いま建築工事の現場ではエアー工具は欠かせないものになっています。
何と言っても施工スピードが違います。
片手で持った工具の先端を材料にあてがえば打ち終わりです。
もう一方の手はもっぱら材料を押さえていられます。
手打ちの場合には、まず左手で釘を材料にあてがいながら同じ左手で材料そのものを押さえつけます。
次に右手で玄翁(げんのう)を持って軽く打ち込みます。
釘が少し材料に刺さったところで左手を釘から離します。
釘から離れた左手は材料を押さえつけたり次の釘を用意したりします。
左手は大忙しですね。
でも慌てると右手に持った玄翁で叩かれることもあるから注意が必要です。
一本一本この動作のくり返しですね。
また、釘を打つときにはいくら細くて短い釘でもいっぺんには打ち込みません。
材料の状態を玄翁ごしに感じて、材料に応じた手加減をしながら何度かに分けて打ち込んでいくんです。
いっぺんにドカンと打ち込むと材料が割れることもあります。
手打ちでは材料の硬さや釘の効きがわかります。下地から外れていたりするとすぐにわかりますね。
インパクトドライバーでも材料の状態はわかります。材料が硬いとなかなかねじ込めないし下地がないところではビスは空回りします。
ねじ込みの加減も引き金の絞り方で出来るんです。
エアー釘打機の場合はエアーで釘を打ち出したらそれで終わりです。手ごたえが感じられないんです。
事前に下地の位置を確認して墨出しをすることと、打ち終えたあとの材料の状態の確認が重要になりますね。
画像は今回用いた釘、ビス類です。
上段左からフロアー用スクリュー釘、仕上釘打機用フィニッシュネール、カクシ釘、下段左からフロアータッカー用ステープル、木工用ビスです。