鍵付きクレセント レバータイプ
こちらは鍵付きクレセントのレバータイプです。
鍵はクレセントのレバー先端に取付けられています。
ちなみにメーカーは、(株)日中(ひなか)製作所です。
交換作業自体は、説明書どおりに行えばそれほど難しいものではありません。
作業に必要な工具はプラスドライバー1本だけで済みます。
このレバータイプで注意が必要なことは、右勝手左勝手があることです。
通常の2枚引き違いのサッシならば、左勝手を用いれば大丈夫ですが、4枚引き違いのサッシになると、室内から向かって右側の引き違い部分に、右勝手のクレセントを用いることになります。
これだけは購入の際に気をつけてください。
このレバータイプでの注意事項をもう一つ。
このレバータイプでは、施錠しないと鍵が抜けません。
つまり普段施錠していない状態では、鍵はレバー先端に差し込まれたままということです。
これは鍵のかけ忘れを防ぐためには有効な策だとは思いますが、鍵を別のところに保管しておいて、施錠するときだけ鍵を持ってくるということができないということです。
このあたり、使用される人の好みの問題が出てくると思います。
最後に、このレバータイプを数ヶ所に設置しようとする場合、すべて同一の鍵でまかなえるようにすることが可能です。
ネットなどで購入する際には、同一キィーの指定を忘れないようにしてください。