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アパートリフォーム 繊維壁のクロス張り 下地処理

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ベニヤを張り終えたら、クロス屋さんの出番です。
とはいっても、いきなりクロスを張り始めるわけではなく、クロスを張れるような状態にするための下準備からです。

まず行うことは、クロスを張る際に、邪魔になる器具の取り外しです。
スイッチ、コンセントのプレート、照明器具などの電気関係。
水周りではタオル掛け、鏡などの小物関係。
場合によっては、扉、手すり、棚板、洗面化粧台、吊戸棚なども外すこともあります。

つまりビス止めしてある器具で、取り外したほうが綺麗にクロスを張れるような器具は、取り外しの対象なのですが、取り外す労力との兼ね合いもあります。
もちろん、あまりにも手間がかかるような場合には、そのままでクロスを張ってしまうこともあります。

以上の作業が終わると下地のチェックです。
下地が不安定な部分はないか、下地が出っ張っている部分はないか、下地が引っ込んでいる部分はないかなどです。
つまり、前工程である大工さんの仕事のチェックになるわけです。
なかなか厳しいですよ。
クロスを張ってしまえば、クロスの凸凹はクロス屋さんのせいにされてしまいますからね。

下地が不安定な部分は、釘やビスであらためて固定します。
下地が出っ張っている部分は、パテでなだらかに処理できるようならば、パテ処理で済ませることもあります。
下地が引っ込んでいるような部分は、おもにパテ処理です。
そして、クロス屋さんで処理しきれないような場合は、大工さんが呼ばれてしまいます。
そうなってしまうと、大工さんとしては恥ずかしい話になるわけです。
by safetycap01 | 2007-03-27 17:55 | リフォーム | Comments(0)