巾木
洋室の床と壁を写した写真です。
床と壁が交わる部分の、壁側に取り付けられている部材を巾木(はばき)といいます。
なお、巾木は幅木とも書き表しますが、webでの検索数は巾木のほうが多いようなので、ここでは巾木と書き表します。
巾木の役割のひとつに、壁の下部の保護があります。
壁の下部は、掃除機、ほうき、モップ、雑巾などで、擦られたり当てられたり濡らされたりしますが、巾木があると、巾木がその役割を負ってくれます。
ということは、巾木は、傷が付き易かったり、付いた傷が目立つようではうまくありません。
思うように掃除も出来ませんからね。
巾木を選ぶ際には、このようなことも考慮に入れておくといいですよ。
一般的に巾木は洋室に付けるものです。
ただ、壁の下部の保護ということならば、保護すべき壁は和室の塗り壁になると思います。
『和室には巾木は付けられないのか?』
じつは付けられますし、実際に付けたこともあります。
もちろん、洋室用の巾木を付けたのではなく、白木で作って取り付けました。
手間と費用はかかりますが、やってみる価値はありますよ。
養生テープは勿論使うんですけど・・
剥離や洗い。ワックス塗布の作業の時も
巾木が無いと大変な作業になってしまいます。
それも木製の巾木じゃなくて、樹脂製のソフト巾木がいいですよね。