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フローリングの張替え フローリングの撤去

フローリングの張替え フローリングの撤去_b0003400_1041313.jpg

フローリングの張替えで、面倒なのは壁際の部分です。
新築時に壁が先行して施工され、壁の後に床が張られていれば、床をはがすのに苦労しないで済むのですが、床が先行して施工されていると、床をはがすのに苦労します。
なぜならば、このような場合にはフローリングの上に壁が乗ってしまっているからで、壁が乗っているままでフローリングをはがさなければならないからです。

フローリングの上に壁が乗っているということは、壁に中にフローリングがもぐり込んでいるということで、壁の中でフローリングが根太(ねだ)なり壁下地材に、釘やビスでがっちり固定されていることが一般的です。
つまり、壁際の部分のフローリングは、壁から引っ張り出そうとしても、そう簡単に引っ張り出せるわけでもなく、壁を大きく解体しないと、はがすことができないということです。
また、どうにかしてフローリングを引っ張り出せたとしても、新しく差し込んだフローリングは、釘なりビスなりで固定することができません。
このような場合には、フローリングを壁際で切断して、壁の下にもぐり込んでいる部分を残すようにします。

ここで壁の中に古いフローリングを残しておいて、大丈夫なのかという疑問があるかと思います。
これについては、一般的に壁の中の床の構成は、根太、フローリング、壁となっており、フローリングの下が中空になっているわけではないため、多少フローリングが傷んでいても問題はないはずです。
もちろん予算と時間さえ許せば、壁をあるていど壊したうえで、すべてのフローリングを新しくすることは可能です。
ただ、一般的なフローリングの張替えでは、そこまでのことは考えていないはずなので、打ち合わせの段階での確認が必要です。
by safetycap01 | 2008-09-22 18:03 | リフォーム | Comments(0)