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土間解体

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油圧ショベルと呼ばれている重機に、油圧ブレーカと呼ばれているアタッチメントを付けて、土間のコンクリートを斫っているところです。

油圧ショベルというのは、建設現場などでよく見かけることがある機械で、土を掘ったり移動したりするのに使われています。
土をいじるときには、アタッチメントとして大きなショベル(シャベル)を用いますが、コンクリートを叩き割るときには、アタッチメントを油圧ブレーカに交換します。
そして、このコンクリートを叩き割る作業のことを、斫り(はつり)といいます。

もともと斫りというのは、斫りノミ(タガネ)などを使って石材を加工する作業からきた言葉のようで、今ではコンクリートなど硬いもの全般に対して使われる言葉です。
もちろん、今でもタガネとハンマーを使ってコンクリートを斫る作業は、少なくはないのですが、斫る量が多くなると機械を使うことになります。

斫りに用いる機械はブレーカやピックなどと呼ばれ、人間が手で持って操作する小型のタイプ、重機などに取り付ける大型のタイプなどがあります。
ただ、どちらにしてもかなりの騒音を発生します。
手持ちで小型だからといって、騒音が少なくて済むというものではありません。
そして、作業効率のほうは大型のタイプのほうが上です。

となると、重機さえ現場に入れることができれば、大型のブレーカで一気に工事を済ませてしまったほうが賢明だと思います。
住宅地では、騒音の発生する時間は、少しでも短いほうがいいですからね。
by safetycap01 | 2007-06-12 18:10 | 外構工事 | Comments(0)