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住まいの手入れ サッシのクレセント

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サッシのクレセントとはいわゆるサッシの鍵のことで、レバーを操作することによって、2枚のサッシを一体化して開かなくなるようにするものです。
材質はステンレスで、そこそこ丈夫には出来ているのですが、使う頻度、使い方などによっては緩んでガタついてきたり、動きが硬くなってしまうことがあります。

緩んだものはネジの増し締め、硬くなったものは注油などで、不具合を解消できればよいのですが、内部で金属が磨耗していたり、部品が破損していたりすると、増し締めや注油ではどうにもなりません。
そうなってくると、クレセントそのもを交換することになります。

一般にクレセントの具合が悪くなったときには、いきなりクレセントの交換とはいかずに、まずはクレセントの状態のチェックを行うと思います。
じつは、ここが大きなポイントです。

クレセントのチェックを行うときには、とりあえず外せるネジは外してしまい、クレセントをサッシ本体から外してみたくなると思います。
ところが、クレセントをサッシ本体に止めているネジは、サッシ本体のアルミ部分に直接止められているのではなく、アルミ部分の裏側にある裏板に止められていることがほとんどです。
一方、裏板はアルミ本体の裏側に強固に取り付けられているわけではありません。
つまり、クレセントをサッシ本体に止めているネジを外してしまうと、裏板が落ちてしまう可能性があるということです。
裏板が落ちてしまうとたいへんです。
それこそ、サッシそのものをある程度分解しないと、裏板が元の位置に戻らないこともあります。

以上のことは 『クレセント交換』 で検索したり、交換用のクレセントを購入すると説明されてることなのですが、クレセントのチェックの段階ではわかっていないことのほうが多いと思います。

クレセントを外してチェックしたところ、交換が必要なことがわかった。
クレセントを交換しようと思って、交換方法をサイトで検索してみたところ、裏板を落とさないようにと書かれていた。
が、時すでに遅し、とならないようにしてください。
by safetycap01 | 2007-11-26 18:03 | ハウスキーピング | Comments(0)