玄関前タイル

b0003400_1302158.jpg

玄関扉の前にタイルを貼る場合です。

以前は玄関の内部を、外部よりも上げていることがよくありました。
また、玄関の内外でレベル差がない場合でも、扉の下部に敷居を入れて、玄関の内部と外部の縁を切っていることもよくありました。
このような場合には、玄関前の水勾配は写真の赤線方向、黄線方向のどちらにとることも可能です。

ところが現在では玄関内外のレベル差を、出来るだけ少なくすることが要求されています。
その場合に、単純に黄線のような水勾配をとってしまうと、玄関扉の両端で段差がついてしまい、玄関扉の下部に斜めの隙間が開いてしまいます。
玄関扉の下部がある程度上がっていれば、隙間が斜めであることはそれほど目立たないのですが、玄関扉の下部が土間に直についているような状態では、隙間の斜めが目立ってしまいます。
さすがに、これはまずいですね。

では、どうするかというと、玄関扉の前の水勾配は赤線方向のみとするということが考えられます。
そして、赤線方向に流れた水は、玄関ポーチから外れたところで、土の部分に垂れ流してしまいます。
通常はこれで事足りるはずなのですが、敷地の状況如何によっては、全体的に水を黄線方向に導いておきたいなどということもありえます。
このような場合には、タイル面全体にひねりを加えて、赤線と黄線を合わせたような水勾配を作ることになります。
このようなことは、小さいタイルならばそれほど苦労せずに可能なのですが、大判のタイルの場合はかなり苦労します。
できればタイルでの水勾配は赤線方向のみとして、黄線方向の水の流れは、排水溝などでまかないたいところです。

ここで出てきた排水溝というのは、計画当初から考えておけば、それほど大きな手間にはならずに、多額な費用もかかるものではありません。
ところが、この排水溝をあとから追加するとなると、それなりに手間も費用もかかってしまうので注意が必要です。
ちなみに、この排水溝の要不要は、外部配管工事を行うときまでには、決定しておいて欲しいものです。
[PR]
by safetycap01 | 2007-07-20 23:00 | 外構工事 | Comments(0)