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トイレ コンセントの位置

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このトイレは、汽車便(きしゃべん)と呼ばれている和式便器から、洋式便器にリフォームされたものです。
汽車便から洋式便器へのリフォームは、特に珍しいものでも、難しいものでもありません。
ただ、単純に便器を和式から洋式へ交換すればよいというわけではないので、思ったよりも手間と費用はかかります。

また、今の洋式トイレには電気のコンセントが必需品です。
このコンセントの電源を、どこから持ってくるかという問題も発生します。

このトイレでは、かなり苦しい位置にコンセントが取り付けられていました。
通常ならば、洋式トイレのコンセントは、トイレの奥のほうに取り付けられているはずです。
ところが、このトイレではコンセントの位置が、手前のほうに出てきてしまっています。
この位置では、コンセントから伸びている電気コードに、足を引っ掛けてしまう恐れがありそうです。

なぜに、このような位置にコンセントが取り付けられているのか?
じつは、コンセントが取り付けられている壁面の裏側は、廊下になっています。
そして、廊下には掃除機などを使うためのコンセントが設けられていました。
つまり、廊下側のコンセントにきている電源を利用して、その裏側のトイレ側にコンセントを設けたということです。

ただ、コンセント工事を行う電気屋さんと、壁のタイル工事を行うタイル屋さんの、工事のタイミングが後先になってしまったようです。
ほんとうならば、電気屋さんが電気配線を行ってから、タイル屋さんがタイル工事を行えば、こうはならなかったはずです。
by safetycap01 | 2008-01-10 17:41 | リフォーム | Comments(0)