フローリングの張替え 際根太
際根太は、きわねだと読みます。
文字通り、壁際の部分に設ける根太(ねだ)のことです。
通常の根太というものは、床板の短辺方向を支持するものなのですが、際根太は床材の長辺方向を支持します。
写真でいうと、白い矢印が床材を張る方向で、通常の根太はその矢印と直行する方向に設けることになります。
一方、際根太のほうは、白い矢印と同じ方向・・・床材と平行に設けることになります。
床材にかかる荷重は、根太がしっかり受け止めているため、際根太がなくとも問題はありません。
また、実際に際根太を設けない例も、よくあることです。
ただ、このように際根太を設けておくと、壁際での床材の沈み込みを防ぐことができるということです。
際根太は床下の架構によって、簡単に設けられる場合と、設けられない場合があります。
簡単に設けられるものならば、設けたほうがよいでしょう。