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フローリングの色柄合わせ

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フローリングの色柄合わせを行っているところです。

フローリングというものは、同じ品番、同じ色の製品でも、これが同じものかと思うぐらい、色柄が違っていることがあります。
たとえば、中間色のブラウンを選んだ場合、同じブラウンでも濃い薄いの違いがあって、濃い色のほうはダークブラウンに近く、薄い色のほうはライトブラウンに近かったりします。
また、柄のほうは、樹木の木目模様がしっかりと現れているもの(板目)と、縦に流れる線だけのもの(柾目)とでは、見た感じがかなり違ってきます。

このように、色柄が違っているものを、隣り合わせて張ってしまうと、寄せ集めの材料で床を張ってしまったようになってしまいます。
それを防ぐために、フローリングの色柄を事前にチェックし、並べ方を考えることが色柄合わせです。

フローリングというものは、同時に購入すると、同一ロットの製品を入手できる可能性が高く、同じような色柄の製品がそろう可能性が高くなります。
問題はバラバラに購入するときです。
一般に、フローリングは坪(3.3平米)単位で販売されることが多いため、四畳半(1.25坪)の部屋にフローリングを張ろうとすると、0.75坪分余ってしまいます。
この0.75坪分を捨てずに保管しておいて、他の機会に不足分を加えて流用しようとすると、完全なロット違いになってしまい、色柄もかなり違ってきます。
このような場合には、色柄合わせどころではなくなってしまうこともあります。
新たにフローリングを張る際には、新たにすべてのフローリングを購入するほうが良いでしょう。

また、ホームセンターなどで店頭に陳列してあるフローリングを購入すると、結果としてバラバラにフローリングを購入する形になることがありえます。
このようなことがないように、購入する際には、ひとまとまりになった商品を選ぶようにしてください。
by safetycap01 | 2008-03-18 18:23 | 大工仕事 | Comments(0)