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特に力を加えたわけでもないのに窓ガラスが割れることがあります。
冬の寒い時期に日の当たる大きい網入りガラスが割れた場合は熱割れだと思っていいでしょう。
もちろん網入りガラスなので割れても飛散せずにひびが入った状態になります。
画像はこの現場で写した典型的な熱割れの写真です。
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駐車場に面した日当たりの良い場所。
網入りガラス。
1間半(2,727mm)の大きな開口部。

熱割れの条件はそろっています。

日当たりのよさはこのままでよいでしょう。
網入りガラスは建築基準法で防火性を要求されるからです。
延焼の恐れのある部分には乙種防火戸が必要となります。
網入りガラスにしない場合は雨戸、シャッターが要求されます。

大きな開口部はこれも建築基準法からの要請です。
居室には採光に有効な開口部が必要で、その開口を確保するための必要以上に大きな開口部です。
実際に明るいとか明るくないとかではなく、隣地との距離から決まってしまいます。
隣地に近いほど大きな(幅の広い)開口部を設けなくてはいけません。
ちょっとわかりにくいのですが住宅を計画する場合に立ちはだかってくる問題です。
部屋の割りに大きな開口部がついていた場合は建築基準法の要請だと思っていいでしょう。

今回はサッシ屋さんと相談して対応を決めるつもりです。
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昔の建物には縁の下がありました。
地面に石を置いてその上に柱を建てて柱の途中に床を作ったからです。
建物の周囲が空いていたんです。
今、新築でこのようなことを行なうのは寺社建築くらいでしょうね。

今の建物は鉄筋コンクリート製の基礎を建物の周囲に回して、その上に土台を敷いて床を作ります。そのため基礎で建物の周囲がふさがれてしまい、縁の下はなくなってしまいました。
単なる床下になってしまったんですね。
そのため床下の通気がとりにくくなっています。

床下の湿気対策にはいろいろな方策があります。
通気を促すために通気孔を設けたり基礎パッキンを使ったり換気扇を設けたりもします。
湿気そのものの発生を減らすために防湿シートを敷きこんだり、調湿剤として炭を撒いたりもしますね。

今回の建物は外廊下タイプの共同住宅。
玄関側には外廊下、反対側にはテラス。
いずれもコンクリートを基礎の高さ近くまで立ち上げるため
建物の短辺方向の通風がとりにくいんです。
有効な通気孔は建物の短辺につけた通気孔だけでしょう。

床をはがしてみたら案の定でした。
湿気のこもった床下独特の匂いがしました。
冬の時期、通気がとれている床下は乾いてぱさぱさになっています。
ここではじっとり湿って黒々とした床下でした。

基礎だけではなく柱まで腐っていましたね。
シロアリの形跡がなかったことが幸いでした。

画像は床をはがしたところです。
柱の根元が腐っていました。腐ったとこをを切り取って継ぎ足します。
構造的にそれほど重要な柱ではないため補修は簡単です。
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今回の和室は六畳間でした。

柱の芯で計ると2間×1間半、3.636mm×2.727mmです。
もちろん畳6枚分です。
工事現場でよく見かけるブルーシートが5.400mm×3.600mmなのでほぼその半分ですね。

床下部分をすべてやり換えてフローリングにする場合に必要な材料をあげてみます。

*フローリング3坪分・・・一般にフローリングは坪単位での販売になっています。1坪分が1梱包で20~30kgあります。重いですよ。ホームセンター等ではばら売りもしています。
*下地合板6枚・・・フローリングも含めて合板は4星(☆☆☆☆)マーク品で化学物質の発散がほとんど無いものです。現在はほとんどの建材が4星品になっています。それ以外のものを探すほうが大変なぐらいですが合板だけは気をつけてください。コンクリートの型枠用合板はシックハウス対策とは無縁ですからね。
*根太13本・・・1寸3分×1寸5分、35mm×45mmを短辺方向に@303mmで配置します。壁際に2本、中間に11本です。根太を短辺方向に配置するのはフローリングを長辺方向に張るためです。フローリングは長手に張ったほうがきれいなんですよ。
*大引き2本・・・3寸角、90mm×90mm。根太を支えるために長辺方向に配置します。
*床束6本・・・3寸角、90mm×90mm。
*根がらみ・・・貫(ぬき)3枚。

通常だと材料関係は以上で、ほかに金物関係が少々ですね。
今回は土台、柱の傷んだ部分の補修を行なうので、もう少し材料が必要になります。

画像は畳を含めて解体した材料を軽トラックに積み込んだところです。
拍子抜けするほど少なかったですよ。

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築25年程度のアパートの床の張替えでした。

建物の構造は鉄骨造(S造)ですが中身は在来木造です。
構造柱、梁、小屋組み、2階の床面は鉄骨で、そのほかは木材です。
1階が2K×3戸、2階が2DK×2戸の変則的な住戸編成です。

