際、重機では掘りきれないような箇所は、土工さんがスコップを使って人力で行います。

掘り返した土で敷地内に留置できない分は、ダンプで場外搬出です。
いわゆる残土処理ですね。
残土処理は出来るだけ少なくしたいのですが、敷地内に無理やり留置してしまうと、後の作業に差し障りが出てしまいますし、崩れるなど危険なこともあるんです。
なかなか難しいところです。

今日の作業は、根伐りを終えて、砕石の敷き均し、シロアリ駆除剤の土壌散布まで。
明日は砕石の転圧と捨てコン打設を予定しています。
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台風11号が近づいてきています。

現場のほうは、明日から根伐り(ねぎり)の予定にしていましたが、ちょっと無理のようです。
根伐りとは、基礎工事のために地面を掘ることです。
昔はひたすら人力で掘っていましたが、今は重機を使いますね。
重機はバックホー(backhoe)・・・業界では『ユンボ』と呼ばれているものです。
ちなみにユンボはフランス製の商品名が一般化したものです。

今日は根伐り予定日の前日だったため、ユンボと砕石の搬入を行いました。
画像中のユンボはリースで借りてきたもので、2tダンプで運び込んできました。

いま、建設機械はリース品が多いですね。
保管場所が不要で、整備もリース会社にお任せ。
現場への搬出入も、Tel & Faxで済みます。
少しぐらい費用がかかっても、リースで済ませたほうが、得なようです。

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こちらは近くの工事現場です。
解体工事中のため、敷地いっぱいに養生シートを張り巡らせていましたが、台風を前にして、養生シートの上1段をたぐり込んでいました。

今日はどこの現場でも、台風対策で忙しいおもいをしていると思います。
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近所のお宮様の鍵が、壊されてしまいました。
賽銭泥棒ですね。
ここのお宮様は2度目の被害です。
1度目の被害以降、お賽銭はマメに回収しているため、被害金額自体は大したことはありません。
でも、こうゆうことは嫌なものですね。

前回は掛金(かけがね)をビスごと、引き抜かれてしまいました。
バール状の道具を使ったようです。

今回は掛金を留めるビスを、長いものに変えていたため、引き抜くことを諦めたようです。
無理やり引き抜くことは可能でしょうが、それなりの音がしそうです。
結局、掛金本体を壊されてしまいました。

なお、掛金とは上の画像中の、緑色をした金物のことです。

2度の被害ともに、南京錠は壊されてはいません。
狙われるのは南京錠ではなく、掛金のほうですね。

今日は、より大きくて頑丈そうな、掛金を付けてきました。
次回がないことを祈っています。

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お宮様自体は小規模なもので、当方で施工したものです。
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こちらの現場、先週一週間夏休みの予定でしたが、少し延びてしまいそうです。

化粧ブロックの選択に、時間が掛かっています。
ブロックにもいろいろ種類があるので、選ぶほうとしては大変です。

夏休み中に、実際に施工されているお宅を廻って、決定とのことでしたが、なかなか決まらなかったようです。
正直、施工サイドとしては早く決めてもらって、夏休み明けの今日から工事を再開したいところでした。

建て主さんの考え方は、家作りは時間がかかるもの・・・時間をかけるもの、とのことです。
このような場合、現場の都合だけで、建て主さんに催促するわけにはいきにくいですね。

工期のほうは、特に問題はありません。
工程管理は大変ですが、納得いただいた上で、工事を進めることとします。


現場の状況は、今現在、特に問題はありません。
化粧ブロックを選んで、材料が現場に搬入されてから、工事再開です。
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今日の作業はブロックの基礎コンクリートの打設です。

打設(だせつ)というのは、コンクリートを枠の中に流し込むことです。
もちろん、ただ、だらだらと流し込むのではなく、枠の中にコンクリートが満遍なくいきわたるように、突き固めながら流し込んでいきます。
この作業は、コンクリート工事の中で一番大事な作業かもしれません。
いい加減に行うと、コンクリートがいきわたらずに、スカスカなコンクリートになってしまうんです。

こちらで使ったコンクリートは、いわゆる『生コン』です。
コンクリートプラントで作られ、現場までミキサー車で運ばれてきたものです。
夏休み前のコンクリートプラントの稼動が、今日までなのでギリギリ間に合ったところです。
天候のほうも、しばらく雨がちなようなので、ちょうどよいタイミングでした。

今日で夏休み前の工事は終了です。
休み明けは、ブロック積みから始まります。

本ブログのほうも、しばし夏休みとさせていただきます。
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