タイル床の水勾配

b0003400_21204872.jpg

水勾配というのは、雨水などが自然に流れるように、床面や屋根面などに傾きをつけることです。
これがうまく出来ていないと、水たまりが出来てしまいます。

いつまでも床に水がたまっていると、見栄えが悪いだけでなく、滑って転んでしまう原因にもなります。
だからといって、目で見てはっきりわかるほど強く水勾配をつけてしまうのは、格好のよいものではありません。
また、その場に立ってみて床の傾きを感じるようでは、床としての使い勝手もよいものではありません。
自然に見えて、なおかつ水がたまらない水勾配が要求されるところです。

水勾配のつけ方を、水の流れていく水下側からみてみると、二通りになります。
一つは、水の流れる面全体を傾けて、水下側の一辺に水を集める方法です。
これは、施工としては単純な方法で、水勾配の大きさをしっかりとってさえあれば、水たまりが出来ることも少ないでしょう。
もちろん、一辺に流れてきた水はそれなりの方策をとって、さらに流すなり、土中に浸透させるなりすることになります。

もう一つは、水下側に流れる水を一点に絞り込む方法です。
これは、平面を谷折りにするような方法で、一辺に集める方法よりも技術が必要です。
また、大雨の際には、一点に大量の雨水が集中するため、そのことによる弊害もありえます。
ただ、床面のおかれた状況によっては、水を一点に集中・・・絞ったほうが都合がよい場合もあり、その際にはこの方法を採ることになります。

さらに、実際に水勾配を考えるときには、以上二つの方法の組み合わせとなることがあります。
一辺に集めるのではなく水勾配を振り分けて二辺に集める、一点に絞り込むのではなく二点に振り分けて絞り込む、一辺に流してきて途中から一点に絞るなどということもあります。

ただ、あまり面倒な方法は採らないことです。
難しい方法は、水たまりにつながる恐れが大です。
[PR]
by safetycap01 | 2007-07-17 16:32 | 外構工事 | Comments(0)