1階の2Kは単身者が住むことが多く、大き目のワンルームって感じです。
建物の立つ敷地も低めです。
このような場合には建物に湿気がこもってしまうんですね。
居室として使っている和室の床がダメになっていました。

畳の下の合板の荒床がぶかぶかになってしまい、畳もくたくたになっていました。
根太から下だけがかろうじて持っているような様子で、畳が根太で支えられているような状況です。

万年床だったので入居者も言い出しにくかったんでしょうね。
よく今まで我慢していたと思います。

工事は畳の搬出から始まりました。
通常、畳の重さは1枚25kg程度ですが湿気を含むと30~40kgぐらいになっているかも知れません。しかも、くたくたで持ちにくいんです。
うすら寒いぐらいの陽気でちょうどよかったです。

畳の搬出の時には床の踏み抜きに気をつけないといけません。
畳の下の荒床がぶかぶかになっていますからね。
合板をつなぎ止めている接着剤がダメになっているんです。
ただ、薄い板が重なっているような状況です。
合板を踏み抜くと大怪我をしますからね。

画像は荒床、根太、大引き、床束を解体して一時置きしているところです。
下のほうに薄くはがれている合板の残骸が写っています。
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今回のリフォームでは階段手すりの取り付けも行ないました。

手すりには大きく分けると2種類あります。
転落防止用の柵としての手すりと生活動作を助けるための手すりです。
生活動作を助けるための手すりは、さらに2種類あるんです。

掴んだり寄りかかったりして移動するときに用いるもの・・・hand railとしっかり握って身体を持ち上げたり引き寄せたりするときに用いるもの・・・grab barです。
それぞれ取り付ける位置や形状、材質が違ってきます。

今回、階段に取り付けた手すりはhand railです。
階段の昇り降りのときに手を添えて、いざというときに掴るための手すりです。
高さは主な利用者に合わせて階段の段板の先端から80cm。
太さは掴みやすさと材料の入手しやすさから直径32mmとしました。
材質はタモの集成材です。

手すりに使えそうな丸棒はいろいろあるんですが、問題は手すりを取り付ける金物です。
金物で手すりの直径が決まってしまいます。
ただ単純にパイプを取り付けるための金物を流用するわけにはいかないんです。
もう少し金物の種類が多いといいんですが・・・・

手すりを壁に取り付けるには、手すりの取り付けに耐えられるだけの下地が必要です。
柱があれば一番よいのですが、そう都合のよいところにあるわけじゃありません。
このような場合には壁の上に一枚厚手の板を帯状に張って、その板に取り付けます。
今回は下地がうまい位置にあったので直接壁に取り付けられました。

画像、手すりの端部は壁側に折れ曲がっています。
袖口が引っかからないようにこのような形状になっています。
室内ドアのレバーハンドルも袖口が引っかかることがあります。

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パソコンの機嫌を損ねたみたいで、しばらくネットから遠ざかっていました。
やっとネットに復活して一安心です。

ネットから遠ざかっていた間はリフォーム工事を行なっていました。
きっかけは去年の暴風です。
屋根の棟金物が飛ばされたので直して欲しい、との連絡。
現場を見に行って話しをするうちに、実は・・・中の床が抜けそう。
こちらもどうにかしてもらえませんか?とのことでした。

室内に入って確認すると、頻繁に通る箇所の床フローリングがブワブワになっていました。
くり返し荷重がかかったうえにフローリングの接着力が低下してしまったみたいです。
昭和50年代に建築されたお宅です。
その当時は根太の上に直接フローリングを張ることが多かったんです。
このような例は珍しいことではありません。
いまは根太の上に直接フローリングを張ることはほとんどないですね。
下地として合板を一枚捨て張りした上に仕上げのフローリングを張る例がほとんどです。
よほどのことが無い限り床がブワブワにはならないはずです。

よほどのこととは、床下の湿気が多い建物で本棚やピアノ等の重量物を置いてあるそばを、頻繁に人が行き来をするようなことです。
湿気で接着力が落ちて、重量物でクリープが進行して、人の行き来でくり返し荷重を受けるような場合です。
このような場合には根太の間隔を狭くすることが手っ取り早い対策です。

今回は既存のフローリングの上に新しいフローリングを重ねることにしました。
重ねることによって床の段差の解消にもなりました。

画像は一尺幅12mm厚のフローリングの上に三寸幅15mm厚の桧の無垢フローリングを張っているところです。
サッシ下枠の段差と内部建具の敷居の段差が小さくなりました。

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ここ数年賽銭泥棒が増えています。
それも賽銭を投げ入れるところから、賽銭を取り出すのような子供じみた手ではなく、賽銭箱を壊したり、賽銭箱そのものを持っていったりする泥棒が増えているみたいです。
ATMコーナーを重機で壊すのに通じるものがありますね。
もちろん被害の大きさは比べるべくもありませんが・・・

