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トタン屋根リフォーム #3

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既存のトタン板は、鉄骨下地の上に張られていました。
木下地の上に張られているのなら、トタン板は釘止めされていたはずなのですが、鉄骨下地に釘は打てません。
そのため、既存のトタン板はボルト止めされていました。

釘止されているのならば、新たなトタン板を、既存のトタン板の上に張ることができます。
ところが、ボルト止めされていると、ボルトの頭が邪魔になって、そのままでは新たなトタン板を張ることができません。
そのため、ここでは既存のトタン板の上に、木下地を組んで、その木下地の上に新たなトタン板を張ることにしました。
木下地ではなく、軽量鉄骨で下地を組む方法もあるのですが、それでは費用と時間がかかります。
また、建物自体の寿命を考えても木下地で充分と判断しました。

ここで、このような屋根工事の場合、既存の屋根材を撤去した上で、新たな屋根材を葺く方法もあります。
そのほうがすっきりはするのですが、やはり費用と時間がかかります。
ただ、今回のように重ねて葺く場合、上に葺く屋根材が重いものだと、屋根が重くなりすぎます。
このような方法がとれるのは、軽い屋根材の場合に限ります。
by safetycap01 | 2008-04-28 20:49 | リフォーム | Comments(0)