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境界プレート

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簡単な外構工事を行っています。
工事の内容は、ブロック土留めを撤去してRC土留めを築造すること、ブロック塀上に手すりを設けること、以上の工事に関連する雑工事です。
しばらくの間、順序は後先になるかもしれませんが、簡単に工事の紹介をしてみるつもりです。

工事のほうは敷地境界付近で行うため、まず行わなければならないのは、敷地境界の確認です。
じつは、これが一番やっかいです。
敷地境界の確認が済めば、仕事の山場は過ぎたといっていいかもしれません。

一般に土地の境界には2種類あって、一つは道路などの公有地との境です。
こちらのほうは官と民との境になるわけで、境界には境界石や縁石が入っていると思います。
もし境界石や縁石が入っていなかったら、官民査定などといわれている作業が必要になってきます。
この官民査定は、当然ながら役所が相手となるので、すぐに対応してくれるわけもなく、時間がかかることがほとんどです。

もう一つは隣地との境で、こちらのほうは民々境界となります。
民々境界のほうは、隣地の所有者との確認作業となるので、官民査定よりも早く済む場合が多いのですが、隣地との間で境界トラブルがあると、どうにもならなくなることがあります。
それこそ、工事どころの騒ぎではなくなって、そのまま工事自体が流れてしまうこともあります。
正直、トラブルがすっきり解決してからでないと、敷地境界付近の工事なぞ出来るものではないですからね。

今回は、官民境界がすでに確定されていました。
また、隣地との境界も、既存のブロック塀をもとに、すんなり確認することができました。
このような場合には、すかさず境界を示すポイントを埋め込むことです。
写真の金属プレートは、民々境界を示すもので、土地家屋調査士さんに入れてもらったものです。
by safetycap01 | 2007-06-07 19:01 | 外構工事 | Comments(0)