近所の寺院でもお正月に賽銭箱が壊されました。
1月3日の夜だったみたいです。
お賽銭が沢山入っている時間帯ではありませんがやられてしまいました。

お賽銭受け用の引き出しに付いている鍵をこじ開けて、引き出しごと持っていくという荒っぽい手口でした。

とりあえずの復旧工事はすぐに行いました。
そのままにしておくわけにはいきませんし、何と言ってもみっともないですからね。
ベニア板を使って引き出しを作って納めただけでした。

さすがにベニア板のままというわけにはいきません。
ヒノキ材を使ってしっかりした引き出しを作り直しました。
盗難対策として南京錠を3つ付けてこじ開ける時間を少しでも長引かせるようにしてあります。
もちろん南京錠の鍵は共通の鍵で開閉出来るようにしてあります。
3ヵ所別々の鍵にすると鍵の開閉と管理が面倒ですからね。

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画像は本堂手前にある鐘撞き堂です。
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今日から本格的に仕事を始めました。
といっても昨年末に予定を組んでいた仕事です。

仕事は2件。
2件とも昨年の暴風被害に関連したものです。

1件はカラーベスト屋根の棟金物・・・への字状の金物でカッパって呼ぶこともあります・・・が風で飛ばされてしまいました。
金物は薄い板状なので飛ばされると危険なんです。
全部飛ばされたわけではないんですが次の暴風のことを考えて全て交換します。

風で飛ばされた原因は金物の下地材がダメになったしまったことですね。
屋根のように条件の悪いところにはヒノキがいいんですけど杉を使っていたみたいです。
杉や米ツガはこのようなところでは持たないですね。
やせ細って脆くなってしまいます。
仕事は金物と下地材の交換で、屋根屋さんにお願いしました。

もう1件は雨樋が風で飛ばされてしまったお宅の現地調査です。
こちらも全部飛ばされたわけではないんですが雨樋全体の交換が必要ですね。
本来、弾力に富んでいる樹脂製雨樋がバリバリになっていました。
新品の樹脂製雨樋って長さ方向にふたつに畳んでもなんでもないんです。
車で運ぶときには畳んで荷台や車内に入れて運ぶことがあるぐらいです。
ところが今の状態でそんなことをしたらバリってふたつに割れてしまいますね。
新築以来30年近く経っているのでとっくに換え時なんですね。

その他に気づいた点としては縦樋が少ないことです。
屋根には少なくとも4箇所は縦樋が欲しいですね。
このお宅にはもう1~2箇所欲しいところです。

今日は見積もりにあたり新しくする雨樋の仕様と工事範囲を打ち合わせました。

画像、玄関上の2階部分にもう1本縦樋が欲しいです。

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初詣が終わって静けさを取り戻した神社の風景です。

今日は神社に隣接する会館で地区の新年の行事がありました。
といっても堅苦しい話は最初だけで、すぐに新年会になってしまいます。
お正月の飲み疲れも多少は癒えて明日は休み。
天気はいいし絶好の新年会日和ですね。

午後一時から始まって3時頃には中締め。
会場を片付けてひと休みすれば、そろそろお店が開く時間です。
日曜日とはいえ明日は成人の日でお休み。
お店のほうも手ぐすね引いて待ってますよね。
明日はみんな二日酔いかな?

こちらは一昨年に建替えられた拝殿です。
まだ白木の色が綺麗に出ています。
屋根の銅板も黒ずみ始めていますが、まだまだ銅の色ですね。
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こちらは同じ敷地内にあるもう一つの拝殿です。
建てられてから大分経つので銅板に綺麗な緑青が噴いています。
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同じような規模の拝殿でも、異なるところが多いですね。
鳥居や屋根の形の違いが目に付きます。
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そろそろお正月の飾り付けを片付ける時期になりました。
羽子板、破魔矢、鏡餅、門松、しめ飾り・・・
いろいろあると思いますが、玄関の外側の飾り付けについてです。

クリスマスの飾りつけも同じことなのですが
玄関の外側に何かを飾るときには玄関ドアを利用することが多いと思います。
玄関ドアに両面テープでフックを取り付けて
そのフックに飾りを吊り下げることが多いと思います。

玄関ドアの周りの壁面はモルタルやサイディング、タイルの場合が多く
両面テープは止まりにくいはずです。
かといってねじ込み式のフックは取り付けるのに抵抗があったりします。
外壁材は傷めたくないですからね。
また、しっかりフックをねじ込むのも大変なんです。
外壁材と下地材を貫通してビスが効くところまで届かせないと抜けてしまいます。

飾り付けをドアに取り付けるときにはバランスよく取り付けたいですね。
もちろんドアの開け閉ての際にドアに挟まらないようにしないといけないです。
ドアスコープも塞ぎたくありません。

こうして考えるとけっこうフックの位置決めって難しいですね。

ドア本体にあらかじめ飾り付けを取り付けられるようにしておいてくれると助かります。
普段は目立たずドア自体のデザインに溶け込むようなものが出来ないでしょうか?
もちろんドア周りの外壁に初めからフックを取り付けても良いと思います。
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